少し肌寒いナイトゲームとなったホーム愛媛戦、長良川競技場に参戦。愛媛から駆け付けた「一平くん」は、ギフ色の緑の肌から脱皮して青色で登場。
この時間になっても、まだ北西からの風が強く、ゲームに少なからず影響を与えそうである。
再び最下位に転落したギフ、誕生日を迎えた恩田社長の為にも、もちろんファン、サポーターの為にも、何より自分たちの為に是が非でも勝利が欲しいところである。
そのゴールは、久々の先発となった難波宏明#24から始まった。
電光石火のゴールは、前節ヒーローになり損ねたレオミネイロ#33に続く。高地系治#6からの絶妙なラストパスを落ち着いてゴールに流し込む。
ペースを握った前半に較べ、後半に入って愛媛の細かいパス回しに翻弄されるギフは、またしても相手のセットプレイから1点を献上する。
しかし、その後は長い長いアディショナルタイムを凌ぎ切って、見事に勝ち点3を手中に収める。
貴重なホームでの万歳四唱である。
最近、頻繁にバックスタンドのサポーターまで挨拶にこられるラモス監督、この勝利はさぞかしホッとされた事だろう。次は1週間の間隔が空くので、充分な準備と体制の立て直しができる事だろう。
最下位を脱し、次は降格圏内から少しでも上に這い上がらなければならない。選手全体のフィジカルをケアしつつ着実に上を目指して貰いたい。