J2リーグ2015年シーズンの開幕、FC岐阜は3月8日のアウェイ岡山戦に不甲斐ないゲーム内容で開幕戦を落とした。
攻守の連係が取れず、後半前がかりのなった所を岡山のカウンターに突かれ3失点、J2第1節で最下位スタートとなる。
ファジアーノ岡山は今年でクラブ創設12年目だと言う、ギフにしても14年目となり、いずれにしてもまだ若いクラブである。
今後とも絶え間ない存続と恒久の繁栄を祈りたい。
~Live Long and Prosper~
さて、第1節の敗戦を受けてホーム開幕戦は絶対に勝利が欲しいFC岐阜、冬の残滓(ざんし)が未だに残る長良川競技場にカマタマーレ讃岐を迎えて勝ち点3を狙いに行く。
昨シーズンは勝ち越しているものの前節には大分トリニータに勝って波に乗る讃岐に対して妙な油断は禁物である。
まだベストメンバーとは言えないのか、今日のスターティングメンバーはご覧の通り。しかしこのフォーメーションが今シーズンのベンチマークになりそうである。
そして前半キックオフ、讃岐の攻撃に対して受け身になりそうなところで、前半10分、高地系治#6のシュートのこぼれ球を難波宏明#24が確実にゴールを決める。
今年最初のゴールスコアラーもやはりこのお祭り男であった!
後半には中々いい形が作れず、守勢に回るケースが増えるものの、川口能活#1のスーパーセーヴと4バックに拘泥(こうでい)しない柔軟な守備陣形が讃岐の猛攻を零封する。
アディショナルタイムでの危ない場面を何とか凌いで終了の笛、テレビの前で思わず快哉(かいさい)を叫ばずにはいられなかった。
まだそれぞれの役割が明確になっていないこの状況では、とても上位には食い込めそうにないのだが、そんな状態でも競り勝てたホーム開幕戦、この勢いを是非次に繋げていただきたい。