2020/07/27

7/26_vsG大阪23 『雨デモ負ケズ』 ~久遠の二連勝~


 雨の降り続くホーム長良川、ガンバ大阪U-23戦に参戦。

岐阜 vs ガ大阪U-23

 雨を含んで重いピッチ、苦杯を舐めたセ大阪と同じU-23のカテゴリー、とネガティヴなイメージの漂う今節の一戦だったが、悉く杞憂に終わった。

ST XI

 ゼムノビッチ監督は機動的にスターティングメンバーを組み替えてピッチに送り出す。中盤を微調整してはゲームにアクセントを付ける。

円 _ 陣

 対戦相手の力量の差があるとは言え、今日は前半からギフがゲームを支配する。雨の讃岐戦の反省点を生かし、バランスよく制空権を確保して攻め込むと、CKから高い打点のヘディングで橋口拓哉#25が初ゴールを決めて前半の内に先制に成功する。

 今シーズン初のセットプレイからの得点に勢い付いたギフは適時に追加点を重ね、文字通りの完勝で2連勝とした。中島賢星#8には初ゴールが生まれ、後半からの富樫佑太#16は自身2点目を上げる。

 後は前田遼一#11のゴールが待たれるところ、スーパーサブのFW町田ブライト#15にも頗る期待である。
 
ゴール!! 3点目!!

 これで順位は5位まで上げて、次節は中2日の強豪鹿児島戦がアウェイ、この流れのまま3連勝となれば、いよいよ2位以内が射程に捉えられる。

岐阜 3-0 ガ大阪U-23

 一つ懸念があるとすれば、アウェイ遠征に懸かる移動のリスク、J1名古屋の状況を対岸の火事とせず、対コロナには充分過ぎるくらいの対策をお願いしたい。

2連勝達成!

-last five games result- 
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜 
2020J3#03_岐阜 1-1 讃岐 
2020J3#04_セ大阪 2-0 岐阜
2020J3#05_岐阜 1-0 熊本 
2020J3#06_岐阜 3-0 ガ大阪

#with fcgifu

#ICHIGAN


2020/07/21

7/19_vs熊本 ホーム快勝! ~大木さんへの恩返しだ~


 天候の回復したホーム熊本戦に参戦。
 まずは「こもり」さんの飛騨牛串焼きで景気付ける。今日勝てば(勝つのだが)次節からも食べ続けなければならなくなる。

岐阜 vs 熊本

 熊本の大木監督はギフのサポーターに挨拶を忘れない。大木さんだからこそ、今日は勝たなければならないゲームである。

おかえり大木さん

 前節の不甲斐ない敗戦を払拭する為にも、上位陣との勝点差を広げない為にも、絶対に落とせない一戦となった。ギフの最初の正念場である。

円陣に夕影

 前半、進化した大木ポゼッションサッカーにギフは守勢に回る。翻弄されたとも言えるし、大木サッカーを対策して来たとも言える。それ故に決定的場面は冷静に跳ね返すことができた。

 予め決められたシーケンスに則ってゴール前に攻め込む熊本の攻撃は、ギフの引いた守備を最後まで突破することができなかった。

後半の猛攻

 後半に入って形勢は徐々に逆転してきた。今シーズンの特例である「5人交代」、そして前後半1回づつの「飲水タイム」で局面を大きく4つに分けるとする。言い換えればギフは後半の飲水タイム後のいわゆる4Q(第4クォーター)では、もうゲームの主導権を奪取しつつあった。

 ホームで負けられない意地と、体を張ったプレイが最後のゴールシーンに繋がった。川西の柔らかいトラップからの豪快なシュート、そのこぼれ球を永島悠史#28が渾身のゴール、2千余のサポーターの忘れかけていた歓喜の瞬間である。苦しい勝利ではあったが、ゴールの時間帯と言い、あえてホーム快勝!としておこう。

 今日までギフの5得点のスコアラーは全て異なる選手。良く言えば、どこからでも点が取れるのだが、悪く言ってしまえば、決定的なストライカーが未だ不在と言う事でもある。

 今日のような鉄壁の守備陣形を担保しつつ、オフェンス陣の得点力アップが不可欠である。次節もホーム戦、サポーターの後押しと共に連勝に繋げていただきたい。

ホーム快勝!

 ゲーム終了後、ギフの選手が大木監督へ挨拶に行くシーンがあった。選手全員がひとり一人並んで大木監督と順番に握手して行く。改めてサッカー界での氏の人望の厚さを感じさせる。そして最後に大木さんは宮田社長とガッチリ握手してパルクフェルメ(控室)へと消えた。

岐阜 1-0 熊本

 万歳四唱はまだ解禁されないが、選手の満面の笑みはいつぶりだろうか。

みんな笑顔

-last five games result- 
2020J3#01_岐阜 0-0 今治 
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜 
2020J3#03_岐阜 1-1 讃岐 
2020J3#04_セ大阪 2-0 岐阜
2020J3#05_岐阜 1-0 熊本 

#with fcgifu

#ICHIGAN


2020/07/15

7/15_vsC大阪23 完敗


 アウェイセレッソ大阪U-23戦の敗戦、今日のような負け方が一番良くない。前半、押し込んでいる内に点が取れず、失点後に相手のペースで試合を運ばれて、更に失点する。

 今シーズンは、こんな負け試合をいかに少なくするか、むしろ0にしなければならない。途中でゲームを変えられる選手、あるいは適時に戦術変更ができるチーム作りが必要である。次は絶対に勝ちたいホーム熊本戦、ギフの意地をみせていただきたい。

2020J3#01_岐阜 0-0 今治 
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜 
2020J3#03_岐阜 1-1 讃岐 
2020J3#04_セ大阪 2-0 岐阜

#with fcgifu

#ICHIGAN



2020/07/12

7/11_vs讃岐 驟雨の長良川 ~有観客ゲームの再開~


 豪雨災害の懸念を身近に感じつつ、FC岐阜のホーム戦が長良川競技場で開催される。
 
サンサンデッキから

 一方、あの緊急事態宣言による自粛期間を乗り越えて、Jリーグは有観客での開催が解禁される。各クラブは感染対策の為に出来得る全ての対策を講じて、安全・安心なスタジアムの確立と観戦環境を構築しなければならないが、しばらくは手探り状態での開催に成らざるを得ない。

 こうした二つの懸念を抱えて、讃岐戦がキックオフされた。

岐阜 vs 讃岐

 以前よりは格段に改善されたピッチも、今回の降り続ける雨の量には無力の様で、スタッフ陣の尽力が不可欠のようだ。

排水の陣

 固定されたスターティングメンバーによる連携は、今節も開花する事ができるだろうか。

_円_陣_2_0_2_0_

 前半、雨のピッチコンディションを考慮した戦術で挑むを両チームだが、ギフの方が地の利を得ていない様子だ。同じ条件のはずなのに、ギフの足にボールが付かず、讃岐の方が上手くボールを前に運んで行く。それが前半終了間際の失点に繋がる。

 後半も終盤、エンジンの掛かりが遅かったギフは怒涛の攻撃を見せるが、中々ゴールが遠い。昨シーズンはそのまま終了の笛を聞くパターンが多かった気がするが、今年は違っていた。後半41分、橋本→川西→高崎と繋いだボールを、走り込んだ甲斐健太郎#4の鋭い弾道が水飛沫を上げてゴールに吸い込まれる。

怒涛の後半
 
  勝ち切れなかったが、最低限の勝点1を積み上げることができた。しかし、甲斐のインタヴューのように、勝点2を失ったゲームでもあったのかもしれない。

岐阜 1-1 讃岐

 ここからは連戦が続く、J2に復帰する為にはギフにとって引き分けでは足りない。どんなコンディションにも左右されない堅牢な布陣を維持しなければ今年のJ3は容易に突破できないだろう。更なる選手の奮起に期待しよう。

笑顔なし

今回の動画は、2020シーズンのスターティングメンバー発表の大型スクリーン、今年もエキサイティングな映像に進化している。



 
2020J3#01_岐阜 0-0 今治
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜
2020J3#03_岐阜 1-1 讃岐

#with fcgifu

#ICHIGAN



 -追伸-
     新しいスマホケースが入荷しました。

2020プレイヤーズスマートフォンケース(期間限定)



2020/07/06

7/5_vs鳥取 J3初勝利! ~アウェイで3得点~ 


 FC岐阜は鳥取Axisバードスタジアムに遠征しJ3初勝利を目指す。九州南部地方では集中豪雨による河川の氾濫で大変な被害が出てしまったが、東海地方やこのゲームの行われる中国地方に大きな影響はなかったとは言え、今後は有観客のサッカー観戦が解禁される中で、この梅雨末期の不安定な天候には充分な警戒が必要である。


 今節はDAZNをREGZA#42に接続して観戦する。J3は解説者が無く実況アナウンサーお独りでの配信、何気にカメラの台数も少なめで、ゴール裏からのカットが無かったりする。これがJ3の洗礼か・・・

 さて、前節と同じスタメンを選択したゼムノビッチ監督、前のゲームに余程手応えを感じたのだろう。但しポジションの微調整はしてくるはずである。

 立上りのギフ、手数を掛けずに敵陣に食い込み幾度もゴールに迫る。このゲームに関してはギフがある程度主導権を支配できていた。前節の反省が生かされたのだろう。

 前半15分、富樫佑太#16は絶妙のタイミングで飛び出し、GKの小さなミスを見逃す事無く奪い去ったボールをゴールに放り込む。落ち着いたクレバーな初ゴールである。

 前半44分、粟飯原尚平#24のヘディングはGKの伸ばした手をかすめ、ピンポイントでゴールに吸い込まれる。この技ありのゴールに粟飯原の2年目のジンクスは存在しない。

 この2得点で前半を終わりたかったが、終了間際に失点を喫し、更には後半10分の2失点目で同点に追いつかれてしまう。

 いずれの失点もペナルティエリアの混戦ではっきりとしたクリアができずに押し込まれたゴールであり、数が足りている中でのディフェンスの仕方に改善の余地が残る。

 ただ、同点後の戦い方はギフに利するところが有り、後半18分の川西翔太#10のゴールに帰結する。左サイドでの角逐(かくちく)を制し、鮮やかな反転から相手ディフェンダーのタイミングを外してノーモーションで放たれたシュートがゴールネットに突き刺さる。

 1点リードで後半残り15分はギフにとって最も危険な時間帯であることは、サポーターなら嫌と言うほど承知している。昨シーズンまでに幾度辛酸を舐めされられたことか。

 しかし、ゼムノビッチ監督は攻撃サッカーだけではなく、ゲームの終わらせ方も指導してくれていたようだ。5人の選手交代を有効に利用するなど上手に時計を進めてなんとか逃げ切ったギフは、J3初勝利を手にして岐阜に戻ることができる。

 ギフの勝利は実に259日ぶりと大きく騒がれているが、更に情報を重ねると、3得点以上での勝利は2019年8月4日以来の何と336日ぶりである。11ヶ月間サポーターも良く耐え忍んだものだ。

 全力で戦い初勝利を勝ち取った選手に心からの感謝と共に、この新型コロナ禍での宿泊・移動にはくれぐれも気を付けて行動していただきたい。


  1年でJ2の戻るためには最初の10節が重要と言われている、少なくともその時点では確実に2位以内で腰を落ち着けたい。

 次節はいよいよ有観客となる、どんな雰囲気のスタジアムになるかもわからないが、冷静に勝ち抜いていただきたい。その時サポーターはどんな形で歓喜を表現することができるのだろうか。
 
2020J3#01_岐阜 0-0 今治
2020J3#02_鳥取 2-3 岐阜

#with fcgifu

#ICHIGAN