2022/04/27

久方振りの練習見学

 
  実に3年振りに練習見学に行くことが出来ました。

円 陣

 以前は、平日の休みの日に都合が付けばいつでも練習見学には行けたのですが、このご時世では年に数回クラブが設定された日に、申請しなければ参加する事の出来ない希少なイヴェントになってしましました。

柏木キャプテンの挨拶

 ここでは練習する選手がランニングを始めると、グランドの芝や土の匂いをすぐそばで感じることが出来ます。久しぶりに懐かしいその匂いをかいで練習場に来た事が実感出来ました。

サポーターに向けて

 ギフの練習は濃密で選手個々のモティベーションも高く、観ていても期待が抱けるものでした。次の一戦に向けて万全の準備を整えていただきたい所です。

ランニング

 まだまだコロナ禍の状況が収束しない中でも、何とか練習見学が出来る事は有難い限りです。クラブ側の配慮に感謝しつつ、この状況が早く改善する事を願います。

ボールの或る風景


 頑張れ!FC岐阜!!




2022/04/17

4/17_vs松本 無風の長良川 ~2勝2敗1分~

 
 2022シーズンの明治安田生命J3リーグも開幕から第6節を終え、各チームの戦い方や戦力、互いの実力差など、そろそろリーグ戦の傾向が見えて来る頃である。

 そんな中でFC岐阜は、ここまで未消化試合があるとは言え、順位は9位、目標としている試合数×2の勝ち点獲得をクリア出来ずにいる。今のJ3全クラブの戦力からすれば、いわゆる『中の上』あたりか?

 実力と経験を備えた選手のラインナップには成功した。ただそれは勝利への必要条件ではあるが、それだけでは充分条件とまでは言えない。

 対戦相手に係わらず、一貫してゲームを支配し相手を圧倒するだけの戦術と連携が未だに不充分なのだろう。

 今シーズンこそはと期待値が高かっただけに、この段階での2敗目の衝撃は決して小さくはない。ギフを取り巻く空気感に多少の落胆の色が見え隠れする。

岐阜 1-3 松本

 さてここから三浦監督はどんな手を打ち、小松社長はどう動くのか、ギフには2週間の猶予が与えられている。。。





 ありがとう竹田忠嗣さん

#俺たちのタダーシャ

 それからビクトル

ビクトル#21





2022/04/11

4/10_vs富山 10日間の憂慮 ~逆転のアウェイ戦~

 
 4月1日の活動停止から今日の実戦までの期間は、FC岐阜若しくは三浦俊也監督の危機管理能力が試される緊迫の10日間だった。

 果たして2週間ぶりのリーグ戦となるアウェイ富山戦に臨むギフは、一旦は先制を許すも、少ない決定機を確実に決めて3-1のスコアで、逆転勝利による今季2勝目も上げる事が出来た。


 勿論今節の勝因は、スターティングメンバーに初めて名を連ねた新たな6選手が、前節までのレギュラーメンバーと遜色の無いパフォーマンスが発揮出来た事と、ギフの一貫した戦術をブレる事無く実行できたからに他ならない。

 しかしそれ以前に、コロナ禍での不測の事態を想定し、緊急時の戦力確保を前提とした布陣を揃える事に尽力したフロント側の先見性の勝利であったかもしれない。

 正しく昨シーズンは、夏の休催期間に発生したコロナ感染によるチームの活動停止によって、それ以降チームのバランスが崩れ、後半のリーグ戦に失速しJ2昇格圏内に手が届かなかった苦い経験がある。

 その同じ轍を踏まない為の必要充分な対策が見事に功を奏した。この勝利は今シーズンのギフを占う節目の1勝になると思える、次節の連勝に繋げる為に大きく勢いを付ける事が出来るだろう。

 またこのゲームを締めるに当たって、ベテランから若手への選手交代がスムーズに行われるシーンが観られた。ギフの次代を見据えた競争が着々と進行している証である。これはFC岐阜が目指している先にある目標が、いよいよ我々と共有できるものになったのだと感じる。

 今サッカークラブとして着実に成熟して行く過程を体感できると言う事は、一人のFC岐阜サポーターとして喜ばしい限りである。。。

 


2022/03/27

3/27_vs沼津 停滞するアウェイ戦 ~染矢一樹のFKに泣く~

 
 不思議なもので、大半のメンバーが入れ替わったと言うのに、調子の上がらない下位チームにまんまと足元をすくわれる、ギフの悪しき体質は今も顕在の様だ。

 今シーズンは、今日のようなゲームを如何に無くして行くかが、J3優勝或いはJ2昇格の為に克服しなければならない最大の命題である。

 気の緩みは無いのだろうが、気が緩んだように見えてしまうのは、少なからず気の緩みがあったと言う事なのだろう。



 次の日曜日まで、長い一週間になりそうだ。。。





2022/03/20

3/19_vs愛媛 蹴春到来! ~ホーム開幕戦に沸く~

 
 思えば近年になく辛く苦しい1年から何とか脱却する事が出来た今年は、劇的に新化した2022シーズンのFC岐阜を追い続けながらも、少しスローダウンして出来得る限り穏やかに生きて行ければと願う。

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 さて、蹴春しゅうしゅんの訪れを告げる暖かな日差しの降り注ぐ長良川競技場に、今年も多くのサポーターが参集する。

 前節の開幕戦はドローゲームだっただけに、否応なしに高まる初勝利の期待を胸に、間もなくギフのホーム開幕戦がキックオフされる。

長良川競技場にて

  屋台村からは今シーズンから新加入の、中華料理「しょうりゅう」さんの飛騨牛すじわさビーフをいただく、味噌味で煮込まれた牛すじが絶品で、試合前の腹ごしらえには丁度いい。

「しょうりゅう」より

 ホーム開幕戦の相手は、J2の20位から降格してきた愛媛FC。20位は例年であれば降格しないクラブである為、充分J2レベルの実力を兼ね備えており侮れない対戦相手である。

岐阜 vs 愛媛

 今節のスターティングメンバーは、前節に引き続き多くの新加入選手が名を連ねる。この組み合わせでスタートダッシュを目論む三浦俊也監督、まずは初勝利で結果を出したいところ。

ST XI

 果たして、主導権を握りゲームをコントロールする事は出来るか。新化したFC岐阜のホーム開幕戦が始まる。

円陣2022

 そして開幕戦の緊張感は、開始5分であっけなく解放された。

 宇賀神友弥#30のゴールで、長良川競技場は一気に最高潮に達する。新加入で取り分けビッグネームである宇賀神選手による初ゴールは、色々な意味で今後のFC岐阜に齎される影響は大きいだろう。

ファーストゴール

 前半順当にゲームをコントロールするギフは、30分に畑潤基#39の追加点で最良の試合運びで折り返す。

 後半、愛媛の攻撃に後手に回る場面もあったが失点を許すまでには至らず、再び83分の畑選手の2点目でゲームを決定付ける。

畑淳基#39

 前線でボールを奪取し、GKとの1対1を制した鮮やかなシュートは、このゲームの掉尾ちょうびを飾る見事なゴールとなった。

岐阜 3-0 愛媛

 FC岐阜の試合を終始余裕を持って観られる、これは今までにそれ程多くは無かった現象である。これが2022シーズンのFC岐阜のあるべき姿と言うのであれば、この上もなく嬉しい限りである。

 最後の円陣で全選手・スタッフが喜びを爆発させる、おそらく今後のホーム戦でも幾度となく繰り返される光景となるだろう。

初勝利の歓喜

 宇賀神選手らの力を信じれば、J2復帰、更にその上を目指す事も夢では無い、そんなホーム開幕戦でした。。。

宇賀神友弥#30