2019/04/14

4/14_vs長崎 『岐阜の雨を、富山で憂う。』


 出張中、ホーム長良川競技場の長崎戦はJリーグのテキスト速報サイトでながらにチェックし、状況を把握する。そしてあの後半の惨憺(さんたん)たる文字列を目の当たりにして消沈する。

 互いに調子の上がらないチーム同士に対戦だったが、昨年J2リーグ20位と昨年J1在籍チームでは、力の差は歴然と言う事か。

 過ぎた事はどうにも出来ないが、ここからどう立て直すのか、如何にして巻き返すのか、そこに注視して次節を待とう。
 
「速報!サッカーEG」より

 また、長い一週間になりそうだ・・・。




2019/03/30

3/30_vs京都 Are you Aihara? ~彼の名は、粟飯原尚平。~


 FC岐阜のホーム京都戦は、ゲーム開始の時間帯に合わせる様に雨が降り始める。

 前節の横浜FC戦の敗戦を受けて、大木監督はスターティングメンバーの微調整に着手する。そろそろチームに戦術が浸透し、収斂(しゅうれん)しつつある頃だろう。
 
ST XI

 彼の登場はやおら訪れる。ギフの大学卒業ルーキーに今年もハズレはなかった。シュートを撃て!の指示を忠実に守り、ビハインドの後半終了間近に鮮やかな同点ゴールを決める。これで誰もが『粟飯原#24』の呼び名を覚えてくれる事だろう。
 
粟飯原尚平#24

 フレデリック#8も遂にベールを脱ぐ。残り時間十数分でその存在感を見せてくれた。代表クラスの片鱗を覗かせて、次への期待が高まってくる。
 
フレデリック#8

 今日勝って目標の6試合/勝点10は叶わなかったが、未だホーム戦負け無しでJ2中位を保っている。今年の新戦力が結果を出しつつある中で、チーム内での競争意識が原動力となって、もっと上を目指す事が出来るだろう。
 
CKのチャンス

 1-1の同点で試合終了を迎え、暫し黙(もだ)するも、やがてサポーターは暖かな拍手で選手を迎え入れた。惜しいゲームだったが、いいゲームでもあった。
 
岐阜 1-1 京都

 駐車場にて、痛み分けの京都サポにお疲れ様でしたと一声掛けて、雨のおぶさパークを後にする。




2019/03/18

3/17_vs鹿児島 春寒料峭の長良川 ~勝点1堅持~


 FC岐阜のホーム3試合目は鹿児島ユナイテッドFC戦。今日も最高の笑顔からゲームはスタートする。
  
ST XI

 この時期にしては少し肌寒き気温の中、前半のゲームは一進一退で推移する。ギフはこのタイミングでのチャンスで得点できていれば、後半はもっと楽なゲーム運びが出来たのかもしれない。平均年齢的には断然若いギフのイレヴンが体力的に走り勝って、相手を圧倒する場面を見たかった。

 後半に入ると、鹿児島はギフの背後のスペースを突いて何度もゴールに迫る。今日もビクトル#25のスーパーセーヴに幾度となく窮地を救われる。終盤になってもギフは前線からボールにチャージするのだが、上手く奪いきれず、逆にその空いたスペースから鹿児島の猛攻を受けることになる。

 今日は2トップが充分に機能せず、ライザと山岸にはシュート回数がカウントされる事無くゲームが終わってしまった。長いシーズン中にはこう言うことが何度かあるのだろうが、そんな時にでも相手の攻撃を無失点に抑えられさえすれが、自ずと勝ち点が一つ積み上げられるのである。

 ディフェンスラインに交代のカードを割(さ)いてしまい、攻撃陣の選手交代プランが狂ってしまった事により、最後は攻め手を欠く展開となってしまったが、今日の結果は結果としてポジティヴに受け止めて良いのだろう。
 
岐阜 0-0 鹿児島

 これで4試合消化して勝点7の順位が7位、3月の残り2試合でもう一つ勝って目標となる勝点10まで押し上げていただきたい。他のチームは徐々に調子を上げて来る頃なので、ギフも更に精度の高いより修錬されたサッカーを見せ付けてほしい頃である。



 

2019/03/10

3/9_vs岡山 ホーム連勝! ~ライザの2ゴール?~


 FC岐阜の屋台村はアウェイサポーターにも盛況である。
 
屋台村

 赤いソックスで登場したホーム長良川のギフ、ファジアーノ岡山との対戦でホーム連勝を狙う。
 
岐阜 vs 岡山

 前節の惜敗を引きずることなく果敢に攻撃を仕掛けたいところだが、今日のゲームの主導権は終始岡山が握っていたように思える。セカンドボールは上手く拾えず、マイボールのキープも覚束ない場面が散見する。そして、スローイングのボールが悉(ことご)く相手に渡ってしまうイメージだった。
 
今日のGK

 今日の岡山イレヴンのフィジカルの強い寄せやボールキープとパス回しが、正にギフのやりたいサッカーのような気がする。
 
円陣

 そんな中でも、ディフェンスに自信を付けてきたギフは、いざゴール前に攻め込まれるシーンでは無難に岡山のオフェンスに対応できていた。
 
鉄壁のディフェンス

 そのバックの頑張りに答えるかのように、前半のいい時間帯に相手の些細な守備の綻(ほころ)びを突いて、山岸祐也#9とライアン デ フリース#10のFWコンビで先制に成功する。
 
GGGと仲間たち

 しかし後半更に攻撃の手数を増す岡山にあっさり同点にされてしまうのだが、その後のギフの粘り強い守備と走り負けない姿勢が徐々に岡山を押し込んで行く。
 
CKから

 そして再びFWコンビが勝ち越しゴールを呼び込む!、山岸のクロスボールにライアンが絡んで前回の風間2ゴールを彷彿させる見事な複数得点である。(帰宅後、公式データを確認すると2点目はオウンゴールに訂正されていました。)
 
GOAL!!

 これで息を吹き返したギフは富樫佑太#16の決定機を演出するなど、アディショナルタイムを冷静に守り抜いてホーム2連勝を達成する。終了間際にピッチに登場する期待の前田遼一#11は、ヘディングに競り勝つワンシーンだけで会場を沸かして今日の一仕事を終える。
 
前田遼一登場

 このゲームのMOMはもちろんライアンだが、後半も終盤になってもなお走り負けなかった全選手の勝利への執念が今日の勝因であろう、取り分け際立った山岸選手のプレイが今日の影のMVPとして賞賛されたい。
 
岐阜 2-1 岡山

 ギフにとっては劣勢にも見えたこのゲームをホームでモノにできたのは実に僥倖である。今のところギフはまだ去年の貯金でゲームをしている側面が大きいのだが、今後ここに新加入の戦力がフィットしてくれば、厳しい夏場のゲームでも昨シーズンのような失速は無いと信じよう。
 
万歳四唱

 次節は未知数の鹿児島戦、今日上手く出来た事は反復し、やれなかった事は克服し、以て達成されるホーム3連勝の進撃に期待したい。







2019/03/04

3/3_vs徳島 アウェイ観戦記 其の一 ~長過ぎたAT~


 アウェイ徳島ヴォルティス戦はオレンターノツアーで参戦。

 ボールをロストする場面が多く守勢に立たされる試合内容だったが、何とか無失点で90分守り抜いた。そして勝点1を積み上げて帰るつもりが、アディショナルタイム5分の失点で悔しい敗戦となってしまった。
 
ATの悪夢

 次節のホーム岡山戦も難しいゲームになるが、それぞれに気持ちの整理を付けて頑張っていただきたい。

 微力でも大木監督の力となれるよう、今後 とも にギフを応援して行こうと思います。