今年の10月、さだまさし45周年記念コンサートツアーを長良川国際会議場メインホールで鑑賞してきました。
今年も、ギターやピアノを中心とした一般的なバンド編成に、ヴァイオリンやチェロ、オーボエが加わり、オーケストラのエッセンスを取り入れて奥行きのある音を醸し出す、耳障りの良い楽器編成となっていました。
コンサートのオープニングは、新しいアルバムからの選曲で始まり、その後はさだまさしの往年のヒット曲・代表曲で締めくくるオーソドックスな流れでコンサートが進行しました。
45周年の節目と言いながらも、これだけの年月を重ねると、いまさらに特別な事をやる必要も無く、一年一年を無事に過ごす事が肝要との事です。
そして、今年のトークテーマの中心は、『風に立つライオン基金』についてで、高校生達のボランティア活動への支援を熱く語っておられました。
この夏の震災や豪雨災害などに対して、何ができるのかを考えさせられるトーク内容でした。
今年も安定のコンサートを終えて会場を後にし、FC岐阜のホーム戦終了時の様に南駐車場から出庫したのですが、サッカーの観戦者に較べ慣れていないのか、我先にと出口に殺到します。あちこちでクラクションが鳴り、さも自分が優先であると主張しているかのようです。
せっかくいい音楽を聴いた後なのに、もう少し穏やかな気持ちのなれないものかと思ってしまいました。
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