2022/06/13

6/12_vs鹿児島 王道を行く! ~ホームで快勝~

 
 ホーム長良川の鹿児島ユナイテッドFC戦は岐阜市ホームタウンデーのチケットで今年も観戦させていただく。首位の鹿児島に勝利して昇格戦線に生き残りたい所である。

選手バス待ち

 午後2時のキックオフは厳しい時期になってきたが、前節のホーム戦のような試合の繰り返しは許されない。この1週間でギフは万全のコンディションを取り戻す事ができたのか、今節のイレヴンに期待である。

円陣2022

 前半、一進一退の攻防でスコアレスで折り返すと、後半にゲームが動いた。宇賀神友弥#30のスローインからチャンスを広げて攻め込むギフは...

スローインのチャンスから→

 ...庄司悦大#10のゴールで先制に成功する。ギフに復帰後待望の初ゴールである。

→庄司の先制ゴール!

 今日のゲームのハイライトの一つは、先制されてギヤを入れ替えた鹿児島に同点を許したギフが、宇賀神選手のパスミスから相手に決定機を作られるのだが、松本拓也#21の好セーヴで難を逃れる。

 そして、その宇賀神選手が最後は鮮烈な勝ち越しのゴールを決めて勝利を掴み取る!

7827

 こうして今シーズン最多の観客の前で、誰もが痺れる王道の”ストーリー”が完結した。
 
岐阜 2-1 鹿児島

 次節からのアウェイ2連戦は直上の順位の2チームと対戦、着実に勝ち切って更に上位を目指したい。

「なんそれ!」

 何よりもホーム戦の勝利は、我々サポーターに活力を与えて貰える。それには惜しみない拍手で答えたい。。。

ホームで快勝!






2022/06/06

6/5_vs八戸 振り向けば雨 ~遠すぎた1点~

 
 FC岐阜のホーム長良川でのヴァンラーレ八戸戦は、つゆのあとさきのトパーズ色の風が吹き抜けるナイトゲームである。

岐阜 vs 八戸

 今節からのホーム2連戦、いい形でスタートしたいところ。

「1点取りに行こう!」

 しかし120分戦い切った天皇杯から中3日のギフは、どうしても体の動きや攻守のリズム自体が重く感じた。攻撃のスイッチが入るのが遅きに失する。

CKのチャンス

 ゲーム終盤にようやく攻撃の形が整いだしたのだが、最後の1点が遠い。あと10分あれば仕留められたかもしれないが、であるならば10分早く攻撃のスイッチを入れろ!

岐阜 0-0 八戸

 …負けたわけではない、大丈夫、まだまだこれから… サポーターは皆、そう自分に言い聞かせる。。。




2022/06/03

6/1_vsG大阪 『大阪青春夕焼物語』

 
 「太陽の塔」を見たのはこれが初めてです。幼い頃にあった大阪万博には連れて来て貰えなかったので、できた当時のものは見ていませんが、50余年が経過した塔の姿は今なお圧倒的な存在感でこの大地に根付いている様子です。

Tower of the Sun since 1970

 今にして思えば、先の敗戦を乗り越えた後の日本が、一番勢いがあって成長が実感できた時代でした。コロナ禍の影響だけではない、昨今の閉塞感のある日本を嘆くわけではありませんが、世の中が少しづつ斜陽に向かっている気がしてなりません。

 つくづく自分も年を取ったと感じる。日暮れて道遠しです。

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 まだ誰もいないパナソニックスタジアムに到着。天皇杯2回戦のガンバ大阪戦の参戦は実に3年ぶりのアウェイ遠征である。

Panasonic Stadium in Suita

 J3が主戦場のギフがJ1のクラブと公式戦で対戦出来るのがこの天皇杯、大阪まで遠征する価値のある一戦である。(放送も配信もないしね。)

Team of FC Gifu

 どんなゲームになるのか分からず手探り状態の内に、まさかのギフが2点を先制! これなら行けるかと思っても無理はなかったが・・・

First goal

 徐々に大阪がゲームを理解し、ボールを支配し、ギフを包囲する。

Y. Kashiwagi#42 →

 後半早々に追い付かれると、その後は大阪の洗練されたJ1のサッカーについて行くのが精いっぱいのギフ。いつ失点してもおかしくなかったが、何とか必死でゲームを維持し延長戦へ。

→ Y. Shoji#10

 最後は、僅かなミスも逃さない個の力に屈服させられる。

Oh... Patric...

 J1クラブに完敗すること自体はあり得ない事ではないが、一番の問題は、 2-0 から有効な手が打てず 2-4 で完敗してしまったことである。

 大阪まで観に来る価値のある良いゲームであり、ギフはよく頑張ったとは言えるが、決してそれで終わってはいけない。

G-Osaka 4-2 FC Gifu

 これからはJ3を勝ち上がる事によってこんな強いチームともっと対戦できる。それが楽しみでならない。。。








2022/05/29

5/29_vs長野 追い付いたドローゲーム

 
 アウェイAC長野パルセイロ戦、1-0 と先制してから 1-2 へ逆転されるネガティヴな事象を嘆くより、敗戦間際のアディショナルタイムで同点に追い付いて勝点1を死守したポジティヴな事象の方を評価して次に繋げたい。


 最後まで諦めない、ギフの一体感が強く表れたゲームだった。。。




空想科學寫眞舘 ~シン・ウルトラマン~

 
 空想特撮映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞しました。

流星バッジ (in1966)

 「シン・ゴジラ」がそうであったように、庵野秀明テイストの新訳版として、この令和の時代にウルトラマンの物語を描くとどうなるかを、矛盾なく(?)成立させた作品になっていました。

 お約束のように、「エヴァ」のエッセンスを取り入れながらも、オリジナルへのリスペクトは忘れていません。

 あえて『禍威獣カイジュウ』や『禍特対カトクタイ』への置換など、細かい工夫を凝らし新鮮さを表現しているようです。着ぐるみ感を残したCG特撮は絶妙でノスタルジックな映像美を演出しています。

 ただ、オリジナル版のウルトラマン登場から最終回までを110分で纏めると、どうしても窮屈感があるので、この作品こそ三部作でできたら良かったのにと思ってしまいます。

 例えば「地球飛来篇」、「地球防衛篇」、そして「さらばウルトラマン」とかね。3回に分けたとしても、充分にオーディエンスを惹きつける事のできるコンテンツであるのは間違えありません。

 今回、コロナ禍の影響による公開時期の延期が続き、作品の賞味期間が何気に短くなってしまったような気がして少し残念ではありますが、大ヒット作となっているようで喜ばしい限りです。

 これぞ「空想科學寫眞舘」の王道を行く傑作、このような作品がこれからも増える事を期待しています。。。