2019/01/20

2019 FC GIFU Player’s Collection ~サプライズ付き~


 FC岐阜、今年の新チームの選手披露は各務原市民会館に場所を移して行われました。昨年度までのじゅうろくプラザホールは、確保できなかったのか、キャパが足りなくなったのか、岐阜市内を離れての開催は初めてとなります。

 挨拶をいただく時間はありませんでしたが、会場には浅野健司各務原市長も来賓として招かれていました。周知の通り、岐阜県では全市町村がFC岐阜の株主であり、サポーターとなっています。この良好な関係は今後とも維持していただきましょう。

 さて、オープニングはグリーンエンジェルの子供たちとギッフィーのダンスで始まり、GGG(トリプルジー)の2期メンバーの紹介に続き、新しいアンバサダーとなるSUPER☆GiRLS所属の長尾しおりさんが壇上しました。 
 
ギッフィー

 そして今日一番のサプライズは、難波宏明さんのアンバサダー就任!現役を引退したばかりの選手が、コーチやチームスタッフではなく、広報的な立場でクラブに残るのはJリーグでもかなり稀なケースに思われます。

 難ちゃんはこれからサッカーのテクニックではなく、そのキャラクターで勝負するエポックな展開を見せてくれることでしょう。地元テレビ局のスポーツキャスターや、ぎふチャンで放送されるFC岐阜戦の解説などにもお声が掛かりそうです。
 
久世 × 難波
 
 2019年のユニフォームスポンサーも発表され、昨年から全て留任していただけました。クラブ経営の安定があっての結果です。

スポンサー様

 選手紹介では、去年までのパウロ的なパフォーマーはいなくなりましたが、11人いる新メンバーを早く覚えて応援していきましょう。

ビクトル登壇

 次にこのユニフォーム姿が見られるのは、2月24日のホーム開幕戦。これからのキャンプで鍛え上げられた選手たちの晴れ姿を期待を持って待ちましょう。
 
All of FCGIFU

 古田肇知事の挨拶の中で、北西部グランド練習施設の環境整備改善と長良川競技場の照明設備のLED化やピッチの水はけをよくするアップデートが実施されると謳われていました。我々サポーターのみならず、自治体レヴェルでもFC岐阜の存在価値の高さも認め、投資対象としていただける時代になった事はとても嬉しい限りです。




2019/01/11

le début 2019 ~ギフの『本気』と『やる気』~


 遂に始まった2019年、1月11日FC岐阜の新チームが始動する。

 新体制発表の記者会見後、午後3時30分から北西部グランドで行われた初練習には、新加入11人を含めた全選手・スタッフが集結した。

首脳陣

 控えめに見ても、今年の補強はかなり評価が高いようだ。アンダー世代で代表経験のある新卒選手から、フランス1部リーグなどで実績には申し分の無い新外国人選手、そして一番の注目は、元日本代表でJ1得点王の実績を持つ前田遼一選手で、この日背番号は#11と発表された。正に、強化担当の『本気』が感じられる。

 昨シーズンのギフのウィークポイントを補いつつ、堅実な守備と正確なパス交換によって成立するスピード感あふれた攻撃を期待したい。

ベテラン

 初めての円陣の後、早速パス回しから厳しい練習がスタートする。

円陣

 平日にも係わらず詰め掛けた多くのオーディエンスの見守る中、大木武監督の指示に選手達は的確に反応する。勿論、自主トレーニングで既にウォーミングアップはこの時点で完了しているのだろう。

パス アンド ゴー

 トレーニングの最後はシュート練習。左右から走りこんでセンターリングを上げ、GKを置いた実戦形式のゴールにシュートを撃つ。

GK陣

 そのシュートは、練習終了予定時間を過ぎても終わらなかった。

タイムオーバー

 照明の無い北西部運動公園のAグランドは日没後に一気に暗くなるのだが、それでも大木監督の練習終了の笛は吹かれない。

サンセットの北西部

 予定時間を30分以上オーバーし、ボールが見えなくなるまでシュート練習を続けるギフに今年の『やる気』を感じると同時に、この練習環境を何とか改善していただけないかと切に願うものであった。

 遂に始まった2019年、こうしてFC岐阜の新チームが始動した。



2019/01/06

岐阜SWOOPS観戦記 since2019 ~24secの攻防戦~

 
 スタートした2019年、皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心からお祈り致します。今年も、長寿と繁栄を。

 さて、FC岐阜が始動する1月11日までの間に、予てより行ってみたかった岐阜SWOOPSのゲームを観戦してきました。



 3時半開場の30分前にはOKBぎふ清流アリーナに到着し、事前にネットで購入したチケットのQRコードをかざして発券した後で、ささやかな待機列に並びます。

OKBぎふ清流アリーナにて

 入場後、1Fエントランスのグッズコーナーを暫し物色し、2F席に座席をキープします。防寒対策には抜かりがありませんでしたが、施設内は暖房が効いていて予想に反して暖かく、厚手のベンチコートを脱いで丁度いい観戦環境となっていました。

スキーパー

 そして、会場内は『音』と『光』による効果でアリーナを盛り上げます。幾分過剰演出にも思えましたが、このメソッドが近年のスポーツイヴェントのトレンドになっているようです。

選手登場

 Jリーグ初代チェアマンである川淵三郎氏がBリーグの創設に関与されているだけあって、ファンを楽しませようとする発想や、その工夫が随所に見受けられます。

ティップ オフ

 全体的にイヴェント性が強く、ショーアップされたエンターテイメント感のある雰囲気作りが確立していて、長年FC岐阜などのJリーグを観戦してきた立場で言わせてもらえば、短期間でよくこれだけ完成度の高いプログラム運営ができるものだと感心しました。

白熱のゲーム

 プロバスケットボールにはそれ程詳しくも無くて、B3がどれくらいのレヴェルかはわかりませんが、初めて生で観戦したBリーグは、それなりに迫力があり、とても興味深い時間を過ごす事ができました。

岐阜SWOOPS 80-86 アイシンAW

 残念ながら、この日のゲームはファイナルカウント 80-86 で岐阜SWOOPSの敗戦となりましたが、まだまだ産声を上げたばかりのチーム、今後の活躍に期待しましょう。

   GO! GO! SWOOPS!!

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 さて、次の浮気相手は、「大垣ミナモ」か「JAぎふリオレーナ」あるいは「飛騨高山ブラックブルズ岐阜」などなど――。

  新しい年、果たして岐阜はスポーツ王国になれますことやら。