2012/12/31

冬の金沢紀行


   ()りに()って、この寒い時節に石川県金沢市を訪れた。


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   岐阜から「特急しらさぎ号」で金沢駅まで2時間半あまり、冬の城下町「金沢」に到着する。写真は米原駅での「しらさぎ号」。


   市内観光後の、今日のお宿は「浅田屋」旅館。我々一行には不釣り合いな高級旅館のようである。


   内線電話まで凝っている。


   そして、メーンイヴェントは翌朝に待っていた。

   日本三名園の一つ「兼六園」を巡る、「長町武家屋敷通り」界隈は見事な雪景色となった。周知のように、兼六園と金沢城跡も世界遺産登録を目指す文化遺産群の一つである。



動画は、兼六園紀行映像をお届けする。




   さて、2012年も大つごもりとなり、我らがFC岐阜には大変有難い支援のニュースや、ギフにしては異例の早さで2013シーズンの新ユニフォームが発表されるなどポジティヴな話題が先行している。

   そして、年明けには2期目を迎える行徳体制の組閣も発表されるだろうし、ユニフォームスポンサーの動向も気になる所。しかし、一番気になるのはどのレヴェルまでの戦力補強が実現できるのかである。今から新たな選手の入団発表を楽しみに待つこととしよう。

   来年も、FC岐阜に係わる全ての人々にとって良い年であらんことを願いたい。


がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/12/24

FC岐阜サンクスフェスタ2012


   12月も後半、続々と契約更新選手の発表がある中、「FC岐阜サンクスフェスinマーサ21」に参戦。岐阜フットボールクラブとしての今年最後のイヴェントである。


   いつものように、「FC岐阜後援会(オレンターノ岐阜)」と「FC岐阜公式ファンクラブ2013」の更新手続きを済ませる。後援会の会員証のデザインは信長バージョンを選択した。


   株式会社日本一ソフトウェアの人気キャラクター、プリニーが来場。来年はこう言った企業名がユニフォームのどこかに掲載されると大変嬉しい。


   今年のMCはギフのスタッフが担当、「内輪で、こじんまり」感が満載である。


   ゲストは、ギフで一番饒舌な村尾龍矢選手と、最も寡黙と言われている地主園秀美選手。今年は怪我に泣いた二人であったが、その分を取り返すくらいの来年の活躍を期待しよう。早くも来年の背番号が決定(?)したようである。


   動画では、来年への抱負を語る。




がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/12/07

Go for 2013 Season ~練習場 編~


   木曽川河畔の笠松町江川運動場付近に整備される「岐阜フットボールセンター」(仮称)の工事進捗状況を視察した。


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   12月7日現在まだ更地であるが、ここに建設される人工芝のサッカー練習場や付属するクラブハウス等を、概ね平日にはFC岐阜が優先的に使用できるようである。

   笠松町が公告する工事入札書には天然芝補修工事も含まれているようなので、ギフもこの天然芝を使わせていただければ練習内容にもバリエーションが広がり大変有難いことである。


   今までは、数多くの練習施設を借りて行っていたのだが、今後はナイター設備のある笠松町のこの施設を主体に、岐阜市の北西部グランドとで、集中的に練習することができると思う。


   クラブハウス等のホスピタリティが充実していて、練習後のフィジカルケアや体調管理が格段に改善されると更にいい。


   そして練習終了後は、あの観覧車に乗ってリフレッシュとか。


がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/11/29

練習見学

『木枯らしに抱かれて』



11月某日の練習試合、北西部グランドに参戦。

   もう始まっている2013シーズン、アブダ#32、ダニロ#35のツゥートップで60分ハーフの練習試合がキックオフされる。


   新たな背番号もちらほら。


   師走の声を聞けば、具体的な情報が発信されるだろうか…。

   久しぶりに120分の「ゲーム」を観させていただいて、ありがとう。(礼)




2012/11/20

2012シーズン総括


VIRIBVS VNITIS ~コンテンツとしてのFC岐阜~



   FC岐阜、2012シーズンの戦況は、残念ながらJ2残留を果たせるかどうかの戦いに終始してしまった。

   昨シーズンの成績を踏まえ、積極的な補強があったとはいえ、冷静に分析した個々の実力と、それも統率する新監督のクラブチームがいきなりリーグ上位には食い込めないのは必然であろうと思う。

   それでも、(余りにも悪すぎた昨シーズンと較べると)格段に楽しめるシーズンにはなった。プレシーズンマッチでジュビロ磐田に勝利したあたりは今年こそやってくれると独りごちるほどだった。

   ただ独自集計したFC岐阜2012戦績を見るまでもなく、得点力不足は否めない。さらに、シーズン序盤はディフェンスが未完成だったので、自ずと勝ち点が積み上げられなかった。

   そんな状態が続く中でも、第18節以降は一度も最下位に落ちずに済んだのは、ギフの他にいわゆるボトム4と呼ばれた「富山」「鳥取」「町田」が同じような成績で推移した結果であろう。

   シーズン中盤から、徐々に零封するゲームが増え、後半では2年ぶりの連勝をすることができた。(このことが話題になる様では寂しい限りである・・・)

   そして、ディフェンスが安定したことにより昨シーズンより劇的に増えたのが「引き分け」の数である。これによる勝ち点1の積み重ねが最後に町田を振り切った要因ではないかと思う。

   紆余曲折があったのだろうか、最下位のギフを選んでくれた新キャプテンの経験値が若いギフのイレブンにも刺激になってくれたのだろう。服部年宏#6の全試合フル出場は称賛に値する。

   また、ギフの発展途上の環境下で指揮を引き受けていただいた行徳監督には、分かっていたとは言え、要らぬ苦労が多かっただろうと思う。是非、複数年の契約更新をしてこの環境改善にも取り組んでいただきたい。(来季も宜しくお願いしますと付け加えておこう)

   2012年のFC岐阜を語る上で避けて通れない問題がある。経営の問題(=クラブライセンスの問題)はギフの越年の課題であったが、今年の経営陣総入れ替えの大なたが最終的にいい方向に動き出したのは皮肉としか言えない。

   「クラブライセンス」を振りかざすJリーグ中枢部と、意見の齟齬(そご)があったとしても、ギフの恩人であり、引いてはJFA発展にも大きく携われた今西和男氏に対する今回の措置は、あまりにも儀礼を欠き残念でならない。

   ただ、薫田新社長の手腕による経営改善策やスポンサー獲得が功を奏し、成績面でもギフはJに残った事実は変わりない。西濃地区を含む岐阜県全体のスポンサードが確立することにより安定した経営と負債解消が成されればギフはもっと強いクラブへと進化できることだろう。

   その為にも、岐阜県における「FC岐阜」を一サッカークラブとしてだけでなく、岐阜県や地元企業の発展の為のPRができるコンテンツとしてさらに熟成して行く必要があるのだろう。FC岐阜SECONDの活動が存続される見込みとなったことでも、さらに地域密着の展開を拡大することができる。

   今こそ地域全体で「一致団結して」FC岐阜をサポートする、そんな次に段階に入ったのである。


がんばろうFC岐阜、共に2013シーズンへ!


2012/11/14

空のむこう、決戦の地へ ~The Last Shooting~


   いよいよ残留を懸けた最後の戦いとなった。
早朝に岐阜を出発し、新東名経由で午前10時に横浜入りする。


   今までにない数のサポーターと報道陣が駆けつけたニッパツ三ツ沢球技場でなんとかJ2残留を決めて貰いたい。


   果たしてFC岐阜最終戦のスターティングメンバーは以下の布陣で臨む。


   2位以内の自動昇格でJ1に上がりたい横浜FCと、引き分け以上でJ2に残留したいFC岐阜、どちらの気持ちが強いか90分後にその結果が明らかになる。


   前半、何時になく攻め込めたギフは、佐藤洸一#18の今シーズン9得点目のビューティフルゴールで先制する。攻守のバランスは横浜FCのそれを上回っているようだ。


   前半の終了間際、カイオ#10のゴールで同点にされるが、今日のギフはやってくれそうな雰囲気でハーフタイムとなる。


   後半、森本良#28のゴールで逆転を許すが、適時の選手交代でオフェンスに変化を付ける行徳監督の采配が冴える。


   そして、佐藤洸一の今シーズン10得点目の同点ゴールは、ギフサポーターの待つゴールサイドに突き刺さる。ここに来て、ディフェンスのみならず、オフェンスについても成長の兆しが見えてきた。


   結局、最後は横浜の怒涛の攻撃し屈し、2-3と惜敗するが、町田ゼルビアのリザルトにより、ギフはなんとかJ2残留を決める。

   富山と鳥取が勝利した為、ギフの最終順位は21位、「もしも」の話はもうしたくはないが、JFLから2チーム昇格があったとすれば、「入れ替え戦」になる順位である。これは運が良かったと言うことでいいのだろうか・・・。決してこの事実を忘れずに2013シーズンを迎えていただきたい。

   いろいろなことがあったシーズンだったが、最後は残留を果たした選手・スタッフに心からのありがとうと、お疲れ様をお伝えしたい。


   シーズン最後の動画は、初参戦ニッパツ三ツ沢球技場のパノラマヴューイングと、遂に捉える事の出来た佐藤洸一の感動のゴールシーン(The Last Shooting of 2012)、迫力あるゴール裏からの映像をご覧いただきたい。




   泣いた、笑った、そして残った。
次回、「Jリーグ記録室」を凌ぎ、FC岐阜のことならどこにも引けを取らない詳細なデータ分析を元に、2012シーズン総括を寄稿する。 行徳監督に託された新生FC岐阜、今シーズンの成績は順当だったのかどうか、(いささ)か気になります。



2012/11/06

「Super Sunday」


   某国では、閏年(うるうどし)のある特定の火曜日を「Super Tuesday」と称し、国のリーダーを選出する為の特別な日に位置付けられている。

   一方、日本の某所での11月の日曜日、サッカークラブチームの存亡を懸けた、熾烈な戦いが繰り広げられる注目の一日となっている。あえて、臆面もなく言わせていただければ「Super Sunday」なのである。その戦いに敗れたグラブチームはJリーグを去らなければならないのである。(JFL若しくは近い将来のJ3へと)


   その真っ只中にいるFC岐阜、大事なホーム最終戦を前に今回はいつにも増して集客活動を集中して行った。

   多少の批判は覚悟の上で、仕事関係各所からの後援会優待券やスポンサー招待券を融通いただき、職場の関係者や知人に勧誘を行う。少しでも予定がつきそうな方に招待券を配布させていただきFC岐阜をPRする。

   普段なら有料入場者に影響があり、諸刃の剣になりかねないので積極的に行わなかったが、緊急事態なので背に腹は代えられない。一人でも多くの観客を集めでホームゲームを後押し残留に決める必要があったのだ。

   これにより、恐らく十数名のアテンダンス増加に微力ながら貢献できただろうと思う。


   ただ、この日は中日新聞社のサンクスマッチとなっており、マスメディアの集客力も合わせるとかなりの入場者が予想される。必然的に駐車場確保が懸念されるので、今日は午前中から、長良川入りした。

   ホーム最終戦くらいは一日市場(ひといちば)臨時駐車場からの「パークアンドライド」を岐阜市や岐阜バスに申請し手配すべきではなかったかと思う。


   午前中から世界イベント村南臨時駐車場に車を置いて、まずはインラインスケートの「長良川カップ」が開催されている長良川河畔へ向かう。心地よい気候の中、ジュニア選手のスピード感溢れるレースを観戦する。


   続いて長良川球場で「ボーイズリーグ府県選抜野球大会」の試合を観戦。こちらの観客席は無料開放され自由に出入りが可能である。


   いくつかのイヴェントを経由して長良川競技場13時の一般入場は、もちろん一番のりである。


   そしてメインスタンドに席を確保した後は、エディオン提供のTVモニターでスカパー「水戸ホーリーホックvsFC町田ゼルビア」を観戦する。ホームなのに劣勢の中、水戸の鈴木隆行#30のヘディングシュートにより、辛くも同点でゲームを終える。 よってこの日ギフが残留するためには勝点3が必須となった。


   そこで今日のFC岐阜である。前節の天王山を落としたショックを引きずっていないだろうか。今日こそはホームのパワーを背中に受けて全力で戦ってほしい。佐藤洸一#18を欠くエクスキューズはあるが、ホーム最終戦、今シーズンの行徳イズムの集大成を見せてくれ。


   零封で守りきったギフではあったが、急場しのぎのオフェンスではゴールを勝ち取るまでは行かなかった。

   町田と同じく、勝点1積み上げて、ギフのホーム最終戦は終了する。望むと望まざるとに係わらず、J2残留の確定は最終第42節に持ち越された。

   最後に今日の動画はホーム最終戦の模様をダイジェストでお届けする。最後の最後まで、ゴールシーンを捉えることができずに終わってしまった。




   ここで現実的な話をしよう。現在の各クラブの実力や置かれている状況から判断すると、町田が2位以内でJ1昇格を目論む湘南ベルマーレに勝利するのはそう容易(たやす)いことではないだろう。

   最終的には今日の互いのドローでギフの残留は濃厚になったと言えるかもしれない。 ・・・ただ、いつも言っているようにサッカーは何が起こるか分からない!!

   町田が最後の力を振り絞って湘南に勝利し、ギフが横浜FCに大敗(これはよくある・・・)した場合、ギフの逆転降格もあり得る。

   最終節の懸念の一つはギフがアウェイなのに対して、町田と鳥取、富山(勝点差優位で既に残留に当確)はホーム戦であることだ。 それならば、ニッパツが少しでもホームに近づけられるよう一人でも多くのサポーターが応援に行くしかない!!

     さあ横浜遠征に向けて、こうしてはいられない。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留まで、あと一つ・・・。



2012/10/29

三連敗喫ス!


   ホーム最終戦をここまで盛り上げる演出は他にない。勝てばJリーグ残留に手が届き、負ければプロで無くなるかも知れない・・・。

   ただ、そんなことよりも町田戦で決めていただきたかったというのが正直なところではある。3連敗後のホーム戦で、どれ程のパフォーマンスが見せられるか不安は残るが、選手達の最後の奮起を期待するしかない。 
 

   ホーム最終戦は、文字通りホームアドヴァンテージを生かし、どんな形でもいいからとにかく勝たなければいけない。
   昨日の町田戦のスタッツの中で、入場者数を見ると2,618人である。ギフは大事な一戦と思っていたのだが、町田ではそれほど関心が高くなかったのか?
   少なくとも、ギフのホーム戦はそんなことではいけないので、一人でも多くの観客を集め、ギフの後押しをいなくてはならないゲームである。 勝つ為にギフの選手に何か足りないものがあるとしても、サポーター結束のチカラがあれば少しでも補えるはずである。

     さあ集客に向けて、こうしてはいられない。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   もう二つしかない・・・。



2012/10/27

前夜~The Previous Night~

日差しが無いと少し肌寒い北西部グランド、大事な試合前の練習場に参戦。

   このところアウェイ2連敗中ではあるが、10月28日の町田ゼルビア戦はJ2残留を懸けた『絶対に勝たなければならない戦い』となった。


   選手達はリラックスしながらも、決戦に向けて徐々にコンセントレーションを高めて行く。明日は是非とも、最高のコンディションと最高の布陣、そして最高の采配によって敵地で勝ち点3を奪取し、一気の残留を決めていただきたい。

   大一番を前にして練習場には今西和男特別顧問が姿を見せていた。元気そうな今西さんに、「お疲れ様です。」と久々にお声掛けすることができた。


   今日の動画は、サポーター有志による横断幕を意識しながらの練習風景、「鳥かご」から「パス回し」、そして大事な試合の前なので個人が特定できないロングレンジでの「紅白戦」の模様を少しだけお送りする。




   決戦前夜、行徳監督と服部キャプテンは最後の作戦会議に余念が無い。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。


2012/10/25

ぎふ清流国体観戦記Ⅱ ~陸上競技プレイバック~


   10月6日、長良川競技場で開催されていた「ぎふ清流国体」の陸上競技を観戦する。

   最近は(もっぱ)らサッカーのナイトゲームで訪れることが(ほとん)どなので、久々の昼間の「メモリアル」は賑やかで、華やかな(たたず)まいである。


   国体仕様に改造された仮設スタンドを巡り、火が入った「炬火台」を間近に臨む。アウェイ側の席に着きオーロラヴィジョンを真正面に見る光景は、何時(いつ)になく新鮮である。


   「国体」は純粋に競技を行うのみならず、各競技団体の功労や功績を讃えるとともに、先日のロンドンオリンピック陸上競技のメダリストを招聘(しょうへい)し、その栄誉に対して改めて表彰を行うなど、分刻みのプログラムによってイヴェントが進行される。


   今回の動画は、この日に行われた競技の中で厳選した2つの種目「少年女子共通 800M走 決勝」と「少年男子共通 800M走 決勝」の息詰まる接戦の模様をお届けする。国体の公式記録と合わせてご覧いただきたい。




   長良川競技場での国体関連の日程は、この後「ぎふ清流大会」が開催されるなど、もうしばらく国体行事が優先となり、FC岐阜のホームゲームが観られるのは11月4日まで待たなければならない。その時、大仕事を終えた「メモリアル」はどんな表情でギフを迎えてくれるだろうか。



   ガンバレ岐阜県!、ギフの心ひとつに。



2012/10/22

The Final Count Down


   負けてしまったことを嘆いても仕方がない。

   次の町田戦について整理して置こう。
  • 勝てば、勝点3を積み上げ、文句なく残留が決定する。
  • 引き分けでは、最終的に勝点で並ばれる可能性が残る。(そうなるには、ギフが2敗・町田が2勝、得失点差で町田の逆転もあり得る。)
  • 負けると、(全て終りでないが)その次のホーム徳島戦は是が非でも勝たなければならない! 引き分けでは厳しい。

   図らずも、次節は2012シーズンの一番弱いプロフットボールクラブ決定戦となってしまった。(まぎ)れもなく、一番弱いクラブがプロで無くなるということである。

   その危機感を、ギフが町田以上に共有できているか、恐らく実力では伯仲しているので、最後は「キモチ」の問題なのかもしれない。そしてギフは「心のチカラ」では誰にも負けないはずである・・・。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   とにかく、あと三つ・・・。



2012/10/20

『再会、ギフとヤマガ』


   アドヴァンテージになればと期待していたアウェイ松本山雅FC戦は、悔しい負け方をしてしまった。
   しかし、もう1秒たりとも下を向いている暇はないので、次節京都サンガFC戦に向けて切替えである。

   この結果、「TOP OF 北アルプス」の初代チャンピオンの座は、新参の松本山雅FCが勝ち取った。


TOP OF NORTH ALPS 戦績表(最終結果)
TONA 岐阜 富山 松本 Pld W D L GF GA GD Pts
岐阜 H 2△2 0●1 4 0 1 3 2 5 -3 1
A 0●1 0●1
富山 H 1○0 1●2 4 2 1 1 7 4 +3 7
A 2△2 3○0
松本
H 1○0 0●3 4 3 0 1 4 4 0 9
A 1○0 2○1
(2012/10/18全日程終了)


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留を懸けた戦いは、あと四つ・・・。



2012/10/15

「メドウ」は有りか?


   今シーズン長良川球技メドウでのホーム戦、最後はモンテディオ山形を迎えてのナイトゲームである。プレイオフ圏内のTOP6に手が届く位置に付けているクラブだけに、ハードなゲームが予想される。


   前半、ボールの支配率は山形が上回る。相手のCKにも必死で防戦するギフという構図で、前半をスコアレスで折り返す。


   後半に入って、ギフは次第に攻撃のペースを掴む。適時の選手交代で、オフェンスがバラエティに機能する。

   あと一歩連携が噛み合わずゴールは生まれなかったが、ディフェンスは終始一貫して山形の猛攻に対応し無失点で抑える。

   最後まで戦い切ったリザルトは以下の通り。既に町田ゼルビアの敗戦が分かっていたので、この勝点「1」は大きい。

   今後、数字だけで見ればギフは町田との天王山10/28アウェイ戦に勝ちさえすれば、残りを全敗してもJ2残留がほぼ決まる計算となる。


   これで「メドウ」での戦績は、4試合で2勝1分1敗、勝点「7」を積み上げられた。勝点率では「58.3%」と5割を超える。

   これは来シーズンも「メドウ」は有りなのではないか! 要所要所でメドウ決戦をブッキングしていただくこととしよう。


   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留へ徐々に近づいて、あと五つ・・・。



2012/10/13

『思いがけない勝利』


   10月13日未明、日本代表はユーロ遠征第1戦(vsフランス代表)で見事な勝利を飾った。
   いわゆる格上のチーム相手に勝つ為の理想的な試合展開、相手の攻撃の時間帯を無失点に抑え、数少ない決定機を確実に点に結びつける、そんな戦い方ができた。
   また、こういうゲームでは相手の猛攻に対してGKのスーパーセーヴが必ずクローズアップされるが、スーパーセーヴもこれだけ続くと、川島永嗣#1にとっては特別なものではなく、高いモティヴェーションの中で繰り出される「当り前」のプレイになっているのかもしれない。

   フランス代表にとってこのゲームは10/16のW杯予選対スペイン代表とのアウェイ戦の前哨戦、テストマッチであり、「勝ち」のイメージを付けたいところであったろうが、それにしては日本代表が予想に反して強すぎた!!。両チームの試合に臨むモティヴェーションの差こそあれ、日本代表は「思いがけない勝利」を掴んだ。
   そして大方の批評家が言う通り、この勝利は決して「奇跡」などではなく、今まで積み重ねてきた日本代表の順調な進化と、低迷期を脱したばかりのフランス代表の現状を考慮すると、大きくは予想の範囲から逸脱しない結果だったのかもしれない。

   これで次の王者ブラジル戦が益々楽しみである。ザッケローニの送りだすジョカトーレに更なる期待をしよう。
   惜しむらくはこのユーロ遠征を特別な思いで迎えた本田圭佑#4が怪我のため強豪クラブにアピールする場が今回は与えられなかったことである。しかし彼は「持ってる」男なので、この苦境を打破し、W杯本大会は最高の形で迎えてほしい。


   日本代表の戦績と今後の日程はこちら


2012/10/08

『漢宰、突入!』


   アウェイ水戸戦はCSで観戦した。体調不良だろうかアブダ#32とダニロ#35を帯同しないまま臨んだ行徳監督、ゲーム間隔が空いたことや長距離移動など、ネガティヴな要素を排除して勝ち点を死守したいところである。 

   序盤、フィジカルはギフが上回っていただけに、ロメロ フランク#24の一瞬の抜け出しをケアできなかったの悔やまれる。
   その後、安定したゲーム展開の中、尾泉大樹#30の度重なるフリーキック・コーナーキックの内、李漢宰#8の技ありのアウトサイドボレーで同点に追いつく。
   後半も、押し気味のギフだったが、最終的には1-1のドローで終わった。

   ただ、ここに来てようやくギフのカタチが徐々に熟成しつつあるようだ。服部年宏#6と漢宰のダブルボランチでタメを作ってゲームを組み立て、関田寛士#25もDFで安定感を見せてきた。さらに、尾泉のFKが確実に相手の脅威になりつつある。あとはFWの組合せで相手の裏を取り数少ないチャンスを得点に結び付ける。残り試合、このギフの特徴を最大限に発揮にして残留に繋げていただきたい。

   ガンバレFC岐阜!、ギフの心ひとつに。
   J2残留を目指して、あと六つ・・・。



2012/10/05

ぎふ清流国体観戦記


   岐阜県で開催される国体、47年前は知らないし、仮に47年後があったにしても係わることはないだろう。FC岐阜のアウェイ戦が続く中、せめて地元開催の国体に参戦しよう。


   噴水が涼しげな「岐阜競輪場」では、自転車競技が行われている。岐阜県での競技人口は高校部活動の年代から多く盛んで全国的にも高いレベルにあるという。

   今日は施設の担当者からお借りした紫色の「大会関係者」の入構証を首から掛けて、邪魔にならないようにしてバックヤードから国体競技を観戦させていただいた。

   どの会場も、その郷土を象徴するカラフルな応援の横断幕が掲げられている。また、岐阜県の特産品を始め、郷土料理で他県の選手をもて成すブースはここでも盛況である。


   成年男子サッカーの「FC岐阜SECONDチーム」は残念であったが、こうして成功裏に終わった国体後は、その流れが引き続きのFC岐阜への支援と注目に繋がればと願う。

   ガンバレ岐阜県!、ギフの心ひとつに。