2016/12/23

FC岐阜サンクスフェスタ2016


 今年最後のイヴェント、FC岐阜サンクスフェスタ2016 in マーサ21に参加。
 

 来シーズンの新ユニフォームの感触を確認する。既に予約済みなので、これで来年度の準備完了、ユニ・シーチケ・オレンターノ・ファンクラブのフルコンプである。
 

 今のところ、契約満了選手の発表に較べ、新戦力の加入や契約更新選手のニュースはやや物足りないが、J2の他クラブは着々と体制を強化しつつある中で、ギフも遅れて取ってはいられない。
 

 FC岐阜、激動の2016年はもうすぐ終わりを告げる。

 どうか来年は、より良い年になりますように。
 




2016/12/04

Already over 2016 ~シーズンオフの北西部~


 Jリーグは各カテゴリーでポストシーズン真っ盛りだが、我らがFC岐阜は既にシーズンオフとなり自主練習体制となっている。


 この日に集まった選手は、契約満了となった仲間も含めて12~13人で、ランニングと軽いストレッチ、そしてロングパスなどでボールの感覚を確認する。
 

 このチーム、この練習着での全体練習もあと僅かとなり、何とも寂しい限りである。

 契約満了、新監督就任と2017シーズンに向けた流れが、徐々に加速して行く。今後の展開を楽しみに待つこととしよう。
 

 2016シーズンを戦い抜いたイレヴンに、ありがとうとお疲れさまを。



2016/11/22

11/20_vs東京V 「残心」 ~J2残留の次へ~


 FC岐阜の2016シーズン最終戦は東京ヴェルディとの対戦である。最終節まで縺(もつ)れたJ2残留争いも今日で全てが決まる。
 

 吉田監督に選ばれた最終節のスターティングイレヴンは以下の通り。まさに今シーズンの集大成であり、現在最も信頼のおける11人である。
 

 J2残留に向けて、戦前の状況ではギフの優位は揺るぎない。勝ち切れば何の問題ないが、例えそれ以外の場合でも、アウェイで上位のチームと対戦し勝ち点3が必須となる金沢と北九州には相当のプレッシャーが圧(の)し掛かるだろう。繰り返しギフが有利なのは変わりないと信じて、気負わずゲームに入って行こう。

 そうすれば、例え先に失点したとしても、浮足立つことなく冷静に攻撃に集中することができるだろう。その通りに、田中パウロ淳一#7からのCKは、ファーサイドに詰めるレオミネイロ#33の足元に入り、すぐさま同点に追い付く。
 

 その次の不可解な2失点目も、今日のギフにとってはさして重荷にはならなかった。ヴェルディが優勢かに見えた前半もギフは2-2で折り返し後半の反撃を待つ。

 後半、勝つこと以外は考えていなかったギフは、難波宏明#24の連続ゴールでホーム3連勝とJ2残留を手中に収める。今シーズンのギフにしては、理想的な形で最終戦を勝利で飾った。
 

 1万2千人余の観客は、この劇的な逆転勝利に酔い痴れる。こんなゲームが見られるなら、来年もまた足を運ぼうと思ったに違いない。是非そうしていただきたい。
 

 おかげで、ゲーム後のセレモニーも大いに盛り上がった。日本特殊陶業様とCCI様のスポンサードも継続する確約をいただき、ユニホームサプライヤーはニューバランスブランドが担当していただけることが決定しているなどポジティヴなニュースが続く。そして何よりも、来シーズンもJ2ステージで戦える事を死守した選手・スタッフには心からの感謝である。
 

 こうして2016シーズンは劇的な幕切れとなった。最終節にJ2残留を掛けた一戦に多くの観客が詰め掛け感動的な勝利を手にする。確かにこれもFC岐阜のサッカーの一つではあるが、我々が目指す『思いはひとつ 願いも一つ』は、実はこの結果ではなかったはずである。

 残留の喜びを嚙み締めた後は、早速に来期の準備を当たろう。積み上げなくしてFC岐阜の躍進は無い。このホーム3連勝の流れをそのままに来期への「残心」としていただきたい。

 次回は恒例のシーズン総括である。なぜパウロはバナナなのか、その理由を明らかにしよう。
 




2016/11/15

決戦5日前のタイムライン


 J2残留を掛けた重要な最終戦5日前の公開練習、北西部グランドに参戦。練習の開始時刻は、第42節東京ヴェルディ戦と同じ午後2時から。今日の北西部グランドは少し風はあるが、この時期の11月としては暖かな陽気で、休み明けで静養充分のイレヴンには絶好のコンディションである。
 

 決戦を5日後に控えて、今日のトレーニングは終始軽めの練習メニューで行われる。ランニング、ストレッチ、そして4vs2の鳥かごには吉田監督自身も参加する。リラックスムードの選手たちには大一番を前にした気負いは無い。
 

 その後はハーフウェイラインまでの半分のエリアで密度の濃いミニゲームを行い、それぞれの連携や距離感を再確認する。ジャスト2時間で今日の全体練習は終了するが、シーズン最終節に向けて一歩一歩着実にタイムラインを刻んで行く。
 

 最後まで余談を許さない展開ではあるが、最終戦は勝利してすっきりJ2残留を決めていただこう。12月4日に予定を確保したことが取り越し苦労だったと笑えるよう今年の日程は11月20日で完結させようFC岐阜。
 




2016/11/08

11/6_vs横浜 君の名は『希望』。


 前節、見事な逆転勝利で残留争いに残留できたFC岐阜は、ホーム連戦で横浜FCと会敵する。

 今日もギフの勝利を信じ、まずはスタジアムグルメを堪能する。「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み丼」と「高山ラーメン」を美味しくいただいた。
 

 

 試合前、ピッチに散水する光景、素早いパス回しで敵を翻弄してもらいたいところ。
 

 そして今節のスターティングメンバーは、前節の勢いをそのままに。連勝するために選ばれたメンバーである。
 

 前半開始からゲームを優位に進めるギフは、課題とされた前半無失点でハーフタイムとする。

 後半、向い風の不利な状況を感じさせない動きで横浜ゴールに迫る。そしてその姿勢が幸運なPKを呼ぶ。何時ぞや試合であのPKはないだろうと嘆いた、そのお返しとして有難く頂戴しよう。審判の微妙な判定はシーズンを通してプラマイゼロなのである。

 レオミネイロ#33のゴールの瞬間、長良川スタジアムは耳を聾(ろう)せんばかりの歓声に包まれる。
 

 レオミ3試合連続ゴールにサポーターは大歓声で答える。
 

 更にゲームを支配するギフは、9千人超の観客の前で追加点を挙げゲームを決定づける。

 レオミの2点目は、DF、GKを交わし難なくゴールに吸い込まれる。
 

 

 こうしてギフは、この緊迫した状況の中で、見事にホーム2連勝を飾り、取り敢えずはJ3降格圏を脱出する。次節の結果次第では残留を果たせる状況まで盛り返すことができた。

 また、このゲームでホームの平均入場者数は5,338人で、J2リーグ11位と半分より上に上がれた。そしてレオミのシーズン12ゴールはJ2得点ランキングのベスト10に入る成績となった。これからしてFC岐阜はJ2に残るに遜色のないクラブであることは誰もが認めるところであろう。
 



 もちろん、ここで一息付いてはいけない。最後まで緊張感を持って有終を飾っていただきたい。
 

 さて次節、熊本からもたらされるのは吉報なのか凶報なのか神のみぞ知るところである。最後まで気を抜かず闘えFC岐阜。




2016/11/03

11/3_vs群馬 断崖の攻防戦


 前節、敗戦が許されない直接対決を落したFC岐阜は、その傷を癒す間もなくホーム群馬戦に挑む。

 このホーム2連戦で、恐らくは今シーズンの体勢を決する事になるだろう。
 

 このゲーム、ギフには二つのアドヴァンテージがあった。一つはホームサポーターの後押し、そしてもう一つは相手退場による数的優位である。

 所が前半、セットプレイからの失点で1点ビハインドで後半に突入する。
 

 ここに来てようやく押し気味にゲームを進めるギフは、レオミネイロ#33のゴールで同点に追い付く。相手DFからの跳ね返りを瞬時に右足を振り抜きゴールネットを揺らす技ありのゴールであった。

 更に畳み掛けるギフは、ゴール前の混戦から、冨士祐樹#18がゴール右隅にねじ込み、逆転に成功する。既に後半42分である。

 このまま逃げ切ったギフは、長い長いトンネルを抜けて、貴重な勝ち点3を積み上げる。終わってみれば下位3チームが『勝点37』で並ぶ事になる。そして歯痒い得失点差でギフの最下位は変わらずである。
 

 これにより、次節の横浜戦まで望みを繋ぐことができる。ここで連勝ができれば残留に向けて光明が見えてくるだろう。

 中二日でまた『万歳四唱』が繰り返される事を祈らずにはいられない。
 

 ホーム長良川には、勝利の讃歌が響き渡る。
 

 さあ残り3試合、持てる全てを賭けて這い上がれFC岐阜。




2016/10/23

10/22_vs町田 新しい調和を求めて ~for new-balance~


 連敗が許されない中、ホーム長良川に町田ゼルビアを迎えるFC岐阜。これが吉田監督の送り出した現時点でのベストメンバーなのだろう。
 

 前半を、零封したギフは、後半に入ってエヴァンドロ#9のヘディングシュートで先制する。レオナルドロシャ#10からのFKにジャストミートする見事なゴールだった。
 

 しかし、歓喜の時間はここまで、立て続けに失点を喫し、あっけなく逆転負け。成す術なく4連敗となった。ここに来て勝ち点が全く積み上げらせない状況にサポーターは遂に諦念(ていねん)の境地に達する。
 

 そして気になるライヴァルの動向、10/23の試合結果は、ギラヴァンツ北九州は敗れたが、ツエーゲン金沢は劇的な逆転勝ちで20位に浮上、ギフはとうとう降格圏の21位まで転落することになる。どうにも気の休まらない状態で、次節北九州戦を待つしかない。負けたら終わり!その気概で戦えFC岐阜。



2016/10/17

10/16_vs京都 2016京都戦始末記


 あの温厚と思われる吉田監督にして、審判団に詰め寄り、最後にジャッジについて猛烈な抗議をするほどの衝撃的な幕切れで、ギフは勝ち点1を掴み損ねた。最後の最後まで集中力を保てなかったディフェンス陣の甘さもあるのだが、ここに来て受け入れ難い敗戦である。
 

 FC岐阜のJ2リーグ第36節、アウェイ京都戦は、オレンターノツアーで参戦。2011年以来の5年ぶりの京都遠征で当時のリベンジ(京都 3-1 岐阜 2011年最終節)を果たしていただきたいところだった。
 

 手数は少なかったが、ゴールに迫る場面もあった。しかし寸で所で中々シュートまでは持ち込めない。
 

 その代わり、今期初スタメンのGK常澤聡#1を中心に、京都の猛攻を辛うじて抑え込んだ・・・かに思えた・・・!!!。
 

 これで残りは後6試合。19位から22位まで勝ち点差2の中で競り合う。最終節までサヴァイバルゲームが続きそうだ。そして、得失点差のマイナスが突出するギフはかなり不利な状況にあることは間違いない。これからはまさしく絶対に負けられない戦いの連続となる。
 

 落胆するイレヴンに絶句である。
 

 まだ全てが終わった訳では無い。最後の最後、その最後のアディショナルタイムまで、決して諦めるなFC岐阜。






2016/10/04

10/2_vs岡山 『臥薪嘗胆の夜』


 ファジアーノ岡山戦は、フジサワドリームシートでの観戦が許された。しかも、いつもバックスタンドで観戦してるハーフウェイラインの位置である。
 

 イレヴンの息使いさえ聞こえてきそうなベストポジションからキックオフを待つ。
 

 しかし、幸運もこれ以上は続かなかった・・・。

 失点を重ねるギフは、何度も何度もキックオフを行わなければならない。
 

 歴然とした実力差を感じながらゲームオーバーのホイッスルを聞く。冷静になって考えれば、我がクラブはディレクターチェアに深く身を沈めて、ゆっくり観戦できる程の余裕があるクラブではなかった事に、今更に気が付く。
 

 時に喜びに満ち、時に絶望に苛(さいな)まれ、それでも最後まで走り続けろFC岐阜。 



2016/09/25

9/25_vs山口 『勝ちは勝ち』


 アウェイ山口戦は、前半立て続けのオフェンスで連勝を飾る。惜しむらくは終了間際の2失点で得失点のマイナスを減らしきれなかった事か。

 この調子で降格圏内との勝点差を広げて行こうFC岐阜。







2016/09/20

9/18_vs愛媛 ホーム快勝に沸く! ~オマケ付き~


 降りやまない雨の中、ホーム愛媛戦に参戦。メインスタンドの大屋根の下には多くのサポーターが集まった。
 

 愛媛FCに移籍した深谷友基#22、ギフへの思い入れは残したままである。
 

 今日は、『緑のサイリウム』を振って、ギフの勝利を引き寄せる。
  

 今節はバランスのとれたスタメンで勝ち点3を狙いに行く。今日勝てなければ、いよいよ後が無い。
 

 前半立ち上がりから、ゲームは大きく動く。相手CKからの失点や直後のレッドカードで、雨のメモリアルは不穏な空気に包まれる。

 一人多いギフは、後半に底力を見せた。ポジション取りを重視した阿部正紀#2の動きが功を奏し、左サイドからのセンターリングのこぼれ球をジャストミートし同点ゴールのネットを揺らす。

 その後はボールを支配しながらも追加点が上げられなかったが、アディショナルタイムに入ってからのラストチャンスのコーナーキックで、レオナルドロシャ#10のインスイングのボールが、キーパーのグローブを掠(かす)めて直接ゴールに吸い込まれる。

 最近のサッカーゲームを観戦している中で、コーナーキックを直接ゴールするシーンを久々に見た気がする。やはり、ラモス前監督も認めた背番号10は只者(ただもの)ではなかった。
 

 勝利を確信したベンチは歓喜に踊る!
 

 こうしてギフは、実に半年ぶりのホーム戦の勝利を飾る。度重なる『1-1』の既視感(デジャヴュ)を払拭し、漸くにして待ち望んだ結果を招来することができた。 
 


 突如、勢いを増した豪雨の中、『FCギフコール』はいつもでも続く。
 

 この結果、順位そのままの20位ではあるが、下のチームとの勝ち点差を広げることができ、19位の讃岐の尻尾を掴むことができた。この勢いのまま、次のアウェイ山口に乗り込んで行こう。


  最後は欣喜雀躍のイレヴン、何度でも繰り返し見たいシーンである。





 -追伸-

 
 翌9月19日は、大垣浅中公園球技場にて、大阪産業大学との練習試合が行われた。昨夜のスターティングメンバ―以外の選手がほぼ全員ゲームに出場する。1-0で試合終了の後、時間を掛けたミーティング・反省会・意見交換・・・が更に45分ハーフで続いた。今迄になかったチームの結束を重要視する一場面である。ここからは全スタッフ一丸となって、J2残留を勝ち取らなければならない。