2016/10/17

10/16_vs京都 2016京都戦始末記


 あの温厚と思われる吉田監督にして、審判団に詰め寄り、最後にジャッジについて猛烈な抗議をするほどの衝撃的な幕切れで、ギフは勝ち点1を掴み損ねた。最後の最後まで集中力を保てなかったディフェンス陣の甘さもあるのだが、ここに来て受け入れ難い敗戦である。
 

 FC岐阜のJ2リーグ第36節、アウェイ京都戦は、オレンターノツアーで参戦。2011年以来の5年ぶりの京都遠征で当時のリベンジ(京都 3-1 岐阜 2011年最終節)を果たしていただきたいところだった。
 

 手数は少なかったが、ゴールに迫る場面もあった。しかし寸で所で中々シュートまでは持ち込めない。
 

 その代わり、今期初スタメンのGK常澤聡#1を中心に、京都の猛攻を辛うじて抑え込んだ・・・かに思えた・・・!!!。
 

 これで残りは後6試合。19位から22位まで勝ち点差2の中で競り合う。最終節までサヴァイバルゲームが続きそうだ。そして、得失点差のマイナスが突出するギフはかなり不利な状況にあることは間違いない。これからはまさしく絶対に負けられない戦いの連続となる。
 

 落胆するイレヴンに絶句である。
 

 まだ全てが終わった訳では無い。最後の最後、その最後のアディショナルタイムまで、決して諦めるなFC岐阜。






2016/10/04

10/2_vs岡山 『臥薪嘗胆の夜』


 ファジアーノ岡山戦は、フジサワドリームシートでの観戦が許された。しかも、いつもバックスタンドで観戦してるハーフウェイラインの位置である。
 

 イレヴンの息使いさえ聞こえてきそうなベストポジションからキックオフを待つ。
 

 しかし、幸運もこれ以上は続かなかった・・・。

 失点を重ねるギフは、何度も何度もキックオフを行わなければならない。
 

 歴然とした実力差を感じながらゲームオーバーのホイッスルを聞く。冷静になって考えれば、我がクラブはディレクターチェアに深く身を沈めて、ゆっくり観戦できる程の余裕があるクラブではなかった事に、今更に気が付く。
 

 時に喜びに満ち、時に絶望に苛(さいな)まれ、それでも最後まで走り続けろFC岐阜。 



2016/09/25

9/25_vs山口 『勝ちは勝ち』


 アウェイ山口戦は、前半立て続けのオフェンスで連勝を飾る。惜しむらくは終了間際の2失点で得失点のマイナスを減らしきれなかった事か。

 この調子で降格圏内との勝点差を広げて行こうFC岐阜。







2016/09/20

9/18_vs愛媛 ホーム快勝に沸く! ~オマケ付き~


 降りやまない雨の中、ホーム愛媛戦に参戦。メインスタンドの大屋根の下には多くのサポーターが集まった。
 

 愛媛FCに移籍した深谷友基#22、ギフへの思い入れは残したままである。
 

 今日は、『緑のサイリウム』を振って、ギフの勝利を引き寄せる。
  

 今節はバランスのとれたスタメンで勝ち点3を狙いに行く。今日勝てなければ、いよいよ後が無い。
 

 前半立ち上がりから、ゲームは大きく動く。相手CKからの失点や直後のレッドカードで、雨のメモリアルは不穏な空気に包まれる。

 一人多いギフは、後半に底力を見せた。ポジション取りを重視した阿部正紀#2の動きが功を奏し、左サイドからのセンターリングのこぼれ球をジャストミートし同点ゴールのネットを揺らす。

 その後はボールを支配しながらも追加点が上げられなかったが、アディショナルタイムに入ってからのラストチャンスのコーナーキックで、レオナルドロシャ#10のインスイングのボールが、キーパーのグローブを掠(かす)めて直接ゴールに吸い込まれる。

 最近のサッカーゲームを観戦している中で、コーナーキックを直接ゴールするシーンを久々に見た気がする。やはり、ラモス前監督も認めた背番号10は只者(ただもの)ではなかった。
 

 勝利を確信したベンチは歓喜に踊る!
 

 こうしてギフは、実に半年ぶりのホーム戦の勝利を飾る。度重なる『1-1』の既視感(デジャヴュ)を払拭し、漸くにして待ち望んだ結果を招来することができた。 
 


 突如、勢いを増した豪雨の中、『FCギフコール』はいつもでも続く。
 

 この結果、順位そのままの20位ではあるが、下のチームとの勝ち点差を広げることができ、19位の讃岐の尻尾を掴むことができた。この勢いのまま、次のアウェイ山口に乗り込んで行こう。


  最後は欣喜雀躍のイレヴン、何度でも繰り返し見たいシーンである。





 -追伸-

 
 翌9月19日は、大垣浅中公園球技場にて、大阪産業大学との練習試合が行われた。昨夜のスターティングメンバ―以外の選手がほぼ全員ゲームに出場する。1-0で試合終了の後、時間を掛けたミーティング・反省会・意見交換・・・が更に45分ハーフで続いた。今迄になかったチームの結束を重要視する一場面である。ここからは全スタッフ一丸となって、J2残留を勝ち取らなければならない。





2016/09/12

9/11_vs千葉 『危急存亡の秋(とき)』


 試合前の鷹揚(おうよう)な光景は、まるで夢のようである。
 

 されどホーム千葉戦は、何ら語るべき言葉も無い、明らかな完敗であった。
 

 後半の中盤までは無失点で凌げたのだが、終盤に入って足が止まってから、決められる場面では、確実に決めて置く決定力とゴールへの執念。これが出来る千葉と、出来ないギフの差は極めて大きいと言わざるを得ない。
 

 今日の様なちぐはぐな攻撃では、どんなチームからも得点できそうにない。厳しく守って、後半に攻撃のシフトチェンジして攻め上がるギフのパターンが今日は鳴りを潜める。相手がスカウティングしてきている中で、その守備をどう崩して行けるか、難しい課題を克服して行かなければならない。次なる深慮遠謀をめぐらす必要があるのだろう。
 

 翌週もホーム戦が続く、そしてそれは絶対に勝たなければならないホーム戦なのだ。