2011/09/24

結末はPK


   9月も最後のホーム戦、今節のマッチアップは愛媛FC。前節に続き四国勢との対戦である。あの大敗した豪雨のポカスタとは対照的な晴天のメモリアル。台風が通過してからは、しのぎやすい気候となった。


   ちょうどこの頃、日本列島上空を通過し、太平洋に落下したというNASAの人工衛星を奇跡的にカメラは捕らえた。
(※もちろん合成です。)

   地主園#35は大学選手権をスルーして、岐阜に残っての先発出場。今日こそ、ホームアドヴァンテージを生かして勝ち点を一つでも積み上げてほしい。


   前半、両チームとも攻め手を欠き、盛り上がる場面のないままスコアレスで折り返す。


   日に日にダンスの腕が上がるミナモ#2012、今シーズン岐阜で絶好調なのは唯一彼だけなのである。


   後半、アディショナルタイムでの佐藤洸一#18がPKを決めるシーン。
しかし、この試合の最も重要なのは同点に追いついてからのFC岐阜の攻撃。実はこの時点から、本当の意味で今日のゲームが始まったと言っても過言ではない。むしろ、ここからどう戦うかが問われている2011シーズンなのかもしれない。


   リザルトは以下の通り。奪い取った勝ち点1なのか、与えられた勝ち点1なのか、神のみぞ知る。


   試合終了後、郵便局方面の駐車場への帰り道、ブルーノ#34とラファエル#3が自転車での帰宅途中に遭遇する。ささやかに声かけしたら、軽く会釈で返してくれた。ユニフォームじゃないと、なかなか声かけしづらいものです。。。


2011/09/19

「窓の外は雨…」


   東京でのパブリック・ヴューイング、今回は「THE FooTNiK 大崎店」に初参戦する。


   54インチのモニターにいきなり映し出されたのは、大雨のポカスタ。今年は台風の当たり年になってしまった。足の遅い台風が各所に大きな影響を与えている。

   そんな中、前半は積極的な攻撃を見せたFC岐阜、野田恭平#1のスーパーセーヴも飛び出し、順調な立ち上がりかと思いきや、水溜りにボールを取られて、フィニッシュに持って行けない。
   そんなFC岐阜を尻目に、徳島は前半終了間際、ロングパス1本で柿谷#13が先制ゴールを決める。


   後半の入りから、ディフェンスの連携がほころび始める。スカパーの解説者が言う所の「守備が崩壊…」、今に始まったことではないのだが。

   菅和範#7の魂の籠ったゴールで1点は返したものの、今日のゲームは殊更ことさら、昇格争いで息切れしていた徳島ヴォルティスに、再浮上のきっかけを与えてしまった、ただそれだけのゲームに過ぎなかったのか。岐阜にとっては、なんとも寂しいゲーム内容であった。

   ゲーム終了の頃には雨は上がった模様だったが、悪天候の中、アウェイに駆けつけたサポーターや、最後まで走りきったイレヴンにはお疲れ様を。そしてこの場に集まった、常連のFC岐阜関東サポーターの方々に、「次こそは」と挨拶して、「THE FooTNiK 大崎店」を後にした。

   リザルトは以下の通り。


   帰り道、地下鉄の駅を出ると、東京地方は雨模様。吹き始めた冷たい風が一層、心にみる。


2011/09/18

TOKYO WALKER Vol.6 ~ROAD to LONDON~


   リアルTOKYOWALKER、今回は港区六本木に出没! 最初に六本木けやき坂・さくら坂界隈を散策して、辿り着いたのは「六本木ヒルズ」



   まずは「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」で映画の観賞、(ちょっとマニアックな)SF映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」をチェックしたが、SFと言うよりは「アメリカ海兵隊」の戦闘モノとして観ると面白い映画でした。


   続いて、「アディダス オリジナルスショップ 六本木ヒルズ」を覘く。やっぱり“トレフォイルロゴ”への愛着は捨てられない。


   六本木ヒルズの一角にある「テレビ朝日」の1Fロビーには“一押し”の「ロンドン五輪予選」の横断幕が掲げてあった。U-22(来年になればU-23)世代の「SAMURAI BLUE」は来年3月まで、ロンドンへの長い、長い困難な道が続く。

所謂いわゆる「絶体に負けられない戦いが、そこにはある。」と言うことだ。今回もこのフレーズによって要らぬ緊張感をあおられることになりそうだ。


   タモさんも応援してま~す。。。




2011/09/11

ホーム戦、時々なでしこ

   TOKYOで迎えるFC岐阜のホーム戦。「なでしこ」の予選最終中国戦が被ることもあり、両方がPVされるという、お馴染みの「ONCE11」へ。


   試合開始から、どちらがホームかわからない。それでも懸命に、選手は足を止めず走り抜いた。前半はなんとか凌いだので、勝負の後半へ。


   「なでしこ」はここで試合開始。せっかくなので予選トップ通過でロンドンへ行こう。最終戦は楽な気分で。


   後半開始、二本目のYEBISUを空けた所で嶋田正吾#14のゴール。形ができたゴールらしいゴールを久々に見た気がする。

   しかし、オチはドロー。。。
選手はよく戦った。だが引き分けでいいのか、勝ち点1で喜んでいいのか。19位に4ゲーム離されての圧倒的最下位は変わらない。
残り15ゲームでどう帳尻を合わせてくるのか、木村采配の最終の仕上げを見定めなければならない。

   リザルトは、以下の通り。
「なでしこJAPAN」は1-0で中国を退け、トップ通過でロンドンへのチケットを手に入れたことを付け加えておこう。


   今夜は、「FC岐阜関東サポーター」の方々にお会いできて、一緒に盛上がることができた。少しだけだがホームの気分が味わえた、そんなTOKYOの夜でした。ノシ


2011/09/10

TOKYO WALKER Vol.5 サッカーミュージアム参戦


   この日、湯島聖堂ゆしませいどうの白い石の階段に腰かけて、
聖橋ひじりばしから、檸檬れもん色の各駅停車を見送る。

   リアルTOKYOWALKER、文京区湯島の御茶ノ水駅で下車して、いよいよ「本丸」の「日本サッカーミュージアム」に参戦する。「サッカー通り」を曲がればJFAハウスはすぐそこだ。


   「日本サッカーミュージアム」はJFA(ジェイファ)のオフィスビルの一角に位置し、日本サッカー界の歴史を辿ることができ、今や「なでしこJAPAN」のW杯までもが鎮座するなど、多くのサッカーファン・サポーターのトレンドとなっている。



   1階のフロアには忘れてはいけないマスコットが無言で佇んでいた。


   B1フロアは、日本サッカー殿堂と、オフィシャルグッズショップがあり、そしてもちろん我らがFC岐阜の今年のユニフォーム、公式グッズも展示されている。


   そしてB2フロアには、SONYの3D技術を駆使した映像ブースと、本日の目的である“ホンモノ”の「W杯」(女子ワールドカップ優勝トロフィ)が展示されている。
   今も沢山のオーディエンスからフラッシュを浴びせられている。いつの間にか女子サッカーは世界の最高水準に達していたと言う証である。


   一方、こちらは2002W杯のレプリカント。一度でいいから“ホンモノ”が見てみたい…。


   なでしこユニフォームのエンブレムには金色こんじきの星が輝く!(さすがにピンク色ではなかったね。)


   2002日韓W杯の円陣の中には、この背中がいた。#3よ永遠なれ!。


   また、等身大のオリバー・カーン#1が出迎えてくれるなど、B2フロアはいつまでいても飽きることがなかった。


   ここに展示してある記録やトロフィはどれも素晴らしいものばかりではあるが、これは日本サッカーの集大成ではなく、あくまでも通過点に過ぎない。
   なでしこJAPANはロンドンオリンピックでメダルを獲得すべく、既に新たなステージで戦っている。
   「SAMURAI BLUE」は2014ブラジルW杯に向けて、遂に長い長い道のりのスタートを切った。
   恐らく数年後に、またここを訪れることがあると思うが、その時はどんなドラマが追加されているかとても楽しみである。いつまでも人々を魅了し続ける、そんな日本サッカーであってほしいと願う。


   最後に、「ジーコ」入りました。。。



2011/09/03

風は南から…

   台風12号の影響下、第4節ファジアーノ岡山戦が行われた。試合開始時間午後6時の時点で、時折吹く南からの突風をやり過ごせば、雨も無く、気温も上がらず、試合進行には何の問題もなかった。


   問題があったとすれば、やはり今日のFC岐阜である。

   前半から守備意識の強かった岡山ディフェンス陣を前に、ボールの出しどころが見つからない。失点シーンも相手のスーパープレイで失ったわけでもなく、容易に組織を崩されての3失点。


   せめてブルーノ#34が初得点を決めたことをきっかけにして、次節(ホーム3連戦目)に繋げてほしい。このところなんとか得点は取れている。難しいとは思うが、攻守のバランスを保って勝ち点3を、せめて勝ち点1でも、記録に刻んでほしい。


   最後は平成23年9月3日17時30分時点での、台風12号(タラス)の岐阜県岐阜市に於ける気象状況を記録映像として保存する。。。



アディショナルタイム「5分」



   W杯2014アジア3次予選の緒戦、日本代表はアディショナルタイム内での吉田麻也#20の豪快なヘディングシュートで辛くも勝ち点3を手にした。

   いつも言われる緒戦の難しいゲーム運びの中で、格下相手に攻めて攻めてのドローのパターンが危惧されたが、このゲームはなぜが終了間際に得点が入りそうな予感があった。それほどにオフェンスが機能してみえた。
   そして告げられた、アディショナルタイム「5分」、これだけあれば必ず行ける…。

   北朝鮮の誤算は、終了間際までなんとか無失点で凌げたので、勝ち点1に手が届きそうな所まできたにも関わらず、アディショナルタイム「5分」が予想以上に長かったこと。
   通常ならせいぜい「3分」あたりが妥当だが、北朝鮮代表は必要以上に時間を使いすぎた。
   結果だけ見れば90分+4分で決まった吉田麻也のゴールはまさに紙一重に思える。

   これを単純に、無敗のザックJAPANは運も味方していると簡単には言えないが、それでも何か特別なモノを感じさせてくれる。

   さあ、これからはこの勢いに乗って、3次予選は早い段階で通過を決めてしまおう。次は慎重にアウェイのウズベキスタン戦に臨んでほしい。

   これからも我らの「ジョカトーレ」に期待しよう!