2015/06/29

6/28_vs群馬 連勝ならず ~遅すぎた同点弾~


  思いのほか過ごし易い気候になった長良川競技場のナイトゲーム、ザスパクサツ群馬戦に参戦。

 ゴール裏にシフトしたバモスゾーンはビッグフラッグのサイズに丁度いい。
 

 前節の磐田戦の衝撃的な逆転勝利に続いて連勝を目論むギフは、目下のベストメンバーで群馬を迎え撃つ。
 

 前半、ゲームの主導権を確保しながらも、決定機で失速する。一方、群馬は1回のチャンスでギフのディフェンスラインの隙間を縫って、あっさり先制点を上げる。
 1点のビハインドを許したまま前半を終えたギフは、後半に攻撃のピッチを上げてゆく。

 そして後半20分、多くのチャンスの中からヘニキ#15のミドルシュートで同点に追いつくと、長良川劇場に詰めかけた8,500余のサポーターの雰囲気は最高潮に達した。
 

 残り時間も攻撃の手を緩めないギフであったが、結局は連勝を手にする事は出来なかった。

 しかし、最後まで逆転を目指して諦めずに走り続けた選手の雄姿に、多くのサポーターが拍手で労う。

 ギフの戦術に馴染んできたこの3人に更なる期待が高まる。
 

 次節以降、また上位クラブとの善戦で一歩でも上を目指していただきたい。
 




2015/06/22

6/21_vs磐田 『アウェイ磐田で逆転劇場』


 FC岐阜のアウェイ磐田戦、ヤマハスタジアムに参戦。オレンターノツアーバスで磐田入りした時の雨は上がり、ゲーム開始の時点では青空へと変わる。
 

 初参戦のヤマハスタジアムだったが、アウェイ2階席には多くのギフサポーターが駆け付ける。相手サポーターの挑発に乗って下らないいざこざを起こさぬ様、ゲームに集中して盛り上がろう。

 ところが、前半開始早々の失点、その後落ち着きかけたゲーム展開の中での2失点目、ジュビロは横綱相撲で今日もゲームを支配したかに見えた。
 

 そこに油断があったのか、ギフは数少ないチャンスで前半の間に1点を返す。レオミネイロ#33のシュートを高木和道#3が絶妙にコースを変えてゴールネットを揺らした。いい形で後半に期待を繋ぐ。

 そして後半、怒涛の攻撃を仕掛ける磐田に対し、ハードワークで守備を固めると、浮足立った磐田は拙攻を繰り返すのみとなった。

 そんな中、カウンターパスを受けたレオミが持ち上がりゴール前に蹴り込むと、相手DFを完全に抜き去った難波宏明#24が鮮やかにゴールに流し込む。電光石火の同点ゴールである。

 難波にとって今シーズン10点目となるこの見事な同点ゴールも序章に過ぎず、劇的な逆転ゴールはその10分後に待っていた。高地→レオミ→難波のゴールデントリオが繋いだゴールで磐田サポーターを沈黙させる。
 

 残り15分、パワープレイで襲いかかる磐田の攻撃を必死で守り抜いたギフは終了のホイッスルを聞いて全員がピッチに倒れ込む、誰もが欲しかったアウェイでの勝ち点3は確実にチームを流れを変えてくれることだろう。


 今シーズンのベストゲームの帰り道、来年もここに戻ってこられるだろうか。今節の結果、ジュビロ磐田は3位に後退し、ギフの難波は11得点でJ2得点ランキング単独トップとなった。
 

 次節のホーム群馬戦、値千金の勝ち点3を持って凱旋するFC岐阜の連勝劇場に乞うご期待である。

 今回の動画は、イレヴン&ラモスの万歳四唱をお届けします。







2015/06/18

ギフの『トゥモローランド』


 FC岐阜の公開練習、北西部運動公園に参戦。
 

 梅雨の晴れ間が覗くこの日は午前中から気温が上昇、厳しい環境での練習開始である。
 

 休み明けの練習は、ランニングとフィジカルトレーニングから始まる。
 

 これから真夏に掛けて暑熱対策をしながら、密度の濃い練習を積み重ねて、順位上昇に繋げなければならない。

 そんな体調管理には不可欠な施設、ギフの長年の課題であった『クラブハウス』の整備が、まずは土地の造成工事から始まっている。その後のクラブハウス建設の主体工事は、2016年1月25日に完成予定で進められる。
 

 この事業はあくまでも岐阜市の公共事業であり、「(仮称)岐阜市スポーツ交流施設」として建設されるものである為、その規模や概算の建設費用などは岐阜市のWEBサイトに入札情報として公表されている。
 

 名目上は、このスポーツ施設の一部をFC岐阜がクラブハウスとして使わせていただく、と言うスタンスである。
 いずれにしても、多方面からの支援の中で『FC岐阜』が存続していることを忘れてはならない。



2015/06/01

5/31_vs水戸 先制点護れず ~即失点の宿痾~


  FC岐阜ホーム戦、長良川競技場でのプレイヴェントには枚挙に暇が無い。
 この様な地道な活動がいずれ、新規ファン・サポーターの獲得と、固定客増加に繋がっていくのだろう。
 

 今節の対戦は順位が一つ下の水戸ホーリーホック、敗戦はすなわち順位逆転を意味する。
 

 ギフは、阿部正紀#2とヘニキ#15が復帰し、難波宏明#24もスターティングメンバーに名を連ねる。

 前半、相手陣内に攻め込むギフは、度重なるコーナーキックのチャンスに難波が頭で合わせて早々に先制する。
 しかしその刹那、意味不明のファール判定で水戸にフリーキックが与えられる。水戸の舟谷圭祐#10の蹴るボールの弾道は、初先発のGK常澤聡#22の足元をすり抜け、あっけなくゴールに吸い込まれる。

 先制後、わずか2分後の失点である。何度も繰り返されるFC岐阜の悪癖と言わざるを得ない。
 

 後半、互いのカウンター攻撃は不発に終わり、このままタイムアップを迎える。今日も悔しいドローゲームで勝ち点1のみを積み上げ、19位をキープである。


 こうして一時代を築いた日本代表のレジェンド二人は痛み分けで勝負を終えた。
 

 司令塔として好調をキープする高地系治#6、次は得点シーンを見せてくれ。
 

 これ以降さらに強豪との対戦が続くギフ、勝てる時には確実に勝ち点3が欲しかった。