2012/07/14

テストマッチあれこれ


   7月11日、長良川球技メドウでの対「岐阜経済大学」の練習試合に参戦。

   久しぶりに訪れるメドウ、スポーツプラザ6Fからの風景。芝の状態がとても気懸かり。(8月19日のJ2リーグホーム公式戦の試合会場としてアナウンスされている。)


   そして、もっと気懸りなのがFC岐阜の得点力不足!

   この日の練習試合にも背番号「32」と「34」の未登録選手(いわゆる練習生)がラインアップされていた。その内の一人が今日も得点を上げていた模様。果して得点不足解消のカンフル剤となるべく本登録されるのだろうか、間もなく第2の登録ウインドーが開かれる時期でもあるが、さらに注視して見守りたい。


   今日のリザルトは以下の通り。

   この試合、FC岐阜側から見れば練習試合なのだが、「岐阜経済大学サッカー部」の目線で捉えると、日頃の練習の成果をプロチーム相手に発揮する“本番”の場なのである。
   メドウのように選手同士の掛け合いが間近で聞こえると、そんな状況まで良く理解できて面白い。


   ギフ名物「お片付け」も健在である。


   そして、7月13日は北西部での紅白戦に参戦。

   出場停止のエクスキューズを加味したレギュラー組とサブ組でのフルタイムの紅白戦。時々行徳監督の笛で中断しての指導はあったが、ほぼ本番さながら、大学生相手の練習試合とまた違った趣である。
   よって、得点シーンが見られなかったのも必然か…。


   またまた、7月15日のゲームは絶対に負けられない対戦となった。「堅守速攻」の戦術、その完成度に期待が高まる。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに!


2012/07/09

「レッドデヴィル」強襲!


   さあホーム2連戦、FC岐阜はJ2リーグ後半戦を順調な滑り出しを見せることができるか。前節アウェイ甲府戦は、福岡戦に続いてスコアレスドローで凌いできた。この夏場の蒸し暑い時期をホームで2つ戦えるのは僥倖である。


   今節のマッチアップは、岐阜にとっては「レッドデヴィル」と呼ばざるを得ないロアッソ熊本。よってアウェイにも係わらず赤のユニフォームが許されたようだ。


   バックスタンド中央部の観客席には、「ぎふ清流国体」用の音楽隊ステージが建設中。工事後、芝生席が部分的に椅子席になるかと期待していた(J1スタジアム収容人員数の規定に影響する)が、どうやら仮設のようで、国体終了後は解体される様な構造物である。


   そこで期待は今日のFC岐阜であるが。
   いつもと違うフォーメーションでスターティングメンバーが発表された。結果論でいえば、ベストメンバーを先発させなかった事情があったようだ。


   前半キックオフ、立ち上がりは組織だった(約束された)守備が機能する。しかし関田寛士#25にイエローカードが出たあたりからだろうか、熊本に押し込まれる。

   先制点を奪われてから2点目を献上するまで、然して時間がかからなかった。ロアッソ熊本の武富孝介#14のスーパーゴールを見せつけられては岐阜の士気が上がらない。


   サッカーでは、2点は危険な点差と言われるが、今のギフには当てはまらないのか。熊本は後半45分をセオリー通りディフェンシヴに戦えば勝ち点3を持って帰れることができる。

   FC岐阜は終始、攻守がアンバランスに推移する。後半、支配する場面も作ることができたが、ゴールネットを揺らすまでには至らない。

   思えば、2008年シーズンに同期でJリーグに昇格したロアッソ熊本と、今では処し難い差が開いちまったようだ。


   痛恨のリザルトは以下の通り。




2012/06/25

『もう勝つ頃…』


   6月24日早朝、早起きして「UEFA EURO 2012」の準々決勝戦、スペインvsフランスを観て、スペインの圧倒的なパスサッカーに魅了された12時間後、長良川競技場に居る。「ユーロ」は何もかも桁違いで、審判員の数まで違う…

   「夏至」の翌日のこの時間帯、「ナイトゲーム」と言うより『トワイライトゲーム』と言ったところか。今節のマッチアップはFC町田ゼルビア、誰もが分かっているように絶対に負けられない一戦である。


   ビッグフラッグの下には、勝利のみを信じるサポーターがいる。


   アウェイサイドの観客席には、「ぎふ清流国体」用の炬火台が建設中。ちなみに完成予想図はこちら


   そこで問題は今日のFC岐阜である。このところ守備に安定感が増してきた、得点力が上がらない状況では零封の守備力が求められる。
   新チーム発足以来、行徳監督の作り上げた選手の組み合わせとコンビネーションによる「堅守速攻」の戦術が開花しつつある今、もう勝つ頃である。


   前半、FC岐阜の時間帯を多く作ることができた。後はフィニッシュだけなのだが、後半に期待を持たせつつのハーフタイムとなる。


   後半キックオフ、服部#6の鋭い眼光はゴールマウスを捕らえている。


   そして、遂に流れるような野田明弘#2のラストパスを、佐藤#18が慎重に流し込む。値千金のこの1点を、この後11人で守り切る。
   佐藤に代わった梅田直哉#9は前戦でターゲットになり、染矢#11は倒れ込むまで走り切ったタイミングで、廣田隆治#29に交代した。もう一人のMOMは染矢であろう。


   感激のリザルトと今日の主役は以下の通り。
   大事な一戦を制したFC岐阜、着実に順位を上げて、まずはJ2残留の足固めが急務である。ギフの心ひとつに。



   最後に、やっぱり「万歳四唱」は是非、動画でお届けしよう。




2012/06/23

『星屑のステージ』~TOKYO WALKER 番外編~


   2012年のTOKYO WALKERは羽田空港に出没する。その国内線ターミナルビルの屋上展望デッキは今、『星屑のステージ』と『虹のオーロラのステージ』として、夜間にはライトアップされ、新たな観光スポットとなっているようである。

   写真は掲示されていたPRポスターの一部。


   残念ながら今回は昼間のフライトであるので、ライトアップされた「ステージ」に立つことはできなかった。

   ゲートを遠回りして、今日の搭乗機を確認する。行き届いたメンテナンスをお願いしたい。



   そして、ファイナルコールを待って低く立ち込めた雲の中へと飛び立つ。

  目的地の天気は雨の予報…


2012/06/15

「FCギフ、国立に散る!!」


   2012年のアウェイ遠征は東京ヴェルディ戦を選んだ。もちろん国立競技場だからである。


   この日の東京は梅雨の中休みで、穏やかな日差しの中、初見参となるFC岐阜イレブンと、我々サポーターを迎えてくれた。


   試合前には、国立競技場周辺の神宮外苑を散策する。


   時期が時期なら、銀杏並木が映える。


   動画は「国立霞ヶ丘競技場」のパノラマヴューイング。




   新宿副都心の向うに夕日が沈む頃、FC岐阜はクラブ創設以来、初めて「聖地国立」のピッチに立つ!


   国立の「12番ゲート」に、改めてFC岐阜をどこまでも応援し続ける決意を捧げる。


   そこで今日のFC岐阜である。 力の差があるとは言え、好調東京ヴェルディに一矢報いるべく、選手を変え、システムにも変化を加える。
   それでも強豪相手では、どのゴールキーパーにも荷が重い事には変わりがないのか。「トキヒサ、オーレ!」である。


   前半立上り、いきなりのアウェイの洗礼であったが、樋口寛規#10のミドルシュートのゴールは爽快であった。一瞬ではあったが、ホームサイドのヴェルディサポーターを沈黙させてくれた。


   後半、東京Vが本領の発揮と、レフリングが相まって1-4で終了する。


   点差ほどの実力の開きがあるとは思えなかった。
選手は良く走り、全力で戦ってくれたが、今回は国立に潜むと云われるサッカーの女神が微笑むことはなかった。


   必然的に予告した「FCギフ、国立に立つ!!」のタイトルは変更させていただいた。