雨上がりのホーム長良川、ツエーゲン金沢戦に参戦。突然の雨は体感温度を少しだけ押し下げた。
ゲーム前には『ゲンゾー』と『ミナモ』のPK対決。動きやすさが相まって、ミナモの圧勝となり、いいムードでゲームに入る。
スターティングメンバーが固定できてきたギフは、今日もゲームをコントロールして行きたいところ。
しかし前半立ち上りは金沢のプレッシャーに押され危ない場面が続く、相手のフィニッシュの甘さに助けられ失点こそないものの、悪い流れでゲームが推移する。
そんな中、ワンチャンスを確実にモノにすることができた。絶好の位置からのFKを、入念に打合せして、正に練習通りのパフォーマンスを出すことができた。絶妙な駆引きからの庄司悦大#10のシュートでほぼほぼゴールだったが、相手GKが弾き出したところをヘニキ#27のヘッドでとどめを刺す。帰ってきたヘニキ、今度こそはの初ゴールである。
先制点を奪った後は、ギフのポゼッションが徐々に高くなり、追加点は奪えなかったものの、危なげなく逃げ切ることができた。名古屋戦、湘南戦でできなかったことが、少しだけ進歩したと言う事である。
こうして、4月を負け無しで終えたギフは10位まで順位を上げることができた。大木監督の提唱する面白いサッカー、ワクワクするサッカーが、いよいよ勝てるサッカーになってきた。
次節、中3日のアウェイ群馬戦も連勝の勢いまま勝ちに行きたいところである。1桁順位に到達した後は、プレイオフ圏内がギフの次のメルクマールになる事だろう。何とも頼もしい限りである。