2019/12/16

J3事前偵察記Vol.1 ~カターレ富山編~


 遂にJ3に降格してしまったFC岐阜、堕ちてしまったものは仕方がない、いつまでも落ち込んでいる訳には行かないので、少なくとも2020年シーズンに対戦する事になるJ3クラブについて調べておきたい。

 まずは身近な所から『カターレ富山』さん。ギフの良きライバルとして何度も接戦を繰り広げましたが2014年にJ3へ降格、既に5シーズンに渡りJ2に戻ることはできませんでした。



 ただ2019シーズンJ3の成績は上位を締め、昇格した『ギラヴァンツ北九州』や『ザスパクサツ群馬』に次いでの、J2に一番近いクラブでした。単純計算であと1勝1分けできていればJ2に昇格できていたはずです。

 ギフが1シーズンでJ2に戻る為には、必ずしや叩いておかなければならない強豪クラブの一つです。

カターレ富山 × LAWSON

 そんなカターレ富山を擁する富山市、近々のトピックは市内を走る新交通システム(LRT)のライトレールが富山駅の南北でレーンが分断されていた状態から、まもなく接続され、乗り換えなしの行き来ができるようになります。J3リーグの開幕する来年春には盛大に開通式が行われることでしょう。

 ライトレールの沿線には、あのNBL八村塁選手の母校である奥田中学校があったりして駅名の一つにもなっています。

 岐阜の市電は時代とともに姿を消しましたが、富山では令和の時代になってもなお進化を続け、市民の足として活躍しています。

 残念ながらこの市電で試合会場である『富山総合運動公園陸上競技場』までは行けませんが、富山駅周辺はキレイに整備され、近くのローソンさんはカターレ富山とガッツリコラボしています。

 なお試合会場へは富山駅からの臨時直行バスで行くか、会場周辺は駐車場がふんだんに整備されているので、自家用車で直行するのも便利かもしれません。

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 さて試合の観戦後、試合に勝った後は、富山の歓楽街、桜木町界隈に繰り出すと良いでしょう。時期が良ければ旬の肴が豊富に揃っています。

 おススメは、富山湾の宝石と称えられる白えび、

白えび

 夜の富山湾に幻想的に光るホタルイカ、

ホタルイカ

 そして、ちょっとクセのある富山の珍味などなど。

富山の珍味

 さらには富山の銘酒もあれこれ、気を付けないと富山訪問の目的が変わってしまいそうです。


  初めましてJ3! 長居はしたくありませんが、ココで闘う限りまずは1年間ポジティヴに応援していきましょう。

 J3事前偵察記Vol.1は、カターレ富山編でした。(Vol.2はないかも…)



2019/11/24

11/24_vs東京 憂愁 ~サヨナラ J2~


サヨナラ イレヴン

 消化試合と化したFC岐阜のJ2最終戦、既に目標を失ったチームは何の感慨も無く、今日も淡々と失点を重ねる。失点を重ねるごとにチームのバランスは崩れ、選手間がバラバラになり、また失点を繰り返す。

 正にギフのシーズン後半戦の戦い方を象徴するゲームで最終戦敗退となってしまった。最後は塚川孝輝#38のヘッドで何とか1得点を奪う事はできたが、1-5のリザルトで有終の長い笛を聞く。

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 この笛によって、FC岐阜のJ2での12年間が静かに終わりを告げる。

 ただ、監督や選手たちはずっとギフに携わっていた訳では無いので、本当の意味でこの12年間の重みを感じ取れるのは、クラブ発足以来ひたむきに応援し続けてきた一部スタッフや我々サポーターの方なのかもしれない。

 
  サヨナラ J2! 甘言を弄すわけではないが、よしんば事態が好転し最善の結果を受けて、2021年シーズンには再び相まみえん事を切に願うものである。


2019/11/16

11/16_vs甲府 感謝 ~そして、闘いは続く~


 来シーズンのJ3降格が確定したからには、まずは今年FC岐阜と共に闘った全ての人々に感謝。そして今日一番の拍手となった、日本特殊陶業さんの来季スポンサード継続の発言、この英断に心からの感謝である。

J2ホーム最後の円陣

 あのキックオフパーティーから9か月、勝点70は夢のまた夢だった。大事な局面で、常に裏目裏目が続き、試合終了間際の悪夢に何度も苛まれたシーズンとなった。

 残念ながら、今年の戦い方を観ているとJ3降格は落ちるべくして落ちたと言わざるを得ない。であるならば、来シーズンはJ3で破格の強化費と言われるほどの補強をしてみてはどうだろうか。クラブが経営的に盤石な今こそ、大きな賭けに出てみてはどうか。

 J2再昇格へは最初の1,2年が勝負のようだ。それで勢いが付けばギフは真の強いクラブに生まれ変わることができるかもしれない。

そして、黄昏れ

 来年もFC岐阜の闘いは続く、この事実を噛み締めて黄昏れのホーム長良川競技場を後にしよう。


2019/11/12

更新 ~今が変化の時~


 ホンダのハイブリッド専用車に乗って10年が経過、その当時は最先端だった技術も今ではかなり一般化が進み、もう珍しいものではなくなりました。

 経年劣化により、燃費性能が低下してきたので、11年(5回目の車検)を前に、買い換える事にしました。
 
Honda Fit DBA-GK3

 選択肢は同じホンダ車の中から、いろいろ紆余曲折があって、今このコンパクトカーに乗っています。
 
Honda Fit (FC岐阜仕様)

 次も丁寧に乗って、安全運転で乗り継いでいきたいと思います。




2019/11/09

11/9_vs新潟 決意 ~それでも地球は廻っている~


 今日の敗戦で、FC岐阜は事実上のJ3降格が決定した。藤枝さんの結果いかんでは云々の意見もあるが、この期に及んでは、他力に托すことなく潔く負けを認めよう。

 この瞬間からギフの新しい目標は、J2“残留”からJ2“昇格”へと変わった。その爲には何が必要なのか、早急に着手しなければならない。あっという間に来シーズンはやって来る。

 このブログでは応援するモチベーションは少なからず変わるかもしれないが、支援するスタンスは何ら変わる事はない。

 “FC岐阜”が続く限り、ギフのサッカーを追い続けて行く。





2019/11/02

11/2_vs徳島 嗚呼 ~0-7の必然~


 残留に向けた最終決戦と位置付けた前節までの3連戦に、勝ち点の積み上げに失敗したギフは、緊張の糸が切れてしまったのか、運の悪い失点があったとは言え、ホーム徳島戦を大量失点と共に敗れる。

 何度も降格の危機を切り抜けてきたギフだが、ここまで追い込まれた事は今だかつてなかったろう。

 もうこれからは、最終結果がどうであれ、全てを受け入れ、そして全てを許容しよう。

 FC岐阜がある限り。




2019/10/30

10/30_vs鹿児島 最終決戦③ ~終焉~


 全日程が終了した訳ではないが、確定的な敗戦を喫したFC岐阜。

 だとしても最後の最後まで全力で戦いきる事を願う。

 頑張ってくれた全ての選手に有難う…。




2019/10/27

10/27_vs町田 最終決戦② ~最悪ではないが…~


 最悪の結果ではなかったが、決して喜ばれる結末でもなかった。町田戦でのドローはチームの勢いをさらに押し上げるものにはならなかったにしろ、最低限の成果をもたらしてはくれた。

 そしてこれで次節の目標がはっきりした。どんな手を使ってでも鹿児島との直接対決(最終決戦③)には勝利することである。引き分け狙いの戦術も有り得る相手から如何にして勝ち点3を奪い取りに行くか、厳しい中二日となる。

 いよいよFC岐阜の正念場だ。選手一人ひとりの性根(しょうね)が試される時が来た。勝てばやや天国、負けても引き分けでも地獄。この局面をなんとしても打破して欲しい所である。

 精神論だけでサッカーの勝敗を単純には語れないのだろうが、この時ばかりは勝ちたい気持ちがどれだけ強いかが、勝負を分ける重要な要素になるかもしれない。

 ギフのその強い気持ちは誰にも負けないはずである。次節こそ最高の結末を目指して、頑張れ!FC岐阜!!




 

2019/10/20

10/20_vs愛媛 最終決戦① ~全てはJ2残留の爲に~


 今日と、10/27の町田戦、そして10/30の鹿児島戦、この3試合でギフは限りなく9ポイントに近い勝点が必要である。これがJ2残留を果たす爲の最後にして最大のチャンスなのかもしれない。

 その緒戦、ギフは鞏固(きょうこ)なディフェンスで愛媛の攻撃を封じ込め、我慢の前半を0-0で折り返す。

 そして勝負の後半、攻撃にシフトするギフは、當間建文#50のゴールで先制に成功する。

 それでもこの1点では、サポーター誰一人安心していない中、川西翔太#5のキラーパスと柳澤亘#22の突破で摑んだPKを、川西が蹴り込んでついに2点差をつける事が出来た。

 何より無失点でゲームを終える事が出来たのは、残り試合を戦い抜く中で大きな収穫である。

DAZNスクリーンショット

 北野監督にしてホーム初勝利は、ギフに希望の光となった。

 次とそしてその次、全てはJ2残留の爲に、この最後のチャンスに賭けよう。



2019/10/06

10/6_山口 怒号 ~ゲームを壊したのは誰だ!~


 最悪のノーサイドだった…

 ホーム山口戦は、悔やまれえる1-1のドローゲームに終わった。このゲームは上手くコントロールされていたとは言い難く、それがギフにとって大いに不利に働いたと言わざるを得ない。

 とは言え、最後の最後で同点ゴールを許すのは、守り重視の戦術にシフトしたにも係わらず、やはりギフに守り切る力が欠けていた事に外ならない。今FC岐阜がこの順位にいるのは、今日のような展開のゲームを悉(ことごと)く失ってきた結果であろう。

今宵の円陣

 まだ懲りずにこの轍を繰り返すのか、それとも切り替える事ができるのか、僅かだが残り試合でその成果を見せていただきたい。

 42試合が終わった時点で、今日失ったマイナス2点の勝点の為に最悪の結果になったとしたら、まさしく悔やむに悔やみきれない事になりそうだ。今はただただそうならない事を祈ろう。

FC岐阜 1-1 山口

 今日はギフのサッカーにとって、最悪のノーサイドだった…



2019/09/29

9/29_vs横浜 執念 ~90分の同点劇~


 まだ何とかなりそうだ。そんな雰囲気が漂うホーム横浜戦だった。

 このチーム状況にして11,000人超の集客が出来るクラブをJ3に堕とす分けにはいかない。

 あの競技場に響き渡る大声援に応えないサッカー選手はギフにいるはずがない。

 最後の最後まで戦い抜け、我らがFC岐阜!!


 

2019/09/09

9/7_vs栃木 落胆 ~覚悟の時が迫る~


 残念だが、この引き分けは負けに等しいと言わざるを得ない。これで今後、到底勝点が想定出来ない強豪クラブとの対戦からでもポイントを積み上げて行かなければ、残留への勝点勘定が破綻してしまうほどの厳しい状況に追い込まれてしまった。

 まだ諦めるわけではないが、今夜の一戦で局面が大きい変わってしまった。来シーズンは別のカテゴリーが主戦場となる覚悟を受け入れなければならない時が迫りつつあるようだ。

 このネガティヴな発想を覆す材料が今のギフには見当たらない、そんないかにももどかしい日々が続く。





2019/08/31

8/31_vs琉球 死守 ~追撃の2ゴール~


 アウェイ琉球戦は、前半と後半でまるで別のチームのよう。辛くも逃げ切って待望の勝点3を死守する。

 例えどんな試合展開でも勝ちに繋がれば、確実にチームが勢い付く事が出来るだろう。
 
 このテンションを維持しつつ、次節栃木との直接対決も勝ち以外は許されない。決戦はこれからである!



 川西選手の「岐阜の13」に対するリスペクトに感謝である。

DAZNスクリーンショット



 



2019/08/25

8/25_vs柏 沈黙 ~歴然の実力差~


 J2首位の柏レイソルを迎えてのホーム戦は、圧倒的な実力差を以ってして0-4の惨敗。決定機を決められない代わりに、決定機を相手にプレゼントすると、至極当然に大量得点差のゲームになってしまう。

 この実力差は認めつつ、ではこれから如何にしてJ2にしがみ付くことが最終的にできるというのか。

 個々の実力・実績に見合った結果に繋がらないでいる、チームとしての連携や連動性の不足を早急に解消する。

 このメンバーでのベストマッチとなる最良の組む合わせやフォーメーションとは何かを導き出して、ギフのスタイル・勝ちパターンを創る。

 それにより、追い詰められた認識の中で、ギフとギフに関わる全ての人々の叡知を結集し、今できる最善尽くしてJ2残留を果たす。


 残された時間に限りはあるのだが、最後まで諦める事なかれ我らのFC岐阜。




2019/08/19

8/17_vs金沢 停滞 ~連敗が始まった~


 FC岐阜のアウェイ金沢戦は、笠松競馬場の大型モニターによるパブリックヴューイングで観戦。

今日の先発

 残念ながら1-2と結果は出せなかったが、後で現地に赴いたサポーターに聞くと、選手の雰囲気は決して悪くなかった、サポーターも含めてまだまだ挽回できる余地はいくらでもある様子だったと言う。

北野誠監督の現状

 試合終了後の挨拶でどなたかが、来年のPVでは是非勝ちましょうとお話されていたが、今日の様な負け方が続くと、この企画そのものがなくなるかもしれないという危機感を持って残り15試合を戦わなくてはならない。困難な局面はまだまだ続きそうである。


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 その翌日、FC岐阜のファン感謝デーに参戦。全選手スタッフが集結し、ファン・サポーターに笑顔を届ける。敗戦を引きずらないこのような対応がプロスポーツ選手としての流儀である。

ファン感に登壇

 ファンの為というより、むしろ選手自身がリフレッシュできて、次の戦いに集中できれば良いなと密かに願う。

ギッフィーの奥義

 果たして、タクトを振る宮田社長の思惑は選手一丸に繋がるのだろうか、『炎熱の大逆襲』は、未だ道半ばである。

宮田コンダクター




2019/08/12

8/11_vs福岡 焦燥 ~勝てないホーム戦~


 蝉がひねもす啼(な)き止まない盛夏の長良川競技場、ホーム福岡戦に参戦。

天までとどけ

 前節の長崎戦の快勝を受けて、ホームで連勝を目論むギフであったが、焦燥感の残る零封を喫してしまった。

今週の円陣(限定ユニ)

 オフェンスに手数を掛ける時間帯は作れたのだが、中々フィニッシュまで持って行けないでいると、相手に味方したかのように、力無いボールがギフのゴールに吸い込まれて行く。

FKの軌道

 それでもまだまだ逆転のチャンスは充分あったのだが、時間の経過と共にギフの攻撃が淡白になって、更に2失点目を許す頃にはちぐはぐな攻撃に陥り、福岡のディフェンスを崩せないまま終了の笛を聞く。

FC岐阜 0-2 福岡

 この敗戦はかなり痛い結果であることは間違えないが、攻撃の形が確立しつつある今、次節からでも全く挽回可能である。次のアウェイ金沢戦での奮起を期待したい。その勇姿はDAZNのPVで余すことなくチェックしよう。

肩を落とすイレヴン

 酷暑の夏はもう暫く続きそうだ。
 
打ち上げ花火、横から見る






2019/08/04

8/4_vs長崎 圧倒 ~アウェイ de 快勝!~


 アウェイ長崎戦に快勝のギフ、いよいよ降格圏脱出に向けて俄然勢いが付いてきた。

DAZN スクリーンショット①

 仲間のお膳立てをきっちり決めて2得点の川西翔太#5と、狭い局面を打開してゴールに繋げるライアン デ フリース#10、夏の補強選手に刺激されてか見事なパフォーマンスだった。

 今日は開始10分までに失点したとしても、逆転後の終了10分では冷静に守り抜く事ができる。前節の無失点に続き、ギフの堅守速攻の着実な進歩を感じとる事ができた。

 ゲームを重ねるごとに、北野監督が指摘されていた課題を一つひとつ克服して来ているようである。
 
DAZN スクリーンショット②

 さあ、次はホームで勝って、この喜びをみんなで分かち合おう。



2019/08/01

7/31_vs大宮 均衡 ~掴み取った勝点1~


 日傘、冷却タオルなど万全の暑さ対策をして、酷暑の長良川競技場ホーム大宮戦に参戦する。
 
FC岐阜 vs 大宮

 試合開始の午後7時を過ぎても、気温30度を上回るピッチでのキックオフ、いずれも普段の充分なパフォーマンスは期待出来ないだろう。
 
進化するスタメン

 そんな前半、ギフは守勢一方で効果的なオフェンスに中々繋げる事が出来ない。それでも巨人シモビッチら相手の大型FW陣に対応し、無難に0-0で折り返す事が出来た。
 
今週の円陣

 給水タイムが設けられる程の消耗戦、ギフは後半に入って足の止まった選手を適時に交代して、攻撃の活性化を図る。

 結果、まだ充分な練度に至っていない急造FWのコンビネーションからはゴールは生まれなかったが、「繰り返し」と「積み重ね」で今後に期待が持てそうである。
 
ゴールに絡む前田遼一

 ジュニオール バホス#29にしても、馬場賢治#39にしても、今後このチームにもっと馴染めば、必ずやギフの救世主に成り得る逸材達である。

 まずは最下位脱出、次にJ2残留の安全圏確保。このメンバーを以てして、然程に困難なミッションではないはずである。
 
FC岐阜 0-0 大宮

 今日の勝点1を前向きに捉え、次節の長崎戦に繋げていただきたい。



 尚、試合前の練習中、ギフのベンチにTシャツ姿のビクトルが一瞬現れたが、直ぐに席を立って帰って行かれた。怪我ではないようだし、今後の処遇が何とも気になるところではある。
 
ビクトルの憂鬱



2019/07/28

7/27_vs京都 予兆 ~西京極最終戦始末~

 
 アウェイ京都戦に参戦。
 
今週の円陣

 J2首位のチームに対し積極的な攻撃を仕掛けるも、結果1-2は後半のPKに泣く。
  
馬場賢治#39のデヴュー戦

 移籍選手を積極起用する北野戦術に、ギフ浮上の予兆を垣間見る事は出来たのか。ギフの逆襲はここからだ。



2019/07/14

7/14_vs千葉 前へ、一歩ずつ。 ~痛恨のドローゲーム~


 J2もいよいよ後半戦、長良川競技場ホーム千葉戦に参戦。
 
FC岐阜 vs 千葉

 途中までは運も味方してか、勝点3に手が届きかけたが、千葉の執念に同点を許す展開となった。そのゴールの為に全身全霊を注ぐのはどのチームも同じである。

 ギフの攻守の切り替えは未だ精密さを欠くところはあるが、着実に前進しているようである。ボールへの素早い寄せと、ゴールへの意識は確実に高まっている。
 
今週の円陣

 今日のようなゲームをして勝ち切る事ができれば、自ずと集客を増やす事が出来るだろう。雨予報の日曜日ナイトゲームで7,000人超のサポーターが集まったのは、言うまでもなく前節の勝利の結果に牽引されたものである。

 楽しいイヴェントや催し物はそれとして大事ではあるのだろうが、市民デーの無料招待や人気アイドルのミニコンサートより、一つの勝ちの方が余程に価値が高い。フロント陣も既に気が付いているだろうが、勝利の為に何を為すべきかを考える事が今後の最重要課題なのである。
 
岐阜 2-2 千葉

 2失点目を喫した時に見せた北野監督のあの悔しがりようが今日の全てである。今節の失敗を糧にして、このチームはまだまだやれると感じさせる、そんなFC岐阜のJ2後半戦始まりの一コマだった。




2019/07/06

7/6_vs福岡 魂の3ゴール ~北野監督、初勝利!~


 北野体制、遂に初勝利!! 大木前監督の積み上げてきたサッカーに、ただ魂だけを注入したと言う北野監督だが、ベテラン選手たちが見事に答えてくれた。魂のこもった3ゴールである。今日の勝利は勝点6にも値するほどの重要な一戦となった。
 
ゴール1・川西翔太#5

ゴール2・前田遼一#11

ゴール3・川西翔太#5

 今節で前半戦が終了、ギフは順位こそ最下位だが、今日の勝利で降格圏脱出まで勝点3以内に戻す事ができた。そして次はホームの勝利を目指す。

 後半戦、ギフの逆襲に期待が持てるようになってきた。



2019/07/01

6/30_vs東京V 菖蒲華咲カズ ~8連敗の悲壮美~


 梅雨空が劇的に回復した長良川競技場、ホーム東京ヴェルディ戦に参戦。
 
岐阜 vs 東京

 北野新監督の初ホーム戦、まずはいいゲームを期待したい。
 
北野誠新監督

 前半の見事な先制点も、事故のようなPKで同点とされる。
  

 後半終了間際で痛恨の追加点を献上、新監督にして2連敗となる。 

岐阜 1-2 東京

 今節、北野監督は重点的に守備に徹底した戦い方にシフトしてきた。最初のPK失点での同点はやむを得ない面があったにしろ、手応えを見せつつあった守備陣形が後半の息切れが顕著な時間帯に、どうしてもマークが甘くなってしまったのか、詰めの甘さを露呈しての逆転で、勝点1さえも手にできなかった。

 ただ、この精度が増して、更に90分タフに走り切れるフィジカルを鍛え上げれば、ミスミスの安易な失点は防ぐ事が出来るだろう。まだ数週間は時間が必要なのかもしれないが、その克服を以って、次には効率的なオフェンスに繋ぐことができるはずである。

 今回のFC岐阜の果断な処置が間違っていないと証明するには、J2残留という結果が必須である。我々サポーターはよそ見すること無く、この窮地からの生還をしっかりと見守り続けなければならない。

ギッフィーと共に



2019/06/28

「まだ3日しかやってないから、大丈夫!」


 朝、コパ・アメリカのブラジルvsパラグアイの劇的なPK戦を観終わった後、ギフの練習見学に北西部運動公園へ行って来ました。

 今日で実質的な練習回数は7日目、もう北野監督の色が浸透してきた頃合いでしょう、まずは基本となるパス交換の練習をみっちりと行っていました。
 
北西部運動公園にて

 練習メニューに取り入れられているミニゲーム、ゲームといってもサッカーではなくて、いわゆる「遊び」の方のゲームで、ボールを(手で)持った二人組がパイロンから反対側のパイロンへ、「鬼」役の見立てたディフェンスに捕まらない様に移動して行くルールのよう・・・、ここで鬼は連動してスペースを消すことで、相手を追い込んで行くように指示が出ています。

 この動きの中でディフェンスの連携を確認し、リラックスした状態で脳と体に覚え込ませる効果があるのでしょうか。
 
練習風景

 さて次節は大事なホーム戦、北野監督はどんな手を打ってくるのか、次の一手に期待が高まります。岐阜市のホームタウンデーは例年勝率があまり良くない印象がありますが、今年ばかりは是が非でも勝点3が欲しい所です。

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 それから北西部運動公園Bグラウンドの芝生化は、この6月の雨の雫を吸収して順調に生育中のようです。でも使用解禁は来年の春から、その時ギフはどっちのグラウンドに立っているのでしょうか? 

Bグランド(芝生化)


2019/06/21

練習見学 ~キタノの流儀~


 北野誠新監督が指揮をとって4日目のFC岐阜、フットボールセンターでの練習を見学して来ました。梅雨の後先の芝は鮮やかな緑色に輝いています。
  
練習風景①

 言うまでもなく、ピッチ上には選手の大きな声が響き渡り、活気のある練習風景でした。こちらも大声で指示を飛ばす北野監督、その声も既に枯れている様子です。
 
練習風景②

 さてこの日の練習は、5対5あるいは6対6でハーフウェイラインからオフェンス側が攻め込み、ディフェンス陣がそれに応戦する実践形式のシュチエーションを何度も繰り返し確認していました。
 
練習風景③

 また、その後は2チームに分かれてCKなど、セットプレイの対応に多くに時間を割いていました。ビブスを付けた方が明日の先発組だろうかなどと勝手に予想しながら、既に気温も湿度も上昇し始めたピッチを駆ける選手を、サポーターが熱い視線で見守っています。
 
練習風景④

 そして明日のゲーム、北野采配初陣の結果はどうであれ、まずは選手達の魂のこもった熱い戦いに期待しましょう。あわよくば、良い結果をもたらさん事を祈りつつ。