2016/03/27

3/26_vs水戸 一路順風 ~疾風の三連勝~

 
 連勝中のFC岐阜、今節は水戸ホーリーホックとホーム戦、桜の咲き始めた長良川競技場に参戦する。
 

  サッカー観戦には絶好のコンディション、風が吹くとやや肌寒いが、ピッチレヴェルの選手たちには最高のパフォーマンスが期待できる時期である。

 プレイヴェントを周って、今日はホームタウンデーの『美濃加茂やきそば』をおいしくいただいた。
 

 



  さて、開幕から4節が終了して2勝2敗と立て直してきたFC岐阜、このいい流れを継続すべくスターティングイレヴンはセオリー通りに前節を踏襲する。
 

 前半、幾分水戸が押し込む形でゲームが進行する、初めて笛を吹く主審は実直かつシビアに、手を使った選手同士の攻防をファールで止める。始めはそれがギフに不利に働いたようで、瀧谷亮#36にとっては窮屈な展開に追いやられた。結果、ボール保持率では水戸に軍配が上がるが、ディフェンスの意識に重点を置くギフの脅威には成り得なかった。

 そして前半終了間際に、そのレフリーのジャッジメントがギフに味方したのか、ペナルティーエリアに蹴り込まれた水野泰輔#28のセンターリングをレオミネイロ#33がオーバーヘッドシュートに体制を傾(かし)いた時、水戸のDF植田龍仁朗#5の手が掛かって倒したとしてPKの判定となった。水戸にとっては厳しいジャッジではあるが、連勝中のギフには運も味方してくれるようになった。

 試合後のインタヴューでみんなで勝ち取ったPKであると語ったレオミは、ゴール中央に豪快に蹴り込み、2試合連続となる待望の先制点をもぎ取る。
 

 後半、懸念材料は、ディフェンスのアンカーとして存在感を示す田森大己#15が負傷によってアイソレーション化し途中退場となってしまったが、次節まで影響する程の怪我の状況なのか心配である。

 そして残り時間を10人で守り切ったギフは、見事に『勝った!!』。
 

 こうしてギフは3連勝で、順位を8位まで上げる、プレイオフ圏内にもうすぐ手が届く所まで来たという事は望外の喜びである。この流れを切らさずに次のアウェイの連戦でも着実に勝ち点を重ねていただきたい。
 

 今回の1分間動画は勝利インタヴュー後のレオミと、高木義成#21二人での万歳四唱のシーンをお届けする。尚、個人によるJリーグの試合中の映像を、無断でウェブ上へアップロードすることは禁止となっています。










2016/03/15

3/13_vs北九州 ウノゼロ ~ギフの初勝利~

 2016年シーズンの開幕2戦は完全にスルーして、第3節ギラヴァンツ北九州戦ホーム長良川競技場に参戦。
 

 開幕からの2試合は、我々の様な古参で穏健派のサポーターでさえも怒髪天を衝く様な屈辱的な敗北を重ねたFC岐阜、負けることが即(すなわ)ち観戦をやめる理由にはならないが、むしろ調子の上がらない時こそ必死で応援しなければならないとは言え、心中穏やかではいられない日々が続く。
 

 連敗してもスタジアムに足を運ぶ、それは献身的なサポーターの理屈で一般のライト層のサポーターやファンには通用しない!
 

 この状況でも、我々は覚悟を持って応援し続けるが、クラブとしても覚悟を持った対応が望まれるところだ。


 さて、必然的に第3戦目もラモス監督はスターティングメンバーを変更して来る。そして結果的にはそれが功を奏し、前節までとは見違えるゲームを演出して勝ち点3を手に入れた。
 

 一言で攻守のバランスが取れていたからと言われるが、そこには必ず個の力が介在しなければ勝ち上がれないだろう、今日のゲームでは高木義成#21の度重なる好セーヴ然り、田中パウロ淳一#7のドリブルでの切り崩しやレオナルドロシャ#10のゴール前でのシュート感覚、それらの能力が発揮されたこその初勝利である。
 

 今日の出番は残念ながら無かったが、難波宏明#24を中心にサブも含めた選手全員が輪になって躍る。それはサポーター同様にモヤモヤしたやり場の無い閉塞感を一気に振り払うようであった。
 

 2016シーズン、FC岐阜の初勝利は価値あるウノゼロのスコアから始まった。
 




2016/02/26

2016 開戦前夜


 J2リーグ開幕直前の最後の公開練習、北西部グランドに参戦。
 
 9時からの練習であるが、最初の30分間は『クラブハウス』でのミーティングからスタートする。
 

 紅白戦ではいつにも増してラモス監督からの檄が飛ぶ!一人ひとりの細かなポジショニングの修正やボールを貰うための動き出しについて指示を送りながらも、1対1では絶対にまけるな!と、声を荒げる。

 キーパーを置いてのシュート練習は、納得のいくまで何度の繰り返し行われた。今日の練習でできなければ、本番のゲームで出来るわけがない!監督の言葉が選手の集中力を高めて行く。
 

 そして明日は敵地へと移動する。開幕戦までのカウントダウンタイマーが動き出し、いよいよラモス監督にとっては総決算となる運命のシーズンが幕を開ける。
 


〈2016シーズン J2リーグ開幕戦〉
FC岐阜 vs ザスパクサツ群馬

キックオフまで、あと ►►► 


2016/02/22

2016_PSM_参戦


 J2リーグも開幕直前、ギフはヴィッセル神戸をホーム長良川に迎え、プレシーズンマッチを戦う。2016シーズンのラモス監督の戦術が初披露される長良川競技場には3千余の観客が駆け付ける、もう開幕まで待てないサポーター達は各々に怪気炎(かいきえん)を上げる。
 

 バックスタンドや施設のアメニティがアップグレードされたメモリアルは、観戦する側にも配慮が行き届いてきた。残るはピッチの芝が緑に色づくのを待つのみである。

 敗戦の結果を然程(さほど)気にする必要は無いかもしれない、寧ろそれぞれのポジションに競争意識を与える選手交代によって、90分の間、高いモティベーションを保ち続ける守備陣形や攻撃の活性化が期待できる。
 

 試合終了後は、解放されたピッチレヴェルまで降りて行く。
 

 ファンサービスに託(かこつ)けて、エヴァンドロ#9に写真をお願いした。恐らく今シーズンのブラジルトリオは、前線で創造力のある連携を見せてくれることだろう。
 

  明治安田生命J2リーグは、2月28日に開幕する。










2016/02/01

FC岐阜クラブハウス落成


 2016年1月30日、待ち侘びたFC岐阜の「クラブハウス」がお披露目された。

 このブログでは、ギフの『トゥモローランド』と称して追い続けてきたクラブハウスは、ここ岐阜市スポーツ交流センターの一角に、専有エリアを設けていただき、一般の方とトレーニングスペースを供用する形で運用が開始される。
 

 北西部グランドでのトレーニング前後のフィジカルケアは、これで格段に向上することになる。

 今後、更に天然芝ピッチが北西部に増設され、使用頻度が増えることになれば、ホームでの練習環境は申し分の無いものになるだろう。
 

 こうして、FC岐阜の歴史がまた1ページ更新される。