2019/05/07

5/5_vs琉球 前田の嗅覚、永島の醒覚。


 連休真っ只中の長良川競技場、FC琉球との初対戦に参戦。陸上競技との併催で、キックオフ1時間前でも入場者の行列は長く続いていた。
 
入場待機列

 今回もJ2降格エリアを彷徨(さまよ)うギフ、このホーム2連戦で着実に勝点3を積み上げて一つでも好順位を取り戻しておきたい所だ。
 
岐阜 vs 琉球

 ディフェンスラインに柳澤亘#22が復帰し、前線は前節と同じく若手の起用で得点を狙いに行く。まだまだ誰にでもチャンスが与えられる状態であって欲しい。
 
ST XI

 前半には琉球のテクニックに手こずり、またしても先制点を許してしまう展開となったが、何とか最小失点差で凌いだギフは、その後半に勝負を仕掛けて来た。

 後半10分に山岸祐也#9の投入で前線を活性化し、更に後半20分に登場した前田遼一#11が前線でタメを作る。そして、この前への原動力がギフのストライカーに鮮烈なゴールを呼び込む! 遂にギフの令和初ゴールが前田のヘディングシュートから生まれる!
 
ギフのチャンス

 この勢いを引き寄せたギフは、後半30分に交代した永島悠史#28の覚醒のシュートで『令和の大逆転』に成功する。
 
ゴールの歓喜

 かつての「長良川劇場」を彷彿とさせるスタジアムの盛り上がりの中、ギフは最後のアディショナルタイムを冷静に守り切り、9試合ぶりの3勝目を手にする。

 ホーム戦での勝利は、今や何ものにも代えられぬ喜びの一つとなっている。
 
岐阜 2-1 琉球

 今回の万歳四唱も動画に留めて置きました。






2019/04/28

4/28_vs栃木 追い付いてドローゲーム


 パスサッカーを標榜するギフだが、今日の得点シーンはドリブルで切り込んでのクロスを鮮やかなボレーで決める! この辺りに不調を抜け出す突破口があるような気がする。

 今のギフに足りないのは緩急を付けるサッカー、パスを回しているだけでは得点にならなかった事にもう気付いてくれるだろう。

 次節から大事なホーム2連戦、今日のようなゴールシーンの量産を願おう。



2019/04/21

4/21_vs水戸 『夜明け前が最も暗い』


 決定的に悪くは無かったが、それでも結果が全て。点を取るための最後の1コマに執着や執念みたいなものが、相手のそれに劣っていたように思える。

 勝ち方を知っているの水戸は、スーパーゴールの後には狡猾にも大人のサッカーを仕掛け、首位を堅持してアウェイ戦を終える。

 片やギフは早くも長いトンネルの中、ゴールが奪えない限りそこから抜け出す事が出来ない。このままのサッカーを続けて結果がついてくれば良いのだが、いつまでもみんなが待っていてくれる分けでは無い事は誰もが知っているはずである。


 夜明け前が最も暗いと言う、今のギフは最も暗い、ならば後は夜明けを待つだけか。






2019/04/14

4/14_vs長崎 『岐阜の雨を、富山で憂う。』


 出張中、ホーム長良川競技場の長崎戦はJリーグのテキスト速報サイトでながらにチェックし、状況を把握する。そしてあの後半の惨憺(さんたん)たる文字列を目の当たりにして消沈する。

 互いに調子の上がらないチーム同士に対戦だったが、昨年J2リーグ20位と昨年J1在籍チームでは、力の差は歴然と言う事か。

 過ぎた事はどうにも出来ないが、ここからどう立て直すのか、如何にして巻き返すのか、そこに注視して次節を待とう。
 
「速報!サッカーEG」より

 また、長い一週間になりそうだ・・・。




2019/03/30

3/30_vs京都 Are you Aihara? ~彼の名は、粟飯原尚平。~


 FC岐阜のホーム京都戦は、ゲーム開始の時間帯に合わせる様に雨が降り始める。

 前節の横浜FC戦の敗戦を受けて、大木監督はスターティングメンバーの微調整に着手する。そろそろチームに戦術が浸透し、収斂(しゅうれん)しつつある頃だろう。
 
ST XI

 彼の登場はやおら訪れる。ギフの大学卒業ルーキーに今年もハズレはなかった。シュートを撃て!の指示を忠実に守り、ビハインドの後半終了間近に鮮やかな同点ゴールを決める。これで誰もが『粟飯原#24』の呼び名を覚えてくれる事だろう。
 
粟飯原尚平#24

 フレデリック#8も遂にベールを脱ぐ。残り時間十数分でその存在感を見せてくれた。代表クラスの片鱗を覗かせて、次への期待が高まってくる。
 
フレデリック#8

 今日勝って目標の6試合/勝点10は叶わなかったが、未だホーム戦負け無しでJ2中位を保っている。今年の新戦力が結果を出しつつある中で、チーム内での競争意識が原動力となって、もっと上を目指す事が出来るだろう。
 
CKのチャンス

 1-1の同点で試合終了を迎え、暫し黙(もだ)するも、やがてサポーターは暖かな拍手で選手を迎え入れた。惜しいゲームだったが、いいゲームでもあった。
 
岐阜 1-1 京都

 駐車場にて、痛み分けの京都サポにお疲れ様でしたと一声掛けて、雨のおぶさパークを後にする。