2012/12/31

冬の金沢紀行


   ()りに()って、この寒い時節に石川県金沢市を訪れた。


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   岐阜から「特急しらさぎ号」で金沢駅まで2時間半あまり、冬の城下町「金沢」に到着する。写真は米原駅での「しらさぎ号」。


   市内観光後の、今日のお宿は「浅田屋」旅館。我々一行には不釣り合いな高級旅館のようである。


   内線電話まで凝っている。


   そして、メーンイヴェントは翌朝に待っていた。

   日本三名園の一つ「兼六園」を巡る、「長町武家屋敷通り」界隈は見事な雪景色となった。周知のように、兼六園と金沢城跡も世界遺産登録を目指す文化遺産群の一つである。



動画は、兼六園紀行映像をお届けする。




   さて、2012年も大つごもりとなり、我らがFC岐阜には大変有難い支援のニュースや、ギフにしては異例の早さで2013シーズンの新ユニフォームが発表されるなどポジティヴな話題が先行している。

   そして、年明けには2期目を迎える行徳体制の組閣も発表されるだろうし、ユニフォームスポンサーの動向も気になる所。しかし、一番気になるのはどのレヴェルまでの戦力補強が実現できるのかである。今から新たな選手の入団発表を楽しみに待つこととしよう。

   来年も、FC岐阜に係わる全ての人々にとって良い年であらんことを願いたい。


がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/12/24

FC岐阜サンクスフェスタ2012


   12月も後半、続々と契約更新選手の発表がある中、「FC岐阜サンクスフェスinマーサ21」に参戦。岐阜フットボールクラブとしての今年最後のイヴェントである。


   いつものように、「FC岐阜後援会(オレンターノ岐阜)」と「FC岐阜公式ファンクラブ2013」の更新手続きを済ませる。後援会の会員証のデザインは信長バージョンを選択した。


   株式会社日本一ソフトウェアの人気キャラクター、プリニーが来場。来年はこう言った企業名がユニフォームのどこかに掲載されると大変嬉しい。


   今年のMCはギフのスタッフが担当、「内輪で、こじんまり」感が満載である。


   ゲストは、ギフで一番饒舌な村尾龍矢選手と、最も寡黙と言われている地主園秀美選手。今年は怪我に泣いた二人であったが、その分を取り返すくらいの来年の活躍を期待しよう。早くも来年の背番号が決定(?)したようである。


   動画では、来年への抱負を語る。




がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/12/07

Go for 2013 Season ~練習場 編~


   木曽川河畔の笠松町江川運動場付近に整備される「岐阜フットボールセンター」(仮称)の工事進捗状況を視察した。


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   12月7日現在まだ更地であるが、ここに建設される人工芝のサッカー練習場や付属するクラブハウス等を、概ね平日にはFC岐阜が優先的に使用できるようである。

   笠松町が公告する工事入札書には天然芝補修工事も含まれているようなので、ギフもこの天然芝を使わせていただければ練習内容にもバリエーションが広がり大変有難いことである。


   今までは、数多くの練習施設を借りて行っていたのだが、今後はナイター設備のある笠松町のこの施設を主体に、岐阜市の北西部グランドとで、集中的に練習することができると思う。


   クラブハウス等のホスピタリティが充実していて、練習後のフィジカルケアや体調管理が格段に改善されると更にいい。


   そして練習終了後は、あの観覧車に乗ってリフレッシュとか。


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2012/11/29

練習見学

『木枯らしに抱かれて』



11月某日の練習試合、北西部グランドに参戦。

   もう始まっている2013シーズン、アブダ#32、ダニロ#35のツゥートップで60分ハーフの練習試合がキックオフされる。


   新たな背番号もちらほら。


   師走の声を聞けば、具体的な情報が発信されるだろうか…。

   久しぶりに120分の「ゲーム」を観させていただいて、ありがとう。(礼)




2012/11/20

2012シーズン総括


VIRIBVS VNITIS ~コンテンツとしてのFC岐阜~



   FC岐阜、2012シーズンの戦況は、残念ながらJ2残留を果たせるかどうかの戦いに終始してしまった。

   昨シーズンの成績を踏まえ、積極的な補強があったとはいえ、冷静に分析した個々の実力と、それも統率する新監督のクラブチームがいきなりリーグ上位には食い込めないのは必然であろうと思う。

   それでも、(余りにも悪すぎた昨シーズンと較べると)格段に楽しめるシーズンにはなった。プレシーズンマッチでジュビロ磐田に勝利したあたりは今年こそやってくれると独りごちるほどだった。

   ただ独自集計したFC岐阜2012戦績を見るまでもなく、得点力不足は否めない。さらに、シーズン序盤はディフェンスが未完成だったので、自ずと勝ち点が積み上げられなかった。

   そんな状態が続く中でも、第18節以降は一度も最下位に落ちずに済んだのは、ギフの他にいわゆるボトム4と呼ばれた「富山」「鳥取」「町田」が同じような成績で推移した結果であろう。

   シーズン中盤から、徐々に零封するゲームが増え、後半では2年ぶりの連勝をすることができた。(このことが話題になる様では寂しい限りである・・・)

   そして、ディフェンスが安定したことにより昨シーズンより劇的に増えたのが「引き分け」の数である。これによる勝ち点1の積み重ねが最後に町田を振り切った要因ではないかと思う。

   紆余曲折があったのだろうか、最下位のギフを選んでくれた新キャプテンの経験値が若いギフのイレブンにも刺激になってくれたのだろう。服部年宏#6の全試合フル出場は称賛に値する。

   また、ギフの発展途上の環境下で指揮を引き受けていただいた行徳監督には、分かっていたとは言え、要らぬ苦労が多かっただろうと思う。是非、複数年の契約更新をしてこの環境改善にも取り組んでいただきたい。(来季も宜しくお願いしますと付け加えておこう)

   2012年のFC岐阜を語る上で避けて通れない問題がある。経営の問題(=クラブライセンスの問題)はギフの越年の課題であったが、今年の経営陣総入れ替えの大なたが最終的にいい方向に動き出したのは皮肉としか言えない。

   「クラブライセンス」を振りかざすJリーグ中枢部と、意見の齟齬(そご)があったとしても、ギフの恩人であり、引いてはJFA発展にも大きく携われた今西和男氏に対する今回の措置は、あまりにも儀礼を欠き残念でならない。

   ただ、薫田新社長の手腕による経営改善策やスポンサー獲得が功を奏し、成績面でもギフはJに残った事実は変わりない。西濃地区を含む岐阜県全体のスポンサードが確立することにより安定した経営と負債解消が成されればギフはもっと強いクラブへと進化できることだろう。

   その為にも、岐阜県における「FC岐阜」を一サッカークラブとしてだけでなく、岐阜県や地元企業の発展の為のPRができるコンテンツとしてさらに熟成して行く必要があるのだろう。FC岐阜SECONDの活動が存続される見込みとなったことでも、さらに地域密着の展開を拡大することができる。

   今こそ地域全体で「一致団結して」FC岐阜をサポートする、そんな次に段階に入ったのである。


がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!