FC岐阜は、予期せぬ2週間の活動休止を乗り越えて、4月21日のアウェイ鳥取戦に臨みます。コロナ禍のJ3リーグではギフにとって14グラブの他にも、もっと大きな「見えない敵」と戦わなければならない事を忘れてはなりません。
ミッドウィークのナイトゲームはDAZNで観戦、新しい選手をスタメンに起用するなど、まずは安間監督の危機管理能力が問われるゲームの立上がりでした。前半のキックオフ、やはり攻撃面では連携の乱れが散見されましたが、守備面では鳥取にボールを保持されるものの決定機は許さない安定感があります。甲斐健太郎#4のキャプテンシーが光りました。
そして勝負の後半、川西翔太#10ら本来のレギュラー陣をタイムリーに投入し、攻撃のスイッチを入れたギフは、吉濱遼平#41のFKで先制し、そのままの堅い守備で逃げ切りアウェイ戦で勝利を飾ります。
これで負けなしの3連勝、順位を2位まで戻しました。この活動休止明けの困難な状況の中では最良の勝ち方をする事が出来たと思います。正に理想的な復活戦となりました。安間監督を始めとするギフの選手とスタッフの短期間における適応力と対応力は賞賛に値します。
次節、強豪富山とのアウェイ戦も勝ちきる事が出来れば、盤石の首位復帰となる事でしょう。