思えば近年になく辛く苦しい1年から何とか脱却する事が出来た今年は、劇的に新化した2022シーズンのFC岐阜を追い続けながらも、少しスローダウンして出来得る限り穏やかに生きて行ければと願う。
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さて、蹴春 の訪れを告げる暖かな日差しの降り注ぐ長良川競技場に、今年も多くのサポーターが参集する。
前節の開幕戦はドローゲームだっただけに、否応なしに高まる初勝利の期待を胸に、間もなくギフのホーム開幕戦がキックオフされる。
長良川競技場にて |
屋台村からは今シーズンから新加入の、中華料理「しょうりゅう」さんの飛騨牛すじわさビーフをいただく、味噌味で煮込まれた牛すじが絶品で、試合前の腹ごしらえには丁度いい。
「しょうりゅう」より |
ホーム開幕戦の相手は、J2の20位から降格してきた愛媛FC。20位は例年であれば降格しないクラブである為、充分J2レベルの実力を兼ね備えており侮れない対戦相手である。
岐阜 vs 愛媛 |
今節のスターティングメンバーは、前節に引き続き多くの新加入選手が名を連ねる。この組み合わせでスタートダッシュを目論む三浦俊也監督、まずは初勝利で結果を出したいところ。
ST XI |
果たして、主導権を握りゲームをコントロールする事は出来るか。新化したFC岐阜のホーム開幕戦が始まる。
宇賀神友弥#30のゴールで、長良川競技場は一気に最高潮に達する。新加入で取り分けビッグネームである宇賀神選手による初ゴールは、色々な意味で今後のFC岐阜に齎される影響は大きいだろう。
前半順当にゲームをコントロールするギフは、30分に畑潤基#39の追加点で最良の試合運びで折り返す。
ファーストゴール |
前半順当にゲームをコントロールするギフは、30分に畑潤基#39の追加点で最良の試合運びで折り返す。
後半、愛媛の攻撃に後手に回る場面もあったが失点を許すまでには至らず、再び83分の畑選手の2点目でゲームを決定付ける。
畑淳基#39 |
前線でボールを奪取し、GKとの1対1を制した鮮やかなシュートは、このゲームの
岐阜 3-0 愛媛 |
FC岐阜の試合を終始余裕を持って観られる、これは今までにそれ程多くは無かった現象である。これが2022シーズンのFC岐阜のあるべき姿と言うのであれば、この上もなく嬉しい限りである。