ホーム山口戦は見応えのあるエキサイティングな一戦だった。それだけに勝ち切りたいゲームでもあった。恐らく今シーズンの前半戦で、一番勝つ必要があったゲームだったような気がする。
岐阜市のホームタウンデー、言わばホーム中のホームでJ2首位相手の勝利は、8千人の観客に大きなインパクトを与える事ができたはずである。残念なドローゲームは、勝ち点2を失っただけでなく、多くの観客にギフへの注目を更にアピールできるチャンスを逃したかに思える。
古橋享梧#11の見事な逆転の2ゴールがあっただけに、その2分後にあっけなく決められたオナイウ阿道#19のヘディングシュートは是が非でも阻止したかった。同じ選手に2失点はまだまだディフェンスに改善の余地があるのだろう。
とは言え、昨シーズンまでは、今節の様な肝になるゲームは悉(ことごと)く落としていた気がする(観客の増加が勝率に反比例するかの様に)。それが今日の様に魅せるゲームを作る事が出来る所までに進化しているようである。
何とかこのペースを落とさず次のゲーム、そしてシーズン後半戦に繋げていただきたい。これ以降の勝利はすなわち、プレイオフ圏内への招待状となる。
次のステージに向けて、 頑張れ!FC岐阜!