消化試合と化したFC岐阜のJ2最終戦、既に目標を失ったチームは何の感慨も無く、今日も淡々と失点を重ねる。失点を重ねるごとにチームのバランスは崩れ、選手間がバラバラになり、また失点を繰り返す。
正にギフのシーズン後半戦の戦い方を象徴するゲームで最終戦敗退となってしまった。最後は塚川孝輝#38のヘッドで何とか1得点を奪う事はできたが、1-5のリザルトで有終の長い笛を聞く。
*
*
*
この笛によって、FC岐阜のJ2での12年間が静かに終わりを告げる。
ただ、監督や選手たちはずっとギフに携わっていた訳では無いので、本当の意味でこの12年間の重みを感じ取れるのは、クラブ発足以来ひたむきに応援し続けてきた一部スタッフや我々サポーターの方なのかもしれない。
サヨナラ J2! 甘言を弄すわけではないが、よしんば事態が好転し最善の結果を受けて、2021年シーズンには再び相まみえん事を切に願うものである。