2013/12/26

ホワイトクリスマス?


   トップページがホワイトクリスマスとなった12月25日、FC岐阜積年の債務超過問題に対し、その解消に向けて明確な道筋が示された。
   大手銀行を始めとする地元政財界からのご支援には大いに感謝しなければならない。この条件クリアをきっかけに、更なる支援が加速し、そしてラモス氏への監督要請に繋がる。

   いよいよFC岐阜を取り巻く環境が劇的に変化する。正しく潮目が変ってきた。2014年のFC岐阜がどんなチーム構成になるか、不安と期待が入り混じっての2013年が暮れていく。ただこれはまだ変革の第一段階であり、恒久的なクラブへ進化する第一歩と捉える必要があるのかもしれない。

   いづれにしても益々楽しみな2014年のFC岐阜、来年も12番目の選手の一人としてギフを追い続けよう。

 



2013/12/14

今年最後の練習見学。 ~El jugador número 12~


   12月13日の「自主練習」を以って、トップチームの2013年の公式日程が全て終了する。

   下の写真は、12月11日の「岐阜県フットボールセンター」での練習風景である。


   ランニング・ストレッチ・パス回しなど、軽めの全体練習はそこそこに切り上げ、各自でグループを作り、それぞれの必要なスキルに対して反復練習を繰り返す。

   既にこの時期には切迫した緊張感も無く、和気あいあいと体を動かす選手達の様子が見て取れた。正しく、このメンバーで過ごす最後の、そして大切な時間が過ぎて行く。


   そして、話題は2014シーズンへ、まずは指揮官の人事から風雲急を告げる情勢になっている。マスコミの報道通りだとすると、かなりエキサイティングな状況だ。

   ラモス氏への監督打診について、10月18日の第一報時点では眉唾物であまり現実味が無かった。ところが今回、ミスター・F氏などのキーパーソンが登場してくることで、俄かに現実味を帯びてくる。

   FC岐阜、浮上の「起爆剤」としては大いに期待できるが、有名人で影響力も大きいだけに、ギフのような体力の無い小さなクラブにとっては「劇薬」でもある。

   処方を誤ると、取り返しの付かない副作用が発生しかねないが、もはや不退転の方策なのだろうとクラブ側の意図が感じ取れる。

   今後の各界からの支援に(すが)る要素が大きく、不透明なだけに、会談が頓挫した時のセカンドプランや、あるいはシーズン中の不測の事態を想定したバックアッププランについても事前に考慮する必要があると思われる。

   ただ、ラモス氏の様なサッカーを畢生(ひっせい)の生業とする識者に監督オファーしていること自体でも、ギフの知名度がグングン上昇中である!

   いずれにしても、ギフにとって必ずしもバッドニュースではないので、とにかく良い方向に展開していくことを願いたい。


   2014.. el jugador número 12 ..
  【2014年も、12番目の選手で行こう!】


2013/12/09

2013年、勝手に統括。


   運命の12月8日決戦を経て、2014年度のJ2リーグ全登録クラブが確定した。

   徳島ヴォルティス悲願のJ1初昇格により、リーグ戦3位だった京都サンガとは、来年も対戦が組まれる。

   そして、ガイナーレ鳥取がJ3に降格することにより、来年も新規クラブがJ2に参戦する。

   『カマタマーレ讃岐』、JFL での公式戦を観戦した事があるが、決して侮れないクラブである。危惧すべきは長崎の再来になることだ。そうなると必然的にギフが一番下になってしまう。

   そんなことも想定しながら来シーズンの選手強化や、何より早期監督招聘が急務である。クラブ側の積極的な組閣活動は最終局面を迎えている頃だろう。


   さて、2013シーズンを振り返ると、数字の上では2012年シーズンと大差ないものとなっている。シーズン後半に入って得点力がややアップするも、それにも増して失点の多さが、年間を通してギフのゲームを終始厳しい展開に陥れた。

   確かに、1シーズンの中での故障者続発は想定の範囲を越えるものだったかもしれないが、そんな時でも一定のレヴェルで戦える選手層の充実がなかったのも事実である。

   夏の移籍期間での補強で、より強固なチームが形作られていくが、毎回思うことと言えば、シーズン前にこのレヴェルのメンバーが揃えられなかったか・・・ 。J 1クラスのストライカーに比肩するスティッペ、バージェらが開幕時に居てくれたらと。

   今年はFC 岐阜を支援する背景が大きく変化したシーズンとなった。逆に言えば、それがJ クラブの(てい)を成して生き残る唯一の選択肢だったのかもしれない。

   「浅中」の成功はギフにとって重要なエポックメーキングであった。これが良き前例となり、定例となって貰いたい。

   行徳浩二前監督の去就、進退については痛恨の極みである。前述した故障者云々は不運な要素であることは否めない。しかし、2年目となるチーム底上げに充分時間を掛けられなかったのは誤算である。

   ただ、辛島啓珠新監督への円滑(?)な受け渡しが奏功し辛うじてJ2残留は果たした。シーズン後半の(さなが)ら新チームによる地味な勝ち点積み上げと、更には鳥取さんの劇的な失速が相まっての結果である。

   こうして、ギフは2年連続、寸での所で下部への降格を免れた。J2リーグ21位でも降格に巻き込まれなかった幸運が何年も続くはずがない。クラブ自体の財政問題も含め、更に待った無しのシーズンは来年も続く。図らずも2014年シーズンにも多くの選手が入れ替わるだろうが、充実した補強により戦えるチーム編成をお願いしたい。

   2014年はいよいよW杯シーズン、その開催期間中はリーグ戦中断となるため、窮屈なスケジュール調整を踏まえつつ開幕を待つことにしよう。J2の全日程が終了した今、(ようや)く「あまロス」が癒えた頃だが、こんどは「ギフロス」の期間が(しばら)く続くことになりそうだ。

   最後に、リーグ最終戦辺りのダイジェスト動画を2本アップして2013シーズンの『FC岐阜観戦記since2005』を締め括ることにしよう。







2013/11/26

2013年、勝って終わろう。


   2年半ぶりにアウェイ富山戦に参戦する。後援会が主催する「オレンターノツアー」に交ぜていただいた。

  朝7時、県庁前の晩秋の佇まい。これから2台のバスで北に向う。


   前節のホーム最終戦は不甲斐ない結果に終わっただけに、アウェイとは言え、キッチリ勝ってモヤモヤした2013シーズンをスッキリ締め括りたい。

   そんな想いを載せて、バスは冬を(まと)った「蛭ヶ野(ひるがの)」界隈を後にする。


   スタジアム到着後、本場肉厚の「鱒ずし」に舌鼓を打ちつつキックオフを待つ。


   これが、シーズン後半に調子を上げてこれた集大成のスタメン。辛島監督のバランス感である。


   緑のビックフラッグがアウェイスタンドを覆い尽くす。ギフサポの魂の応援である。


   前半キックオフ、アウェイの洗礼は行き成りやって来た。しかしこのPK献上でも、ギフのイレヴンは浮足立つことなく、徐々にペースを引き寄せる。


   相手のオウンゴールで同点にした後、後半は怒涛の攻撃を仕掛ける。こんなにもホーム富山の足が止まるのが不思議なほどである。

   服部年宏#6の、有終のゴールには今一歩届かなかったが、染矢一樹#11の今シーズン10本目のゴールは引退する服部キャプテンに(そして来季同じピッチに立てないであろう選手に)捧げる惜別の決勝ゴールとなった。


   最後は、笑顔の服部と、戦友を労う美尾敦#10。


   ラストゲームを終えた服部年宏は、最後にロッカールームで今日履いたスパイクを綺麗に磨き上げて、サッカー人生に幕を引いたと言う。お疲れ様でした。と同時に、今後も何らかの形でギフに関わっていただきたいと願うばかりである。


   FC岐阜の2013シーズン、何とかJ2残留は勝ち取った。しかしながら残留しか出来なかったとも言える…。





   次回、恒例のシーズン総括へと続く。



2013/11/19

『全てはサッカーの為に』 ~服部年宏、現役引退~


   11月17日、FC岐阜の2013シーズンホーム最終戦は、服部年宏#6にとって緑のユニフォームでの最後のゲームとなった。

   J1復帰に最後の望みを託すコンサドーレ札幌とのゲーム内容は、ギフにとって語るべきものは無く残念な結果に終わってしまったが、前節までの地道な勝ち点の積み上げが功を奏して、最低限の目標であるJ2残留は果たすことができた。


   ゲーム後の服部キャプテンの言葉通り、勝利を以って残留を決めたかったが、何はともあれ残留出来たことに対しては、選手・監督やスタッフの皆様に心より感謝したい。

   翌日、仕事に赴くと、誕生日でもないのに「おめでとう、おめでとう」と何人もの方に声を掛けられた。


   そして、とうとう11月24日のアウェイ富山戦を最後に、服部キャプテン#6が現役引退となる。

   「鉄人」と呼ばれ、自身は「ジュビロ磐田」時代の「闘将ドゥンガ」をお手本にプレーしてきたと言う、ギフでも「優しいドゥンガ」とて、若い選手を指導して頂いたようだ。

   来季、メモリアルのピッチに服部の姿は無いのだが、その魂だけはギフの中に永遠に引き継いで貰いたい。

   20年間のサッカーキャリアで、最後の、そして貴重な2年間を、FC岐阜に捧げて頂いたことに改めて感謝致します。


   次節、アウェイ富山戦は勝って終わろう!



   ガンバレFC岐阜! 最後の力を見せてくれ!。



2013/11/11

THE ZANRYU ~君は、生き残ることができるか!~


   11月10日、J 2残留を掛けたFC岐阜の第一幕、今日の残留条件は「岐阜○、鳥取×」のみである。

   今節のマッチアップは愛媛FC、冷たい雨で金華山も煙ってしまったホーム長良川での決戦は16時キックオフである。


   まずは前節、アウェイ山形戦のダイジェスト動画から。

   スティッペ#36の値千金の同点ゴールとサポーターを鼓舞するパフォーマンスを、ゴール裏からお届けする。この勢いで、一気に残留を決めたい所である。



   しかし、このゲームは立ち上がりからナーバスな展開となった。序盤でのイエローカードがゲーム展開を更に難しいものにする。そして前半終了間際の嫌な時間帯に先制を許す。


   そして後半開始の頭から動く辛嶋監督、このゲームの重要性を誰よりも理解している。


   そんなギフの積極策が、やがて染矢#11のPK 奪取に繋がる。ソメはPKのボールをバージェからも奪い取る。


   これで不機嫌(?)になったバージェ#34が退場の憂き目にあう。この後ギフは守りにシフトせざるを得なくなるのである。

   今日の勝ち点1は評価が別れる所であるが、やり場の無いフラストレーションをサポーターはレフリーにブーイングすることで解消しようとしていた。


   さて、鳥取も1ー1で引き分けたことにより、今節の残留決定はなくなった。

   次節、ギフは勝てば自力で残留を決める事ができる。但し、勝てなくても対象の鳥取が負ければ、その瞬間に残留が決定する。

   一見優位であることに変わりがないが、相手の結果しだいで残留が決まる状況に傲りがないか心配ではある。つまり、鳥取の方がシンプルなのだ、相手の結果に関係なくとにかく勝つしかないのである。その明確な「至上命題」が追い込まれた鳥取イレヴンに有らぬ力を与えなければ良いのだが。

   残留決戦第二幕は11月17日、ホーム最終戦で累計50万人目の入場者となろう!





   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ!。



2013/11/04

今、東北へ行くということ。(外伝) ~盛秋の山形へ~


   残り4戦となった2013シーズンのJ 2リーグ、残留争いの真っ只中で死闘を繰り広げるFC 岐阜、もう一試合たりとも見逃す事ができない。

   今節のマッチアップはモンテディオ山形、本州内では最も遠いアウェイNDソフトスタジアム山形に参戦する。岐阜駅を朝6時台に出発する強行軍である。東海道新幹線、東北・山形新幹線を駆使して正午過ぎに最寄り駅である「天童」に到着する。


   「時々雨」の予報から変わって晴れ間の覗く空模様となった。

   言う程寒くも無く、福島と山形の県境を越える際の山岳コースは紅葉が見頃になっており、穏やかな日和である。


   さて、天童からシャトルバスに乗ってスタジアムに到着したのが12時30分、スタンドに沿って大きな迂回してアウェイ側の入り口から入場するところで、ギフのスタメンがコールされるタイミングとなった。


   取るものも取り敢えず、アウェイ席最上段から初参戦スタジアム恒例のパノラマヴューイング。


   この所、勝ちに見放されたFC 岐阜、プレーオフ圏内を目論む強豪山形相手に、今日も難しいゲームになることは必至である。山形とて21位のクラブ相手に取り溢しは許されない。


  
前半、今日は押し気味で展開するギフ、首尾よく染矢#11のゴールで先制するが、終了間際の嫌な時間帯に同点とされてしまう。

そして後半の立ち上がり、公式記録はオウンゴールとなっているが、あっという間に逆転を許す。その後は山形のペース、セカンドボールがことごとく山形に収まる。
  

しかしその劣勢を、今日もスティッペ#36が打破する。コーナーキックのチャンスに相手キーパーの弾いたボールを見逃さなかった。
  
その後の山形の猛攻を凌いで、ギフは価値ある、そしてここにきて貴重な勝ち点1を積み上げる。
  


   復路は山形駅経由で帰る。新スタジアム建設が噂される西口広場は少し狭いように感じるが抜群の立地条件であることには変わりない。そして駅構内は既にネクストマッチのPRである。


   この日、ガイナーレ鳥取が敗れたことにより、J2残留に向けてギフはやや優位に立つことができた。細やかな祝杯を上げてから、次の仕事へと向かうことにする。


  


   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ!。



2013/10/28

PKの笛に敗れる!


   長良川競技場のホームvs栃木SC戦は0-1(PK)の悔しい負け方をする。

   そのPK以外は、どっちつかずの攻防を繰り返し、互角のゲーム展開であったろう。


   主審のジャッジにクレームを言っても詮無(せんな)い事ではあるが、一つだけ指摘することが許されるのであれば、後半45分経過後のシーンについて言及しておきたい。

   展開の中で、栃木の選手が足を痛め自陣のペナルティエリアで倒れている。この時ボールを保持し攻撃に入ろうとした美尾#10は、0-1のビハインドでアディショナルタイム残り5分の状況を以ってして全員に攻撃の続行を示唆する。
   しかし、ここで攻め上がるギフを見て、主審が笛でゲームの進行を止める暴挙に出たのである。その後、痛んでいる選手は担架で運び出され、ドロップボールでリスタートとなるが、既に守りを固めた栃木にギフは強襲できない・・・。

   ここで問題なのは、対象の選手が足を痛めて倒れている点である。仮に頭を打っての事であれば選手生命に係わることもあり得るので止むを得ないが、この場面でゲームの流れを止めた主審の見極めは余りにもお粗末と言わざるを得ない。スティッペ#36やバージェ#34が主審に詰め寄るのも当然である。

   現に、担架に乗って痛がっていた選手は、ピッチ外で出た後即座に立上り、右手を上げて主審に戦闘可能をアピールしていたのである。

   もちろん、ピッチ内では命がけでプレイしている選手の身体ケアは最優先されるべきであるが、 このジャッジは、APTの増加を目指したJリーグの理念に逆行しているように思えてならない。




   いずれにしても、負けは負け。いよいよ残留争いは鳥取とのマッチレースとなった。

   次節11月3日、山形(9位)vs岐阜(21位)、岡山(12位)vs鳥取(22位)、もう群馬・富山には手が届かないかもしれないが、それぞれが対戦を残しているだけに鍵を握るクラブであることに変わりはない。



   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ!。



2013/10/16

妖精の稼業(しごと) ~さだまさしコンサート2013~

 

   昨年に続き2年連続で、今年も『さだまさしコンサート』を観賞する事が出来た。

   10月14日に長良川国際会議場メインホールで行われたさだまさしコンサート2013の、今回のツアータイトルは『天晴~あっぱれ~』で最近発売されたベストアルバムのタイトルでもある。

   この週末はFC岐阜のゲームは無いが(全国的に天皇杯充当日)、ギフのナイトゲーム参戦のと同じタイムスケジュールでメモリアルセンター周辺に車を進める。

   国際会議場エントランスホールには既に大勢の観客が集まっている。言わずもがな、そのオーディエンスの年齢層の高いこと。悲しいかな、(はた)から見れば、自分もその世代に溶け込んでいるのだろう。

   『さだまさしコンサート』は歌そのものより、合間のステージトークがオモシロい事で有名である。今日のトークハイライトは「お伊勢さん」のお話しで、大いに盛り上がった。

   2013年10月、伊勢神宮は20年ぶりの遷宮で話題になっているが、実は我が家でも25年棲み続けたアパートの部屋を、リフォームされた真向かいの部屋に移動させる事になり、その際にもう弾く事もなくなった古いギターを処分するつもりでいた。

   しかし、こうして生でアコースティックギターの弦の音を聞いたりすると、少し考え直そうと思ってしまう。

   さだまさしは近年、ミュージシャンとしてのコンサート活動以外で小説家としての活躍が目覚ましく、その脚本はドラマや映画などの映像媒体に引っ張りだこのようである。
   今後、同氏原作の『サクラサク』や、最近刊行された『風に立つライオン』などが映像化される予定となっている。


   今年も盛り上がったコンサート終演後、ロービーに設けられた震災等の募金受付コーナーの一角に、福島原発事故で避難されておられる方々への支援の募金箱が目に入った。「福島」には浅からぬ縁があるので、幾許(いくばく)かの支援をさせていただき帰りの途に就いた。





2013/10/09

『緑のヤマが揺れる』


   10月6日、長良川競技場のホームvs松本山雅FC戦は1-2で惜敗する。

   前半、松本の攻撃を上手く押えていただけに、後半の立て続けの失点が悔やまれる。


   ギフは、組織的な攻撃の松本山雅イレブンに敗れ、統率の取れた応援の松本山雅サポーターにも差を見せつけられた。1日に2敗した気分である。


   辛うじて、下位の鳥取の敗戦で、21位はキープできたが、直上(ちょくじょう)の群馬には水をあけられる結果となる。

   次節から、厳しい3連戦が続く不利な状況と、対象チームより残りが1試合多い有利な条件を、如何にクリアして勝ち点を積み上げることができるか、J2残留に向けた最大の正念場である。


   残り7試合のカウントダウン、JFLの動向も気にしながら、余談を許さない日々が続く・・・。




   今回のYouTube動画は3本立て。
   ① Jリーグ屈指のスタジアムグルメ、緑のサポーターで賑わう屋台村の風景。



   ② スタメンを発表するオーロラヴィジョン、シーズン開幕当時とは大きく異なるメンバーとなった。



   ③ 「選手入場」そして、一矢報いる「バージェ#34のゴール!」。





   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ!。



2013/09/30

「ゲームのない週末は、」


   ゲームのない週末は、練習見学に限る。

   2週間、公式戦の間隔が開いてしまうFC岐阜、この間に有意義なスキルアップを図るべくいくつかの練習試合が行われた。


   まずは、9月23日に岐阜県フットボールセンター(新天然芝ピッチ)で行われたvs静岡大学、サッカーの名門大学相手に3-0で勝利する。


   ここ岐阜県フットボールセンターは、照明設備・クラブハウス等を完備した人工芝のサッカー練習施設としてオープンしたが、この日、道路を挟んだ反対側に「天然芝」のピッチが整備され使用が再開された。

   激しい接触プレイでの転倒で怪我をしてしまう可能性の高いプロの練習では、本来「天然芝」が有用である。今後、この場所を使用する際は、練習メニューに合わせて、有効に使い分けしたいところだ。


   そして、9月28日の練習試合vsレイジェンド滋賀FCは2-2、9月29日のvs清水エスパルスも2-2と、勝ちきれないまでもオフェンス面では成果が上がっているのだろうと思いたい。

   また、この間に行われたJ2リーグ戦では、鳥取・群馬共に敗戦となった。このアドヴァンテージを良い方向に捉え、J2残留のモチヴェーションに繋げて頂きたい。


   今回の1分間動画は、固定カメラによる練習試合の模様。(得点シーン有り。)






   こうして、次の週末が楽しみになる。この感覚はいつ以来のことだろうか。


   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ。



2013/09/22

「浅中ニテ、斯ク闘エリ。」


   浅中がFC岐阜にとって「聖地」と呼ばれていたことを知る者は今や数少ない。

   クラブ創生期の社会人リーグ時代は長良川球技メドウと合わせて頻繁に使用していたが、J昇格後は競技場規格を満たさず、公式戦で使われなくなって久しい。

   また、このことが現在の西濃地域在住のサッカーファンの微妙なスタンスに現れていたのかもしれない。

   こんな曖昧なサポート体制を払拭すべく、全県での支援体制で始まった2013シーズンの新たな試みとして岐阜市以外でのJリーグ公式戦開催が初めて実現した。

   6年ぶりの「聖地浅中」での試合は、選りに選ってJ残留に大きく影響する目下の所の最大のライヴァルであるガイナーレ鳥取との雌雄を決する大一番となった。
   前節に引き続き、必ず勝たなければならない一戦である。

   そんな決戦に今回は参戦することが叶わなかったので、某大はフォトライブラリーの中から、せめて前回「浅中」に参戦した時の、少し荒い画質の写真を掲載しよう。 
 
(2007年11月3日撮影)

   この開催が成功裏に終われば、次は中濃地域、そして飛騨地域での公式戦開催を模索することとなるだろう。 しかし、()れも()れも飽くまでJ残留有りきである。


   さて最下位脱出を目論むFC岐阜である。
樋口#27の出場停止は痛いが、最近調子を上げてきたFW陣の有機的な選手起用で勝ち点3を狙う。
服部キャプテン#6も、美尾#10もガイナーレ戦では黙っていない。今日、勝つ事で残留への道が見えて来る!

   そして、運命のキックオフ・・・
 


   果たして、FC岐阜は手傷を負いながらも、宿敵鳥取を下し、見事に最下位を脱出した!!

   ここに来ての「浅中」開催が、ギフに幸運を(もたら)したと言えよう。いよいよ「浅中公園陸上競技場」についても、スマート・ベニュー化が必要である。

   もちろん選手の奮闘を讃えなければならない。特筆すべきは2得点のスティッぺ#36である。貪欲に狙った2点目があってこその勝ち点3である。

   前節のバージェ#34に続く、FW陣の決勝点で連勝は、J2残留に向けて大きな弾みとなる。

   次節、2週間後のホーム松本戦では更なる進化を期待しよう。


   ガンバレFC岐阜! ギフの力を見せてくれ。



2013/09/13

祝!東京オリンピック開催決定記念
飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア視察

 



   2013年9月8日未明、2020年の夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定した!

   その日の朝から、列島はこの話題で持ち切りとなり、気の早い輩は東京五輪の特需や経済波及効果について算盤を弾く。

   先の震災以降、久々の明るい話題であるが、これから7年を掛けて成熟した日本での繊細で着実な大会運営を構築していただきたい。同時に、震災から復興した日本の勇姿を世界にアピールできる有意義な大会になる事を信じて止まない。

   そんな日本でオリンピックが開催されることを受けて、各地でスポーツ関連の施設、企業の取り組みが連日ニュースに取り上げられている。 そんな中、岐阜県内には飛騨地方の山間部に高地トレーニング施設が整備されているので、早速見学に赴いた。


   高山市内から国道361号線で長野方面への向かう御嶽山の麓、チャオ御岳スノーリゾートに隣接した地域一帯に『飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア』が広がる。

   今回訪れたのは標高1,325mにある『日和田ハイランド陸上競技場』、曲がりくねった山岳道路を縫う様に登っていくと、忽然と現れる蒼色のアンツーカが敷かれたトラック。


   正面に乗鞍岳を望み、背中に御嶽山を背負ったローケーションは清々しい限りである。トレーニング中の競技団体が無いようなので、トラックの外縁を軽く一周ランニングしてみる・・・。

   日頃、殆ど運動していないので低地でも息が上がるのだろうが、この高地では更に顕著である。這う這うの体で休憩所のベンチに辿りつく始末である。


   今後、本大会が近くなる連れて、こう言った施設が使われる頻度が増すことだろう。このエリアは国内のみならず、海外からも注目の施設の様で、東京五輪に関連した、岐阜県の大きなアピールポイントの一つになり得るのだろう。

   色々な意味で楽しみなオリンピックの東京開催である。

   更にその隣のグランドでは、某少年サッカークラブが、7年後の(U-23)オリンピック代表入りを目指して練習を開始した所だ。