2016/04/29

4/29_vs山口 「風は今 向い風」

 
 風に強い一日だった。
 

 アウェイで勝つことがあれば、ホームで負けることもある。出来ればその反対がいいのだが、そうは問屋が卸さない。

 何より、ホームでの逆転負けは余りにも絵にならない。
 

 強い風に圧(お)されて、後半、山口の執拗な攻めに屈したが、すぐにやって来る次節に向けて切り替えなくてはいけない。

 ギフは、引き分けに持ち込むテクニックも必要なのだろうと思う。この時点までに、2分けくらい出来ていたら、もっと安定した試合運びが出来たのかもしれない。

 ひとつひとつのプレイにもっと精度を上げていくよう、更に日々の練習を重ねていただきたい。
 

 更なる高みを目指して、頑張れ!FC 岐阜。







2016/04/24

4/23_vs金沢 エヴァの覚醒


 FC岐阜は北陸へ遠征し、ツエーゲン金沢に会敵する。
 

 本調子ではない相手だけに、何とかアウェイでも勝ち点3を奪取して帰りたいところ。連敗の嫌な流れをここで断ち切って置きたい。
 

 前半、今節FWで先発したエヴァンドロ#9が、いきなり大きな仕事をする。レオミからの絶妙なスルーパスに反応し、落ち着いて先制ゴールを上げる。GKとのタイミングを外す駆け引きは、秀逸であった。

 その後、ワイドに仕掛けてくる金沢の攻撃に押し込まれ、劣勢のまま守備に追われるが、前半の終了間際に、今度は、ブルーノ→風間のラインで追加点を上げる。この日、フォワードの連携はいくつもの決定機を演出して見せた。

 2-0になってからの後半も、覚束無いギフはセカンドボールが拾えず、金沢ペースのゲーム展開になる。カウンターでしかチャンスを掴めなくなっていた時間帯に、ディフェンスの綻(ほころ)びから1失点を喫す。

 最後は、相手のGKも攻撃に参加するなど、怒涛の反撃を受けるが、何とかアディショナルタイム4分を凌ぎ切ってゲームセットを迎える。ゲームを支配する所までは行かず、満点とは言えないものの、今節も、横溢(おういつ)する若い力が見事に勝利を引き寄せてくれた。
 

 さて、次節からはJ3上がりの好調2クラブとの連戦など、上位との対戦が待っている。連敗は避け、今の位置をキープ出来る様、我慢強く勝ち点を積み上げて行きたい。FW陣の次の奮起を期待しよう。
 

 今回の動画は、何度目かのアウェイ万歳四唱シーンである。












2016/04/18

4/17_vs松本 Re:start


 松本山雅とのホーム戦、天候は劇的に回復したが、FC岐阜のコンディションは好天せず、あっけなく連敗を喫した。
 

 前半の序盤で2失点し、野垣内俊#17が危険なスライディングで退場後は、監督のスキームも崩壊する。
 

 リードした松本は、この差をキープするかの様に攻守をコンパクトにまとめて、時計の針を進めて行く。

 攻め手を欠いたギフは、手も足も出せない状況で終了のホイッスルを聞いた。

 4連勝の実績があったとは言え、J2実力上位のクラブにはまだまだ抗えない事もまた事実である。
 

 しかしながら、星勘定はこれで五分と五分。リセットして切り替えることができるだろう。

 今日の過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。








2016/04/04

4/3_vs徳島 采配奏効 ~怒涛の四連勝~


 本四橋を渡り、鳴門市・ポカリスエットスタジアムに遠征する。初めての四国アウェイ参戦は、試合開始前風雨にたたられ体感温度を5度ほど下げられる厳しい状況から始まる。
 

 まずはスタジアム到着後に、徳島ラーメンをおいしくいただいた。
 

 ギフのユニフォーム、今日はホーム用の緑、ブルー系のアウェイユニフォームは徳島の青とかぶるわけだ。
 

 さて、前節3連勝を達成して勢いに乗るFC岐阜である、が、故障者続出でスターティングメンバーの変更を余儀なくされる。初スタメンにはFWの鈴木ブルーノ#29を起用し、苅部隆太郎#27はディフェンスラインに配置するようである。

 徳島のCKから、当たり損ねのシュートで運悪く先制されるが、この日の新メンバー達でも、臆する事無く徐々に試合のペースを引き寄せ、前半の内に同点、そして逆転に持ち込む。前述の二人は共に今シーズンの初ゴールである。

 雨の気配がなくなった後半も、ギフはゲームを支配し、徳島一人退場の後は、風間宏矢#14がDFをかわし冷静に追加点を決める。
 

 終了間際には徳島の反撃を受けるものの、今日は終始安心して終了の笛を迎える事ができた。なんと岐阜と四国で4連勝である。
 そして次節も四国で讃岐戦、5連勝の条件はきれいに整ったと言う事である。
 

  今日の溌剌とした万歳四唱は、目の前で一緒に参加することができた。
 

 J2上位は混戦模様だが、とにもかくにもギフが5位!監督の選手起用や采配も頗(すこぶ)るいい方向に働いている。この間に少しでも勝ち点を積み重ね、充実したシーズンを送ってもらいた。