2012/09/27

連勝成ル!


   9月23日の湘南ベルマーレ戦、FC岐阜は会心の勝利を飾った。待ちに待った連勝(ホーム戦では3連勝!)である。あまりにも嬉しすぎてブログの更新を忘れるほどである。


   佐藤洸一#18の3得点は、まさにケチャップのようだった。シーズン前半に較べると隔世の感を禁じ得ない。
   だた、さすがに湘南相手では11人対10人でちょうど五分五分の力関係、樋口寛規#10の裏への飛び出しが功を奏し、相手の退場を誘った事がこの勝ちゲームのトリガーとなった。


   後は、ゲーム終盤のまとめ方を日々の練習でマスターしてくれば、自ずと結果は付いてくるのではないかと思う。何しろ勝ち慣れていないのだから止むを得ないだろうが、J2残留に向けた残りゲームで、更なる進化を見せていただきたい。

   歓喜のリザルトは以下の通り。今日はキャパシティーの小さいメドウでも3千超のアテンダンスを記録した。


   最後は、FC岐阜オフィシャルサイトのトップページ、2012スポンサーバナーの変遷を辿る。



   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留に向けて、あと七つ・・・。



2012/09/18

『光る雨中(うちゅう)


   2012シーズンのJ2リーグ戦も、残りゲームは一桁台に突入し、いよいよJ2残留に向けたカウントダウンが始まる。今節のマッチアップは栃木SC、雨のメドウでホーム連勝を期待しよう! あと九つ。


   前半から、
我慢強くボールをキープし、オフェンスの時間帯を演出する。何度かあった相手のカウンターに対して「運」も味方して、辛うじて無失点で折り返す。風上のサイドの内に欲しかった先制点は、今日も遠かった。


   後半に入って、
辛抱強くオフェンスが連携し、相手の攻撃に蓋をする。激しい雨と風の中、栃木の足が止まるのにさほど時間はかからなかった。
   そして、いくつかのチャンスの内、セットプレイで関田寛士#25のヘディングが火を噴く。この瞬間の関田の『ドヤ顔』はJ'sゴールでご覧いただこう。

   完勝のファイナルスコアは以下の通り。ヴェルディ戦でもそうだったが、今シーズン「イチバン」のゲームである。そして次節のメドウでも一番のゲームで勝つことができれば、J2残留に弾みが付く。


   ギフを取り巻く環境に少しづつ変化が現れようとしているのか。オフィシャルサイトでは現実的な募金活動の呼びかけを再開し、スタジアムの広告看板にも、いままでになかった県内のメジャーな企業がちらほらと掲示していただけるようになったようだ。「オールギフ」体制での支援が定着しつつあると信じよう。

   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留まで、あと八つ・・・。



2012/09/16

「龍、淵に潜む」

まだまだ残暑が続く北西部グランド、午後4時の練習場に参戦。

   昨日の痛い敗戦(北九州2-1岐阜)のスタメン組はアクティブレイト(積極的休養)を考慮し、軽めのランニングとストレッチ。そしてリメイン組はミニゲームによるポジションや連携の確認。


   行徳監督による細かな指示が飛ぶ。


   今日のお目当ては、シドニー帰りの新加入選手「森安洋文もりやすひろふみ#36」、ミニゲームには参加していない様子だが、行徳監督との繋がりもあって今ここにいる。この選択が決して『意味のないこと』ではないと信じてギフでの活躍を期待したい。もちろん来シーズンも見越してである。今度の栃木戦には登録可能なのだが、どんなプレイを見せてくれるのか楽しみだ。


   東の空から迫ってきた雷雲が雨を降らす前に全体練習は終了となる。


   FC岐阜はリーグ戦の残りゲームが少なくなってきたこの時期に、怪我によって相次いで選手が戦線を離脱する。そこをカバーするかように新加入選手を登録するなど混沌とした中でリーグ終盤を迎える。当面の目標であるJ2残留に向けて更に邁進していただきたい。

   最後に、北九州戦で負傷した地主園秀美選手#7の、一日も早い回復をお祈りします。

   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。


2012/09/03

希望ヶ丘の人びと


   振り返れば、辛く切ない人生の中で、知らぬ間に唯一の拠り所となったサッカーそこからのFC岐阜、それが突然に失われることになる、それはとても悲しいことである。

   まさかそんなことが現実になりかけた8月が終り、2012年9月FC岐阜の経営陣が新体制でスタートする。薫田大二郎新社長には政財界とのパイプ役にもなっていただくよう、その手腕に期待させていただきます。


   これからも長良川競技場は、我々サポーターにとって夢と希望に満ちた「希望ヶ丘」であり続ける。

   このところは勝ちに見放されているFC岐阜、今節のマッチアップは東京ヴェルディ。今まで一度も勝利したことのない強豪を、ちょっと窮屈なホーム長良川競技場にお迎えする。


   新社長の就任挨拶をいただき、前半キックオフ。


   ダニロ#35のワントップでも中々攻め手がないが、守備陣が有効に機能しヴェルディのサイド攻撃にも無難に対応する。


   後半、足の止まってきたヴェルディのディフェンスをかわしたダニロが待望の先制点を叩き出す。メモリアルの雨はギフに味方するようである。


   ただ前科があるので、この時間のゴールでも安心はできない。アディショナルタイムになり、そして最後の笛まで気を緩めなかったギフは強豪から見事に勝ち点3を奪い取った。時として、実力の差を越えた「チカラ」が発揮されることがある。まさしく今日のギフには、そんな見えない「チカラ」が後押ししてくれたのだろう。

   感涙のファイナルスコアは以下の通り。紛れもなく今シーズン「イチバン」のゲームであった。




   最後の動画は「万歳四唱、再び」そして、鳴り止まない「イマニシコール」へ。



   これまで今西前社長には夢と希望を、ありがとう、ありがとう、ありがとう。言い尽くせない「ありがとう」を送らせていただきます。

   今日、J2の場でFC岐阜が戦えているのは今西氏の功績が絶大であることは言うまでない。そんな氏が身を引かなければならない状況は返す返すも残念でならない。

   もっとも、これで完全にギフから離れるわけではないようではあるが、少なくとも2006年から走り続けた今西体制によるFC岐阜の一つの時代が終わったことは間違いない。いいことも悪いこともいっしょに体験してきただけに万感の思いが募る。

   これからは、より多面的で複雑な構図による支援体制となっていくかもしれないが、これが本来あるべき姿なのだと思うし、いよいよ「オールギフ」体制と言うことだろう。これを機により盤石な基盤作りを急いでいただき、恒久的なクラブに進化していくことを願いたい。我々にできるとことは何か、もう一度見つめ直そうと思う。

   さて、希望ヶ丘に集えし人びとには「ホーム戦の勝利!」と言う、最高のプレゼントを手に小雨に中を家路に急ぐ。次はメドウに集結されたし。

   希望ヶ丘には馬も棲んでいます。