2017/05/07

5/7_vs大分 ゲームチェンジャーに期待


 今日のギフは大分相手に前半から五分以上の戦いを見せてくれた。圧倒的なポゼッションを生かして何度もゴールに迫るが、フィニッシャーが現れずに前半が終了する。

 どんなにゲームを優位に保っていても、ミスからの失点はいただけない。その悪い流れで2点目を献上し劣勢に立たされる。

 しかし、山田晃平#22投入後はサイド攻撃から活路を見出し反撃に出る。相手のクリアミスで1点返した後は怒涛の反撃を見せるが、あと一歩及ばず試合終了のホイッスル。ギフはホームで痛い敗戦を喫した。
 

 負けたとはいえ、終了間際のスタジアムが一体となった盛り上がりはホームゲームならではの醍醐味である。

 リードされてもなお、ゲームを諦めず最後まで戦い続ける姿を今後も見せてくれ。苦しい時にこそ流れを変えるゲームチェンジャーの登場に期待しよう。
  



2017/04/30

4/29_vs金沢 『帰ってきたヘニキ』 ~ゴール際のインシデント~


 雨上がりのホーム長良川、ツエーゲン金沢戦に参戦。突然の雨は体感温度を少しだけ押し下げた。
 

 ゲーム前には『ゲンゾー』と『ミナモ』のPK対決。動きやすさが相まって、ミナモの圧勝となり、いいムードでゲームに入る。
 

 スターティングメンバーが固定できてきたギフは、今日もゲームをコントロールして行きたいところ。
 

 しかし前半立ち上りは金沢のプレッシャーに押され危ない場面が続く、相手のフィニッシュの甘さに助けられ失点こそないものの、悪い流れでゲームが推移する。

 そんな中、ワンチャンスを確実にモノにすることができた。絶好の位置からのFKを、入念に打合せして、正に練習通りのパフォーマンスを出すことができた。絶妙な駆引きからの庄司悦大#10のシュートでほぼほぼゴールだったが、相手GKが弾き出したところをヘニキ#27のヘッドでとどめを刺す。帰ってきたヘニキ、今度こそはの初ゴールである。
 

 先制点を奪った後は、ギフのポゼッションが徐々に高くなり、追加点は奪えなかったものの、危なげなく逃げ切ることができた。名古屋戦、湘南戦でできなかったことが、少しだけ進歩したと言う事である。
 

 こうして、4月を負け無しで終えたギフは10位まで順位を上げることができた。大木監督の提唱する面白いサッカー、ワクワクするサッカーが、いよいよ勝てるサッカーになってきた。
 

 次節、中3日のアウェイ群馬戦も連勝の勢いまま勝ちに行きたいところである。1桁順位に到達した後は、プレイオフ圏内がギフの次のメルクマールになる事だろう。何とも頼もしい限りである。




2017/04/09

4/8_vs水戸 ギフの瑞相 ~ホームで開眼~


 待っていたのは雨予報の週末、ホーム水戸戦、長良川競技場に参戦。監督自らが排水作業のローラーを押してピッチの整備に当たる。ギフのパスサッカーを具現化するには、雨の長良川は軟弱すぎるようだ。
 

 前半、その雨の泥濘(ぬかるみ)に阻まれ、ギフのパスが回らず今までの様なポゼッションが影を潜める。何とか水戸の裏への抜け出しに辛抱強く対応し0-0で折り返す。
 

 後半、天候の回復に伴い主導権を引き寄せたギフは、立て続けに2ゴールを奪う事ができた。バイタルエリアでの攻撃のヴァリエーションがいよいよ機能しはじめる。古橋#11のJ初ゴールは自信に繋がる事だろう。

 2点リードした事により、仮に偶然のバッティングで出血したとしても深傷(ふかで)を負う事無く、冷静に勝ち切ることができた。リザルトは2-1、今シーズンのホーム初勝利による連勝は暫定順位をいっきに引き上げる。
 

 新たなサッカースタイルのFC岐阜、注目されながらも中々結果が伴わなかったが、いよいよ数字がついてきた。これからも楽しみなギフに乾杯である。
 



2017/04/01

4/1_vs町田 初勝利に安堵 ~渾身の零封~


 クラブに動揺が拡がる中、何としても勝利が欲しいFC岐阜はアウェイ町田戦に臨む。

 立ち上がりは町田の寄せに封じ込められたが、徐々にギフスタイルのパスサッカーが本領を発揮してゴールに迫る場面を構築する。

 幾つかのビクトル#25の好セーヴに、難波#24のヘッドが報いる。今シーズン、負けた時も勝つ時も総じて1点差、ギフのサッカーが面白いと云われる所以である。

 愁眉(しゅうび)を開く大木監督、やっと一つの答えが出た事で、さぞかし安堵されたことだろう。

 玄人が憧憬(どうけい)するギフのサッカースタイルを、今後もブレることなく貫いていただきたい。



 FCGIFUTVのダイジェスト映像へのリンクはこちらから。




2017/03/21

3/19_vs横浜 ホーム連敗に杞憂 〜カズ来ずとも1万人超~


 ホーム横浜FC戦は、前半に先制したにもかかわらず、悔しい逆転負けに終わった。終盤の攻め込まなければならない場面、パスは回せるのだが、その後の展開に進展が見られず、前節の松本山雅戦からの積み上げが感じられないままゲームセットとなった。勝ち星の無いままのホーム連敗である。
 

 今はまだ、パスを繋ぐことが精一杯でフィニッシュへの型が確立していないように見受けられる。つまり、早く次の段階にシフトしないと勝ちが見えてこないのだ。自陣でのパス回しの危うさだけが際立つ現在の状況は、早く打破しなくてはならない。

 次節からはアウェイ連戦、何とか勝ちに繋げるために、固く閉ざされた相手のディフェンスラインに食い込めるような、新たな攻撃スタイルの展開に期待しよう。
 

 ところで、我が家では毎日が、セント・パトリック・デーである。今日は緑色のネクタイ着用で出勤することにしよう。